「暑いですね。
そして、とても海が綺麗…」
壬生屋は目を細めて笑った。
「よし、二人でがんばりましょう」



「暑いのはいいんですけど、
日焼けが心配です。」
(ここでもその格好なんだ)
「あら。
もちろん服を買っていただけたら着替えますよ。
あんな服でも、こんな服でも…」
色々想像するあなたの目を見て、
壬生屋は少し慌てました。
「だ、駄目です。
その、私に似合いそうなものでお願いします。
でないと泣きます」
(日焼けが?なんで?)
「女、ですから…」
なぜか壬生屋はもじもじした後、
困ったような笑顔を浮かべました。



「最近、遠くを見る事、多くないですか」
(いや/そう?)
壬生屋は頬を膨らませてじぃと見ている。
あなたが黙ってるとさらに頬を膨らませた。
(笑う)
つねられました。
「は、反応が違います。
そこはその、ぎゅー。
…とか。
嘘です。
ごめんなさい」
(???)
つねられました。
「何でって…知りません」



「やっぱり……。
最近、遠くを見ている事が多い、
ですよね。
どこを見ているんですか?」
(実は海/実は美人)
つねられました。
「……。
何でって……。
それは、その。
私と話しているんだから
私を見てください」
そう言うと、
壬生屋はどこかに行ってしまった…。



あなたが遠くを見ると、壬生屋は考えて、
その後激しく咳き込み始めた。
(あわてて看病/だ、大丈夫なのか)
「すみません、すみません…」
あ、でも心配されて壬生屋は嬉しそうだ。



あなたが遠くを見ようとすると
壬生屋は小さく咳をした。
(熱を測る)
あれ、本当に熱があるかも…。
「だ、大丈夫です。」
壬生屋はあわてて走って行った。
(あわてて看病する)
「だ、大丈夫です。
あ……。
や……」
家に持って帰って徹夜で看病しました。
一日が終了します。

保健室…
(女先生)
「調べたわよ。
壬生屋さんの身体」
(ど、どうだったんですか/治りそうですか)
(女先生)
「こんなはずないんだけど…壬生屋さん、
第1世代になってるみたい……。
だってありえない事が起きているもの。
…って、わかってなさそうね。
ごめんなさい、先生もわからない。
こういう事なら、島のおばあちゃん達の
方が慣れてるかも。
昔は、工場で生産されるんじゃなくて、
全部の人間がそうだったというし。
上に報告すべきかも知れないけど、
でも……、」
女先生はあなたの背を叩きました。
「がんばりなさい、色男。
あなたががんばらなきゃ
誰ががんばるの?」

【PC瀬戸口以外?】
保健室…
(女先生)
「調べたわよ。
壬生屋さんの身体」
(ど、どうだったんですか/治りそうですか)
(女先生)
「仮病ね、これは。
薬じゃなくて、あなたが治すべき病気よ。
ちゃんと優しくしてあげなさい」



「だ、大丈夫ですよ。
今日は咳も出ていませんし。
え、あ、あの。
妙に優しくないですか」
(うん/ほら暖かくしないと)
予想外の展開に壬生屋は焦っています。
「も、もしかして私…病気とか。
あ、いえ。
何でもありません……!」
壬生屋はずっと優しくするからと
言われて盛大に照れています。



【エンディング】

それはもう、めでたしめでたしでしたよ。

        父島警備隊、生き残りの証言

島を離れるその日。
あなたは壬生屋の手を取って
ゆっくりと長い坂道を降りています。
「あっと言う間でしたね。
時間が流れるのが、早いな…」
(体を心配する/ああ)
「も、もう心配し過ぎです。
そんなに優しいと甘えてしまいますからね。
え、今もそうですって?
そ、そうかしら。
そう言えば、綾子先生が私の主治医をやるって
息巻いてましたけど、何だったんですか?」
(抱き上げて船に行く/なんでもないなんでもない)
「え、あ……。
もうっ」
それでも壬生屋は幸せそうに笑うと、
あなたに抱き着きました。
船が、遠くに見えていました。

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最終更新:2006年11月24日 21:44