「海って、僕の髪の色に似ているよね。
…ううん。
ただ、そう思ったら幸せになっただけ。」



「この島に来たのは魔法のためだよ。
え?魔法、って…そうだね。
とても下らないけど、ひょっとしたら
戦争を終わらせるかもしれない。
そんな瞳を与えるための術ってところかな。
僕は青森の空から頼まれて来た。
僕も、君も、魔法を使いたいおせっかいに
よって派遣されて来たと思うね。」



「ねえ、人はなぜ争うか知っている?
僕は、知っているつもりなんだ。
人が争うのは無理解のせいだよ。
良く知った人間を殺すのは難しい。
相手が好きならなおさらだ。
だから、もし争いを止めさせるなら。
僕なら相手を好きになるね。
逆もそうだ。
好きになってよくお喋りすれば
それだけで悲劇の多くは避けられる。
その簡単な事が出来ないから悲劇なのかも
しれないけどね。」



「この島にある望遠鏡は、囮だよ。
いや、本当に黒い月の観察したいのは
その通りだけど、本当の狙いはそうじゃない。
それはいつか戦争を終わらせる
瞳を与えるための一組の男女のための一撃。
ただそれだけだよ。」



「この島から見る星は、奇麗だね。
でも、どこか悲しく見える。
僕が、星々が楽しげに見えるように
戦うと言ったら、君は笑うかい?」
(ははは/信じる)
「死者を、減らそう。
君と僕で。
まずはそこからだ。
次にはこの慈悲を、敵にも与えよう。」



「とりあえずちょっと物資を集めてみた。
使ってくれるとうれしい。
礼?
いらないよ。
僕は僕の好きにやっている。」



「疲れていない?」
(疲れた)
青の厚志はあなたを抱き締めた。
「じゃあ、今日は休もう」
その日は、色々ありましたが
一日が終わりました。

なぜか体力が30増えました。

(いや)
青の厚志はあなたの額に顔を近づけて言った。
「無理、しないでね。
心配している。」



「僕には恋人がいるんだ。
いつか、見せてあげたいな。
気難しいけど、かわいいよ。」



【青の厚志 ED】

覚えてないな。

        父島警備隊、生き残りの証言

島を離れるその日。
あなたは青の厚志と並んで
ゆっくりと長い坂道を降りています。
「君を紹介したら、どんな顔するかなあ。
ちょっと怖くもあるし、楽しみでもあるね。」

(恋人と私、どっちがいい?)
「秘密。
いたいよ。」
あなたは激怒して青の厚志を置いて
一人で海まで走りました。

(あら、勝つのは私です)
青の厚志は微妙な笑顔を浮かべて、
何も言いませんでした。
船が、見えてきました。
あなたが不安になると、青はあなたの
背中を叩きました。
それだけでした。



PC舞

「ねえ。
気が早いけど、この島を離れたら、
あの、火星にいかない?
海が奇麗なところなんだけど。
…その、お母さんに、
君を会わせたいんだ。

(意味はわからんが、いいぞ)
「うんっ。
うれしいな。」
青の厚志は楽しみだと、
嬉しそうに笑いました。

(そなたに母がいたのか)
「うん。
最近、なんだけどね。
僕より200歳位年下みたいだけど、
一緒に会いに行こう。
きっと、喜ぶ。」
青の厚志は楽しみだと、
嬉しそうに笑いました。


【舞&厚志 ED】

舞が可愛い以外、
僕が言う訳ないだろう。

        父島警備隊、生き残りの証言

島を離れるその日。
あなたは青の厚志と並んで
ゆっくりと長い坂道を降りています。
「君を紹介したら、どんな顔するかなあ。
ちょっと怖くもあるし、楽しみでもあるね。」

(そなたに母か。美人なのか)
「秘密。
いたいよ。」
あなたはなぜか激怒して、青の厚志を置いて
一人で船まで走りました。
青の厚志はそれから本土に帰り着くまで
あなたの機嫌を直そうとがんばりました。

(息子は渡さないとか言われたらどうしよう)
あなたが不安になっても
青の厚志は優しい笑顔を浮かべて、
何も言いませんでした。
ただあなたの肩を抱いただけです。
船が、見えてきました。
「好きだよ。
何度も言って来たけど、
これからも、ずっと言いたい。
安心した?」
頬をつねってやりました。

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最終更新:2008年07月08日 20:55