散歩
今日はみんなで散歩です。
源 「くそ。
散歩とかいっても食糧探しじゃねえか」
金城「文句言わないの!
ほら、荷物もって!」
源 「お前の方が力強いくせに…」
金城「え、何?
蹴られたい?」
深澤「僕はメカをいじりたいんですけどねえ。
あーもう僕は電源のないところは
苦手なんですよ」
國分「文句言うな、働け。
今夜はたけのこ飯だ」
深澤「だから僕はたけのこ嫌いなんです!
あー、何でわかってくれないかな!!」
國分「結局それか」
輝春「兄貴、待ってよ!」
倖 「…子供じゃないんだ。
輝春は一人でも歩けるだろ」
輝春「いや…いやだ!
待って!待って!
お兄ちゃん!置いていかないで!」
倖 「…おいおい。
散歩で何取り乱しているの?」
輝春「だって…」
竜造寺「そわそわしてるね」
柱「え、…そ、そんな事ないよ」
竜造寺「やっぱり、あいつが気になる?」
柱「そそそそ、そんな事ないよ。
ほんと」
竜造寺「僕は気になるな。
ふっ…、よりにもよって同じ人を
好きになるなんてね…皮肉なもんだ」
荒木「剣さん。
そこ、木の根があるから」
先内「大丈夫、わかるよ雪子。
……それより君が気をつけた方がいい」
荒木「ふふ、何を…?
おぐぉ!」
先内「言わんこっちゃない…」
芝村「……大丈夫か。
疲れないか」
紅 「……大丈夫。
……」
芝村「どうした」
紅 「……今日は、優しいね」
芝村「……太陽が出ているせいかな」
斉藤「あー、いいなあ。
みんな仲良くして…
神海「斉藤さんでも誰かと仲良くしたいんですね」
斉藤「そうなのよ。
……ん?
何か複雑な気分」
神海「あわわ。
い、いや、今のは正直な気持ちであって
別にそれに悪気があったわけでは」
斉藤「そうなの?
じゃ、いいか。えへへ」
結城「いっくぞー、コガ!」
コガ「バウ!」
結城「散歩界に一石を投じる速度記録だぁ!」
コガ「バウ!」
伯爵「バカ騒ぎして…」
風間「あの年頃はああいうものです。
たまにはいいでしょう。
透子様も以前は…」
伯爵「言わないで!」
善行「山歩きも悪くはないと思うんですが……。
息が、切れますね。」
スキピオ「にゃーん。」
善行「こういう時にかぎって貴方が抱かれて
移動しようなんてするせいですよ。
こら、普通の猫のまねするな。」
スキピオ「にゃーん。」
石津「ふふ。」
善行「まったく。
笑わなくてもいいでしょう。」
瀧川「散歩かぁ」
舞「嫌いか?」
瀧川「いや、昔は嫌いだったけど。
今は好き」
舞「だろうな。
私もだ」
みんなで楽しく散歩をしました。
月見
今日はみんなで月見です。
深澤「何で源さんと僕なんですか」
源 「しょうがねえだろ。
俺たちモテないんだから…」
深澤「…はぁ?
それ本気で言ってるんですか?」
源 「何だとコラ!?
お前モテてるつもりか!」
深澤「モテてるのはあなたでしょうが!
……ちょ、ちょっと、何ですか
その憐れんだ目は!!」
源 「隣の芝生は青く見えるって言うぜ」
竜造寺「國ちゃん、ここに座らないか。」
國分「すまんな。
おお、いい月だ。」
竜造寺「うん。
……………………。」
國分「こういうのを見ていると。」
竜造寺「見ていると?」
國分「この国を守らなきゃって思うよな。」
竜造寺「そうか。
國ちゃんはすごいなあ。」
スキピオ「にゃーん」
先内「何だい。
君もはぐれたのかい?」
スキピオ「ゴロゴロ……」
先内「ははは…、ねえ猫さん。
月は、きれいかい?」
英吏「まあまあだな。
青くて美しい月だが、黒い月が圧迫感を
与えている。
空が落ちてきそうな感じがする」
先内「英吏か。
……そうか。ありがとう」
英吏「女でなくて不満か。」
先内「いや、僕は君が好きだよ。
やかましくないしね」
英吏「ふっ」
輝春「兄貴。
そんな顔で月を見ないで」
倖 「何で?」
輝春「だって…そんな目していると、
…兄貴、遠くに行きそうで」
倖 「遠いから目を細めているだけだよ。
心配性だな、輝春は」
輝春「だって…」
柱 「あ、あの」
金城「……何よ」
柱 「げ……あ、いや、何でもないです」
金城「言っとくけど。
あいつの居場所なんか、私知らないから……
……逃げられた」
結城「あれ、雪子ちゃんも暇なの?」
荒木「剣さんが、一人でいたいって…。
私、いらない子なのかな。」
斉藤「だ、大丈夫ですよ。
ほら、私よりは全然マシですって。」
荒木「まあ、それは……。」
斉藤「……え?」
結城「お?」
斉藤「……何ていいました?」
荒木「あ、ああ。
いえ、月が奇麗ですねって。」
斉藤「……じゃあなぜ逃げる?」
風間「月、か。
どこで見ても、月は同じだな」
紅 「………」
風間「おお?
