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離脱入門 - (2015/08/06 (木) 11:19:04) のソース

*離脱入門
//編集中
//段階別に変えました
//具体的な方法論が別ページにあるものはそちらへリンクしてください。
//意識の深度で起こる現象の追加記入をよろしくお願いします。

幽体離脱入門者が、離脱するためにどんなことをすればよいのか?ということは、
このwikiをよく読んだり、[[離脱関連サイト>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/87.html]]を覗けば具体的かつ詳細な情報が得られます。
ここでは、ものぐさな初心者のために、大雑把に説明します。

-[[離脱の種類>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/460.html#離脱の種類]]
-[[意識の深度>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/460.html#意識の深度]]
-[[意識の落とし方>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/460.html#意識の落とし方の基礎]]
-[[離脱へ向けての訓練>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/460.html#離脱へ向けての訓練]]
-[[意識を持ち上げていく離脱>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/460.html#意識を持ち上げていく離脱]]
-[[離脱後の世界>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/460.html#離脱後の世界]]

参考リンク
[[用語]]
[[色々な離脱の仕方ポータル]]
[[幽体離脱Q&A]]
#search(まとめを検索) 

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*離脱の種類&anchor(離脱の種類)
離脱の仕方は大きく分けて、二種類あります。

・意識を落としていくタイプのもの
 &bold(){リラックス → 変性意識状態 → 離脱}
 という工程を経るもので、入眠時離脱、二度寝はこれに当たります。

・意識を持ち上げていくタイプのもの
 &bold(){夢(→明晰夢/自覚夢) → 離脱}
 という工程を経るもので、夢からの離脱、出眠時離脱はこれに当たります。

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*意識の深度&anchor(意識の深度)
意識を落としていくと、心や体に様々な変化が現れます。
ここでは、&bold(){便宜的に}意識の深度を六段階にわけて説明します。
大まかな流れを把握して、訓練をする際や記録の参考にしてください。
[[check:幽体離脱プロセスシート>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/137.html]]

**第一、第二深度
心身の準備をする段階で、ほぼ覚醒しています。
リラックスしながら意識を落とすと、次第に全身の感覚が鈍くなります。
:第一深度、第二深度で起こることがある現象|
・体が痒くなる
・唾液が気になる
・おならや咳が出る
・体の座りが気になる
・ジャーキング
・手足の感覚がなくなる
・小さい耳鳴りが意識できる
・自然と瞼が重くなる
・細かいことが気にならなくなってくる
・体温があがってくる

**第三深度
短時間の意識の消失と持ち直しを繰り返す段階。
(この現象は『クリックアウト』と呼ばれたりもします)
同時に眠気が増し、頭が睡眠に移行しようとするため、思考を維持しづらくなります。
眠気と意識を落とす速度のバランスが取れている場合は、この段階はないことがあります。
この段階で寝てしまっても、夢から離脱する工程に入れることもあります。
:第三深度で起こることがある現象|
・寝落ち
・夢を見始める
・催眠の指示を聞き逃す
・ヘミシンクやオベパルスの音が飛び飛びになる
・自分の意志とは関係なく、様々な思考が勝手に流れていくような感じがする
・集中が途切れ、離脱法を勝手に中断してしまう
・瞬間的に何かの映像の断片が見える

**第四、第五深度
体が寝ている段階です。
全身が無感覚になり、意識は[[変性状態>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/20.html#hen]]に入ります。
徐々に緩やかな前兆が起こり始め、次第に強くなっていきます。
名倉に意識を合わせるのが上手い人は、何も起こらないことがあります。
:第四、第五深度で起こることがある現象|
・外部刺激の遮断
・呼吸オートモード
・心拍が早くなる
・息苦しさ
・不安感、恐怖感
・楽しさ、幸福感
・浮くような心地よさ
・沈み込むような感覚
・重さ
・金縛り
・振動(大、中、小)
 ・くすぐったい痺れるような感覚
 ・体がガタガタするような感覚
 ・揺れるような感覚
・回転、浮遊、落下などの平衡感覚の混乱
・音が聞こえる幻聴 → 相手を感じる幻聴
 ・耳鳴り、轟音
 ・人の声、音楽
・うっすらした幻視 → はっきりした幻視
 ・天井がすぐ近くに感じる
 ・見ているかのようにイメージできる
・圧がわかる幻触 → 温度や質感までわかる幻触
 ・体が引っ張られるような感覚
 ・身体感覚の伸展
 ・手足が遠く感じる

