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真夜中に鳴り響く携帯を見つめた。
公衆電話だった。
公衆電話だった。
真夜中の電話は、あまり嬉しい知らせを伝えない。
今まで、一度も嬉しい知らせを受けた事は無かった。
だから、私が溜息交じりに通話ボタンを押すまでに、コール音が7回を数えたのは不自然ではなかっただろう。
今まで、一度も嬉しい知らせを受けた事は無かった。
だから、私が溜息交じりに通話ボタンを押すまでに、コール音が7回を数えたのは不自然ではなかっただろう。
案の定、それは嬉しい内容ではなかった。
――友人が事故に遭ったと。
一瞬で睡魔が遠のき、その場で適当な服を着込みタクシーに手を上げた。
病院に駆けつけ、待合室のソファーに身を静めてから、駆けつけた所で何が変わるわけでもないのにと自嘲めいた微笑が浮かびかけた。
流石に身内の前でそんな失態を見せてはまずいと、何とか堪えたが。
病院に駆けつけ、待合室のソファーに身を静めてから、駆けつけた所で何が変わるわけでもないのにと自嘲めいた微笑が浮かびかけた。
流石に身内の前でそんな失態を見せてはまずいと、何とか堪えたが。
暫くして、彼女が死んだ事を医者は告げた。
私は彼女の家族に、どんな言葉をかけていいか悩み、俯いた。
なんともなしに、涙が溢れた。
だけど、どうする事も出来なかった。
私は彼女の家族に、どんな言葉をかけていいか悩み、俯いた。
なんともなしに、涙が溢れた。
だけど、どうする事も出来なかった。
私が駆けつけ、泣いた所で何も変わりはしない。
彼女は、もう戻ってこないのだから。
彼女は、もう戻ってこないのだから。
事故から数時間。あっけないほどに早く、彼女は死んだ。
あの日から、数日たつ。
私は何も変わらない生活を続けた。
私は何も変わらない生活を続けた。
何時もより多く酒を飲む日が増えた。それ以外、何の変化も無い。
カテゴリ: [雑記] - &trackback() - 2005年07月03日 14:14:44
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