「やっ&なにこれ!こんなの着けろって?
てか、リーダー権の濫用っぽくない?しょうがないぁ。
まじ友達とかに、絶対見せらんない」
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週末デートの前にコミュMAXになった場合のデートキャンセルのメール
>ゆかりからのメールだ
>今日、会う予定だったけど、
>キャンセルしてもらってもいいかな。
>何て言うか&2人で外歩くの、
>まだちょっと恥ずかしいというか&
>えっと&わがまま言ってごめんね。
>&大スキだよ。
>メールはここで終わっている&
>ゆかりとの約束は、キャンセルになった
*ランク9
**昼休み
ゆかり「あ、(名字)君。」
ゆかり「・・・そうだ、あのね・・・」
ゆかり「今度、時間ある日・・・聞いておきたいんだけど・・・」
主人公「まだわからない」
ゆかり「そ、そうだよね、急にゴメン・・・」
ゆかり「もしヒマな時とかあるなら・・・ゆっくり、話したいなって・・・」
ゆかり・・・じゃ、じゃあね!」
ゆかりは妙に慌てている・・・
放課後、声をかけてみようか。
**放課後
ゆかり「あ、(名字)君。」
ゆかり「帰り、一人なの?私もなんだけど・・・」
ゆかり「じゃっ、じゃあさ!今日は・・・」
ゆかりはなぜか、恥ずかしそうだ。
ゆかり「わ、私のとこ・・・来てみる?」
・・・ゆかりの部屋に行くことになった。
**ゆかりの部屋
ゆかり「・・・なんか、たかが(名字)君なのに妙にキンチョーするなあ。」
ゆかり「みんな寮にいるし、部屋に入れたの、バレないかな。」
ゆかり「大きな声出したら聞こえちゃうよ・・・」
ゆかり「・・・!!」
ゆかり「やっ、ちがっ、何言ってんの!?変なこと考えないでよね?」
主人公「何も言ってない」
ゆかり「そ・・・そっか。そうだね。」
ゆかり「私、割とこれ・・・パターン?」
ゆかりは照れ臭そうに笑っている。
ゆかりとしばし、楽しく語り合った。
ゆかり「あ、そうだ。あのね、渡したい物があって・・・」
ゆかり「これ。」
ゆかりから何かを受け取った。
ゆかりのストラップを手に入れた。
ゆかり「知ってるよね。私がずっと携帯に付けてた、編みぐるみ。」
ゆかり「ホントはこれ・・・ムーンライトブリッジの開通式で売ってたマスコットなの。」
ゆかり「ずっと昔から大事にしてたんだ。」
ゆかり「・・・お父さんが、買ってくれた物だから。」
ゆかり「・・・ ・・・。」
ゆかり「前はね・・・よく部屋で、この子に話しかけたりしてたの。」
ゆかり「ハハ、けっこうネクラでしょ?」
ゆかり「でも、(名字)君に会ってから、いつのまにか・・・しなくなった。」
ゆかり「でね、それを(名字)君にあげた意味を・・・今から・・・言うから。」
ゆかり「い、一度しか言わないよ?」
ゆかり「・・・ ・・・。」
ゆかり「(名前)、君・・・好きだよ。」
ゆかり「・・・ ・・・。」
ゆかり「おっ、おしまい!」
ゆかりから大好きな人として強く求められている。
ゆかり「ねえ・・・全部終わったらさ・・・どっか出かけて、2人っきりで過ごしたいね・・・」
ゆかり「あ、あのさ・・・そういう時間を、今日、ちょっと、前借りしても、いいかな?」
ゆかり「もう少し、2人っきりで、いたいな・・・」
ふたりは抱き合う
ゆかり「は、恥ずかしいよ・・・」
長い間、ゆかりと一緒に過ごした。
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*ランク10
ゆかり「あ、(名前)・・・君。」
ゆかり「・・・私はもう、大丈夫。(名前)君がいてくれるから・・・」
ゆかり「(名前)君にも、私がいるんだからね。忘れないでよ?」
ゆかり「・・・ ・・・。」
ゆかり「も、もう、あんまり見ないでよ・・・」
ゆかり「こんな顔、見られたら、また、噂になっちゃうでしょ?」
ゆかり「・・・ ・・・。」
ゆかりとの固い絆に、かけがえのないものを感じる・・・