吉田 遥(よしだ はるか)は、あなたを見ると、顔を背けて走っていった。(PC男性)

「…吉田 遥(よしだ はるか)。
…よろしく」
ひどく無愛想な人だ。(PC女性)


話しかけようとしたら、目算を誤って思わず体が接触してしまった。
遥は、おびえた目でこちらを見て、何も言えずに走り去った。(PC男性)

話しかけようとしたら、目算を誤って 思わず体が接触してしまった。
「ごめん…あんまり触られるの、好きじゃない…」(PC女性)


…遥は眠そうだ。
アクビしている。


夜の遥は、楽しそうではある。
熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
あなたを見てゲームするのをやめた。


遥は、熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
あなたをちらりと見たが、
別にどうという事もなくまたゲームを再開した。


遥は熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
あなたをちらりと見た後、遊びながら口を開いた。
「…他人が遊んでいるのを見てて、楽しい?」
(君を見ているのは楽しい)
「……。
……その、…見るだけなら…いいよ…」
(いや、楽しくない)
「……」
ゲーム機を渡されました。
「…はじめよう」
二人で遊んでしまいました。


遥は、熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
(のぞき込む)
すごいハイスコアだ。
何をどうやれば、こんな点数が叩きだせるんだろう。
遥は、少しだけ誇らしく胸を張った。
(目つき、悪くなるよ)
「…」
気にしている事を言ったらしい。
遥は、ゲームオーバーになった。
「……。
………。
…………。
嫌いだ。
…大嫌い」


遥は、熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
「…私…男の人…駄目だから…。
本当に…駄目だから…だから…。
…だから…それ以上…優しくしないで…。
…近寄らないで…お願い…。
…でないと…私、泣いてしまう…」


「男って…駄目だよね。
すぐ暴力つかうし。
…私をアイテムみたいに言うし…。
…仲良く…しようね…。
親友…だから」(PC女性)


遥は、熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
あなたをちらりと見た後、
ゲームを遊びながらそのまま口を開いた。
「…岩崎さん、最近私に冷たいんだ。なんで…かな」
「私が工藤さんの事、好きといったせいかな…」(工藤が部隊にいる場合、追加)
(遥は男嫌いじゃなかったっけ?/う、うん?)
「…岩崎さん、女だから…。
…私もずっと勘違いしてたけど…。
そう、なんだって…だから私…」
遥は、顔を赤らめた。


「…私は…女の子が好き。
だって…触ったら気持ちよさそうだから。
男の人は、気持ち悪い…」


遥との会話内容を伝えました。
岩崎「あ、あははは。
  そういう事があったのか。うんうん、困ったものだね。
  実は、僕がこの間彼女の知人に昼飯をいただいた時にだね、
  その知人が、彼女が家に帰ってこないので困ると言うんで、僕が連れ戻したんだよ。
  でも、彼女は大のつく男性嫌いじゃないか。
  そこで僕も女だってまあ、その少々事実を脚色して言ったんだよ。
  うん、何かそっちの方が言う事聞いてくれそうだったから。
  いやー。
  それ以来、親しいと言えば親しいんだけどなんだか、だましてる気がして悪くてねえ。
  距離をおいちゃうんだよ」
(山口が部隊にいると「知人」が「葉月さん」に変化)
(そりゃだましそのものだ)
岩崎「そう責めないでおくれよ。
  僕も悪いなあと思ってるんだから。
  そうだ、君どうやってか彼女の男嫌いをどうにかしない?
  すると僕も謝りやすいんだが」
(だまされるか?)
岩崎「僕もただ冗談のつもりだったんだけど…。
  うんうん、世の中にはいい人がいるんだね。
  僕は心苦しくて仕方がない…」


一方その頃
吉田「…ヒゲ、みたいになってるね」
岩崎「そ、それはきっと無駄毛処理をしてないせいだよ。
  は、あははは。」
吉田「…しゃべり方、おかしくない?」
岩崎「そ、そうかしら…。
  (…うわあ、誰か助けてくれー。)」
吉田「…やっぱり私の事、嫌ってるんだ」
岩崎「え、ええ?
  いやいや、そんな事はないよ。
  うん。
  僕、女の子は好きな方だし」
吉田「…うん。そういってくれると、うれしい。
  私も、女の子、好きだから……」
岩崎((汗)いかん。
  僕とした事が気が遠くなりそうだ)
吉田「…仲直り…しようね」
岩崎「は、はあ。
  じゃない。
  もちろんっ…よ?」
吉田「…うん…じゃあ…」
遥は、離れていった。
岩崎は崩れ落ちた。
肩で息をする。
岩崎「嘘なんてロクでもない…。
  今度から正直に生きよう…」

遥は、熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
あなたをちらりと見た後、ゲームを遊びながらそのまま口を開いた。
「…なに?」
(岩崎は男だよ)
「………。
…………………。
…………………………。
…教えてくれて…ありがとう…」
(いや、なんでもない)
「…みんな、そう言うね。
そうやって…距離をとる。
距離をとるくらいなら最初から話しかけてこなければいいのに。
…なんでそんなに…私が嫌いなの…?」


「…私に…触るな…」


その日、遥は学校に来なかった…。


「…私の友人から手を離せ。
…聞こえない?
私の友人から手を離せと言っている!
…だから嫌いなんだ。
みんな耳が悪いから…。
…私は友達を大事にしている。
…それだけ。
…あなたは私の友達を幸せにしない。
…だから…だからどうにかしてよ…」
遥は、泣いている。


