未だに南京大虐殺について、無かったとか言う話題が出るので、ちょっと調べてみました。 よく有る、20万都市でなんで30万も死ぬのか、という話について。
まず、人口二十万の範囲。 これが極東裁判で最初に言われた話みたいなんですが、推定20万いた、というのは「国際安全区」という所らしい。この区域は地図上で見比べてみると、だいたい大阪城とか、皇居とかと同じくらいの広さに見えます。
で、南京大虐殺を語る時の範囲としては南京城内とか南京市内とか広くなると南京行政区で語っちゃう人もいるんですが、それぞれ地図で同じくらいの大きさの所を調べてみます。
まず、一番狭い南京城内ですが、これは大阪で言うとJR環状線の中くらいの広さ、東京で見ると山手線を半分に切ったくらいの広さのようです。
で、南京市内はだいたい大阪なら北河内と同じくらい、東京だと首都高の中央環状線が完成予定図の内側くらいかな?といった所です。
で、南京行政区となると、だいたい大阪府や東京都と同じくらい?ちょっとここまでになると簡略された地図の縮尺がよく掴めなかったので、はっきりとしません。もっと広いようにも見える...
6県なんで、首都圏とか、近畿圏とか、そのくらいのスケールなのかも知れません。また気が向いたらしらべます。
戦前には、南京城とその周辺で85万人、南京市で約100万人、行政区になると250万以上はいたみたいです。現在では770万とか。
ちなみに、大阪府の人口は880万強、うち北河内で120万、東京都の人口は1200万弱です。