娘、なぜ泣く?」
神海「患者さんたちも、この月を見ているのかな」
伯爵「痛みで眠れないのなら、そうだろうな。
…あ、いや、すまん」
神海「伯爵も、疲れておられるのでは
ないのですか?」
善行「風流ですね、月見なんて。
……歌ってくれますか。」
石津「……あなたも歌うこと。」
善行「もちろんですよ。」
滝川「黒い月までよく見えるぜ。
へっ。」
舞「いずれはあそこにも手が届く。
そうあせるな。」
滝川は黒い月へ拳を突き上げた。
滝川「……見てろよ。
俺は、いずれお前のところへたどり着く。」
みんなで風流に月見をしました。
カラオケ大会
「今日は、小隊対抗カラオケ大会だ。
他の小隊には絶対に負けられないな。」
カラオケ大会にあなたと共に出る
4人のメンバーを決めてください。
「絶対勝とう!」
「おう!」
○○の熱唱により、
周囲は言葉を失っています。
これは期待できるかも。
素晴らしい熱唱だった。
この場にいる全員がスタンディングオベーション
で迎えています。
○○は、それなりに無難に歌っています。
無難にまとめたせいか、
なんとか最後まで歌いきりました。
○○は、音をはずしまくっている…
目もあてられない。
「カーン」○○の熱唱も虚しく、
途中で終わってしまった。
体育祭
「ライバル小隊との綱引きの団体戦だ。
みんな頑張ろう!」
団体戦にあなたと共に出る
4人のメンバーを決めてください。
水浴び
今日は水源地で水遊びをします。
柱 「見、見ないで!」
源 「見ないでって、見なければ
助けられねえだろうが!」
柱 「だ、駄目!
透けてる、透けてるから!」
金城「このエロガキィー!」
源 「うわぁ!」
ドバン! ドバン!
金城「天誅……。」
金城「……あれ、空歌まで落ちたの?」
柱 「……ひどいです。」
善行「寂しくはないんですか。」
舞 「何の事だ。」
善行「青と離ればなれになるのは、
寂しくありませんか。」
舞 「離れているのは距離だけだ。」
善行「やれやれ。
すごい強がりですね。」
舞 「…?」
善行「顔がこわばってますよ。
……いや、顔おさえないでも。」
滝川「……綺麗だな。」
石津「そうね……。」
滝川「脚、濡れてるぞ。
へへ。」
石津「あっ……そっちは。」
ドバン!
石津「ばかね。」
風間「泳ぐのはいいが、
ちゃんと準備運動しろよー。
イッチニッ、イッチニッ」
深澤「誰ですか。
こんな人つれてきたのは」
國分「俺じゃねえよ」
深澤「最悪だ。
みんなの水着姿期待してたのに」
風間「うん?俺の水泳姿に惚れたか?
わはははは」
深澤「最悪だ」
國分「だから俺じゃねえよ」
竜造寺「目が見えないと、
こういう時、楽しめないかな」
先内 「杞憂だよ。
水音がきこえる。
人の楽しそうな息遣いも。
風も普段とは違う。
僕は、目が見えている君の方が、
良く周りが見えてないように見えるね」
竜造寺「そうか。
じゃ、僕も目をつぶってみるかな」
先内 「ああ。
そうするといい」
先内と竜造寺は音を聞いています。
スキピオ「にゃーん」
紅 「……おいで」
スキピオ「にゃーん」
紅 「……恐くないから、おいで」
英吏 「……違う。
そいつはお前の影を見て
魚が逃げると言っている」
紅 「え?」
スキピオ猫はうなずくと、
釣竿を使って魚を釣り始めた。
紅 「………」
英吏 「まあ、猫も古くなるとこういう奴もいる。
気にするな。
勝吏兄さんはどうだ?」
スキピオ「にゃんにゃん」
英吏 「そうか……」
紅 「……」
神海「はい、もういいですよ。
軽い日射病だと思います」
伯爵「すまんな……」
神海「いえ。
普段の過労もあると思いますから」
伯爵「実際に戦っている奴ほどではない。
すまない。
水遊びでもしてきてくれ」
神海「伯爵はどこに?」
伯爵「仕事に戻る。
そちらの方が安らぐ」
みんなで楽しく水遊びをしました。
最終更新:2007年09月11日 17:10