**第六深度 
抜ける寸前の段階です。
具体的な乖離感が発生し、名倉体へ移行します。
:第六深度で起こることがある現象|
・沸き上がるような予感
・イメージと一体化する感覚
・感覚が乖離しているような違和感
・急激な落下や上昇で体から離れる感覚
・イメージを伴う体の回転
・部分的な離脱感
・自分の寝ている姿がしっかり視える

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*意識の落とし方の基礎&anchor(意識の落とし方の基礎)
意識を落としていくと、[[変性意識>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/20.html#hen]]と呼ばれる状態に入ります(第四深度~)。
ここに至るにはいくつかのコツがあります。

:受動的集中|
受動的集中とは、リラックスして、ただぼーっと自身を観察すること。
具体的には、睡眠欲求に抗うことに意識を向けず、内的感覚に意識をたれ流すことです。
身体感覚、イメージ、心のありようなど、離脱法により対象は様々です。
[[参考:受動的集中>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/235.html#jyudou]]

:感覚遮断|
起きているが、リラックスして何も感じない、意識されないような状態。
[[参考:感覚遮断、感覚想起について>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/235.html]]

:快の感覚|
快とは、気分がいい、気持ち良い、心地いい、落ちつく、和む、楽しい、嬉しい、幸せ、モチベがあるなどの感覚パターンのことで
体や心をぼっーっと観察しながら、特にこれらの快をすくい取るように感じ取っていると、意識が深く誘導されやすくなります。
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もし、快の感覚がわからないのなら、リラクゼーションやヒーリングに用いられるような
典型的なイメージパターンから感じ取れる心地よさを想像してもらえれば良いかと思います。
初めは、深呼吸をしたときの心地よさ、脱力したときの心地よさなどから入るとわかりやすいかもしれません。
.
一つ注意して欲しいのは、快を感じられるかどうかを気にかけすぎていると、それが受動的集中を妨げる可能性もあります。
慣れないうちは、あくまで、ぼーっと観察する『ついでに』快を感じるようにするようにしてください。
[[参考:離脱できる意識のタイプの意識の持ち方>http://viprdnt.blog.shinobi.jp/Entry/256/]]

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*離脱へ向けての訓練&anchor(離脱へ向けての訓練)
訓練をする際には、目的意識を持ちましょう。
自分がどの段階まで行けて、次にどんな状態になりたいのかで、とるべき手法は変わってきます。
離脱記録をつけ、自分が到達できる深度は把握しておきましょう。
各種訓練の具体的な方法論は[[離脱法まとめ>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/432.html]]を参考にしてください。

なお、初心者が意識的に集中していられるのは、三十分から一時間程度が限界だと思います。
始めは、それまでに寝落ちせず、第三深度を超えられれば上出来だと思ってください。
まずは第四段階の変性意識状態までを目標にするといいでしょう。
変性状態の感覚を掴めると、前兆を起こしやすくなります。
**体調と環境のコントロール
心地よさは深いリラックスを生み出します。
環境を整えるという行為は、それだけでモチベーションを高めるものです。
:適度な運動、頭の体操|
筋肉がほぐれ、血行がよくなり、長時間の姿勢の維持に役立ちます。
疲労がほどよく浅く長い眠気を誘います。

:[[日記>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/17.html#夢日記]]|
夢と離脱訓練の両方の内容をつけましょう。
自分が経験した感覚を記述することで、意識を保ちやすくなり、誘導が容易になります。