遥は、熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
あなたをちらりと見た後、ゲームオーバーになった。
「……」
遥は、泣きそうな顔でこちらを見た。
どうも邪魔してしまったらしい。


「…あと、どれくらい生きれば死ねるんだろう…。
そう思う事は…ない?
…戦争に殺されるのはいや…でも、今なぜ生きているのか、理由がわからない…。
周りの人みたいにどうでもいいやってほど、ゲームを投げても…いない。
私はゲームを投げていない。でも、ゲームの目的がわからない。
…あなたは…どう?
…なんで生きているの?
何を目的にしているの?」


「…ペンギンはいいね。
気楽に生きている」
(そう思っているのは人間だけだ)
「…そう。そうかも知れないね。
……。
あなたはペンギンの事になると表情が変わるんだね…。
…私と話す時は、いつも無表情なのに…」
(だよねえ)
「うん…。
…私はいつか、ペンギンになれるかな…。
ペンギンみたいに、ふらふらと歩くの…」


遥は、熱心なふりして携帯ゲーム機で遊んでいる。
あなたが近づいた瞬間、遥は、ゲーム機の電源を切った。
「…私が…男嫌いだって…言ったでしょ…。
なんで近づくの…。
そんなに…私の泣き顔って楽しいの?」
(いやそんなことはなく/謝って離れる)
「…嫌いだ…。
いつも、いつだって…勝手なくせに…。
私なんかどうでもいいくせに…。」


遥は、熱心に携帯ゲーム機で遊んでいる。
あなたが近づいた瞬間、ゲームオーバーになった。
「……。」
(ごめん、邪魔した?)
「……」
遥は、激しく首を横に振った後、ゲーム機を地面に叩きつけて、ゴミ箱に捨てた。
「……」
遥は、泣きながら首を横に振った。
(謝って離れる)
「…なんでそこで…離れるの…?」
あなたが離れた後、遥は、ゲーム機を地面に叩きつけて、ゴミ箱に捨てた。


あなたが近づくと、遥は離れた。


あなたが、なぜ男が嫌いなのと聞くと、遥は、あなたを長い時間見た後、
口を開いた。
「…いじめない…?」
(うん/茶化しません)
「…昔、いじめられたの。
昔と言うか、小学生の時。
今から3年位前…。
割と…好きな子に…。
なんていじめるのって…きいたの。
そしたら…泣いてる顔を見たいからって…ひどいよね…ひどすぎる…。
…いじめないで…悲しいから…。
普通の倍も…悲しいから…」


「…前、…触らないでって…
言ったの…覚えてる?
……。
……。
………。
あれは…うそ…。
だから…うそだから。
…それだけ…」


遥は、あなたの腕をつかんだ。
「…色々考えたけど。
……。
………。
…………。
…やっぱり私、男好きかなって。
かなり好きかなって…。
だから…その…。
そういう自分に気づいて、恥ずかしい…」


「…みんなにわかっても、…いいかな…。
………」
遥は、髪をかきあげて微笑んで見せた。


「……私……。
ハイスコアなんか取れなくたって、あなたの事、好きだから。
大好きだから。だから……自分を大事にしてね。ずっと……春が来たら私」
(※イベントクリア)


「…ハイスコアのコツは、学習と工夫と覚悟…。
学習が、同じ失敗を防ぐ…。
工夫が新しい境地を切り開く…。
でも一番必要なのは、覚悟…。
このゲームは捨ててもいいと思うくらいでなければ、ハイスコアなんか、狙えない…。
…覚悟…ある?
…人生ってゲームを捨てるくらいの…。
私がリアルでハイスコアを出せないのは、人生捨てられないから…。
…あなたはある? …捨ててもいいくらいの、覚悟。
この世界がゲームなら、簡単に捨てられるから凄い事も出来るかも知れないけれど、でもここは、ゲームじゃない。
…私にとっては。
…あなたにとっては、どうかわからない。
時々あなたにとっては、目に映るものが何もかもゲームじゃないかと、そう思う時がある…」


「自分を大切にして。
…あなたの目は、ハイスコアを狙っているゲーマーの目のような、そんな気がする…」



(吉田遥ED)
なぜか、その日、桜が咲いたんですよ。
私はペンギンを抱きながら、ああ、きっと
神様が、祝福してくださったんだって、
思ったんです。
 (108警護師団に
    配属されていた学生兵の手記より)

あなたが最後のけじめとして書類作業をしていると、開けていた窓から、
桜の花びらまじりの風が吹いた。
そこで外を見ると、一夜で花をつけた桜の木の下で、帽子を取った吉田 遥が立っている。
「……」
(待ってたの?/作業をやめる)
「いつ気づいてくれるかなって、思ってた」
(声かけてくればよかったのに/ごめん)
「……気づいてくれて良かった。賭けていたの。
……あなたが私を見たら、言おうって」
吉田 遥は学校中が揺れる大声を出した。
「遥は、○○さんの事が大好きですっ!
大大大大大、大好きです!
だから誰にも、渡しません!
……ふう。
ずっと、こうしたら気持ちいいだろうなって思ってたの。気持ちよかった」
あなたは、書類の束を、取り落としてしまった。



吉田遥 通常 / 提案 / 派生 / シナリオ

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最終更新:2007年02月19日 08:53