CSSの基本形式


 CSSのルールセットは、「セレクタ」と「宣言ブロック」によって構成されており、セレクタに対してスタイルを宣言するという書式になっている。

■CSSのルールセットの構成

       p { color : brown; }
       ~ ~~~~~~~~~~~~~~
       ↑      ↑
     セレクタ  宣言ブロック

 セレクタでは、スタイルを適用する範囲を指定する。宣言ブロックでは、どのようにスタイルを設定するかを記述する。

 宣言ブロックの各スタイル宣言は、プロパティとその値で構成されている。プロパティには、色や位置やフォントの種類といったスタイルの特性を指定し、値にどのようにレンダリングするのかを設定する。


■ルールセットの書式

       セレクタ { プロパティ : 値 }

 複数のプロパティを設定したい場合は、セミコロン「;」で区切って記述する。

 ●複数のプロパティを設定
       p { color : brown ; letter-spacing : 5px }

 複数のセレクタに対して、共通のスタイルを宣言するには、セレクタをカンマ「,」で区切って記述する。

 ●複数のセレクタを設定
       h1,h2,h3 { color : blue }

 プロパティが多い場合は、次のように改行を入れることでわかりやすくなる。

 ●改行で見やすく表示
       p{
        color : brown;
        letter-spacing : 5px;
        font-size : 12pt;
       }

※style属性による部分的なスタイル設定は、上記の書式に当てはまらない。要素に対する属性値として、プロパティ値を指定する。
<p style="color : brown; letter-spacing : 5px">
最終更新:2007年05月17日 15:54