**意識をコントロールする訓練
速やかに意識を落とすこと、寝てしまわないことを両立させることを考えましょう。
意識の落ちやすさは、その日の体調や精神状態によって左右されることも考慮にいれるとより良いでしょう。
:[[自律訓練>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/32.html]]|
基礎訓練としてとても重要なものです。
心身をリラックスさせ、意識をスムーズに落とすことができるようになります。
ジャーキングなどの予防にもなります。

:呼吸|
腹式呼吸、呼吸に伴うイメージ法を身につけましょう。
深く緩やかな呼吸は、心身を落ちつけ、集中力を増加させます。
参考:[[腹式呼吸の方法>https://web.archive.org/web/20090723070530/http://www.akakura.gr.jp/~akakura26/n026-fukusikikokyu.htm]]

:数数えや開眼|
眠気の増大を感じるのに役に立ちます。
意識が空白になるまでの時間を把握するのに最適です。

:催眠|
催眠を利用することで、「意識が落ちる」「覚醒する」という感覚が掴みやすくなります。

**第三段階で寝落ちしないコツを掴む
意識の端っこに引っ掛かるものを作っておくと、寝落ちしにくいです。
:暗示をかける|
自己暗示を繰り返しかけることで効果を発揮します。
暗示は自律訓練に組み込むと効率的でしょう。
[[暗示の掛け方>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/235.html#anji]]

:アラームをかける|
アラームをかけることで、強制的に自我を取り戻します。
得手不得手により、刺激の強さを調節する必要があります。

:体にいつもと違う刺激、負荷をかけておく|
ストレスにより自然と眠りが浅くなることを利用したものです。
手足に圧をかけるものから、オナ禁まで方法は様々です。

**感情をコントロールする訓練
離脱の前後には、肉体にある種の生理的な興奮が伴うことがあります。
それに記憶の混乱が伴うと、感情を刺激して、離脱の大敵である緊張を生み出します。

:[[エネルギー変換箱>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/17.html#エネルギー変換箱]]|
幽体離脱に恐怖を持つ人は、是非やりましょう。
悩みや不安、雑念など、日常的なことに対しても有効です。

:その他イメージ法|
自己催眠を利用した、感情をコントロールするためのイメージ法はたくさんあります。
基本は悪いものを体から取り除き、浄化するというイメージになると思いますが、興味があればググってみてください。

**[[前兆>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/267.html]]の誘導
前兆がくれば、直感的に必ずそれとわかります。
その時は、慌てずにまずは落ち着いてください。
第五段階でも、リラックスと平常心を保つことが大切です。
前兆の感覚を記憶しておくと、大きな成長に繋がると思います。
:感覚の想起|
前兆は、前兆の感覚を想起することで誘導することができます。
ですので、想起のとっかかりとなる感覚に集中するのが有効です。
例えば、「幻聴」や「振動」なら耳鳴りに集中していると誘導されやすいようですし
「金縛り」なら体の内側から這い上がるような痺れを想起することで誘導できると言われています。
ただし、個人の体質や体調によって、来やすい前兆は違います。
特定の前兆が来ない体質なのに、無理にその前兆を導こうとするのは、大きな遠回りに繋がるかもしれません。
まずは変性状態からの変化に注意を払って、自分の感じやすい前兆、そしてそのとっかかりとなる感覚を探ることが肝心です。

:意識の解放|
この項目は訓練とはことなりますが参考までに知っておいてください。
寝落ちせずに第三深度を超えると、変性意識に入りますが
受動的集中をしているつもりでも「寝落ちしない」力が無意識に入っていると
第四深度あたりから意識がなかなか落ち辛くなることがあります。
意識を落とすためには、心の緊張を解き、意識を脱力させることが必要になるのです。

**抜ける準備
抜けるのは難しくありません。
抜けられる状態にまでなることと、それに気がつくことが難しいのです。
前兆状態の有無はあまり関係なく、意識の深度と在りようの問題なので
特に訓練する必要はありませんが、一度その感覚を知るということが大切です。

:ローリング|
抜け方で一番有名なのは[[ローリング>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/325.html]]です。
ローリングは離脱できる状態になれば有効なもので、必ずしも金縛り状態で行う必要はありません。
他にも[[離脱法まとめ>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/432.html]]を参考に、様々な抜け方があるので試してみてください。

:前兆の維持と増幅|
多くの前兆(金縛り除く)は、増幅すると自動的に抜けることに繋がります。
しかし、あまりに急に増幅したりすると、集中がとけて覚醒してしまう可能性もあります。
まずは前兆を感じてる状態を維持、そしてそれを緩やかに増幅していく技を体得しましょう。

:心像入身|
心に浮かんでくる夢のようなイメージに、自らの意識を映し込む方法です。
抜けた感覚がしないことが多く、やや名倉が不安定になりがちですが、最も応用の広い方法です。
夢から離脱する際のテクニックにも繋がるので、習得しておいて損はないでしょう。

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*意識を持ち上げていく離脱&anchor(意識を持ち上げていく離脱)
&bold(){深い眠り → 夢を見始める段階 → 夢を意識し始める段階 → 夢を自覚する段階 → 離脱}
という工程をとります。
どこから自我が発生するのかは、訓練と体調次第です。
**訓練法
このタイプの離脱は、自分をコントロールすることが難しいので
覚醒時に離脱の種を仕込むことによる訓練が主となります。
入眠時離脱とは勝手が異なるので、離脱法まとめをよく参照してください。 
:体調と環境のコントロール|
生活習慣作りから入ることになります。まずは夢を見やすい寝方を模索してください。
運動、食事、睡眠時間の調節、意識の持ちようなど、コントロールできることは積極的に利用してみてください。

:夢日記|
最も大事なものになりますので、重点的に行ってください。
ほぼこれがすべてといっても過言ではありません。

:暗示と刷り込み|
夢の中で夢と気づくスイッチを作るとより効果的です。
暗示は入眠時に変性状態になった際に行うと効率的かもしれません。

:習慣作り|
夢や偽りの目覚め等に有効となるのが、寝起きの習慣作りです。
目覚めたら「本当にここは現実か?」と確認する習慣をつけると良いでしょう。
具体的には、方法はお好きなもので結構ですが、現実では不可能な行為がわかりやすいそうです。

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*離脱後の世界&anchor(離脱後の世界)
離脱できたらおめでとうございます。
しかし、抜けた直後にも問題は少しあります。
一つ目は視界の問題。二つ目は滞在時間(名倉体の定着)。
この二つをクリアして、ようやく一人前のリダンツァーです。
対処には、集中と儀式的行為が中心になるでしょう。
その状態を維持できたなら、あとは好き勝手するだけです。
[[長期離脱>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/214.html]]や[[小技>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/461.html]]や[[体験談>http://www13.atwiki.jp/ridatu/pages/38.html]]を参考に研究を重ねてスレで発表しましょう。
**視界の確保
:壁や床を触ったり叩く|
手先、足先の感覚に集中すると、視界と安定両方をもたらします。

:メガネをしたり、アイマスクを外す|
儀式的行為により、脳に正常な記憶を掘り起こさせます。

**滞在時間
:ドアを開けて部屋を移動する|
移動しようという意思は、プラスに働くこととマイナスに働くことがあります。
先がわかっている見なれた場所ほど、安定効果を生み出すようです。

:現実のことを考えない|
戻される要因としては有名です。
名倉体から現実の体へと意識が逆戻りすることがあります。

:自分の体を確認しない|
現実のことを考えないのと同様の理由です。

:興奮しない|
現実の体も興奮し、覚醒することがあります。
性行為や飛行などをする際には、落ちつくことを心がけてください。
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