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昨日は停電の為日記を書くことが出来ず今朝かいています。貴重な体験をさせていただく日ですが朝から雨が降り続いています。現在は那覇に住んでおられるこの近所の方が八重岳桜公園の近くにお墓を新築されて、落成祝いがありました。材料の御影石は中国まで石材業者と一緒に買い付けにいかれたそうで墓本体は勿論、前庭からフェンスまで総大理石作りです。墓本体が10坪位、前庭が20坪位あると思います、今までこんな豪華な墓見たことも聞いた事もありません、流石ご先祖思いの大手企業オーナーだと思いました。午後1時半から始まりお坊さんの読経の後いよいよお墓祝いの古典音楽奉納です、紋付袴の正装で演奏する3人お墓の中に静かに入ります、奥に向かい正座して厳粛な気持ちで演奏しました。凡そ4分で唄い終わり拍手の中お墓から出てきました、雨天でしたが気分は晴天でした。その後古いお墓からの遺骨が収納され扉が閉ざされた後、お墓に向かいお客様を背に止めの奉納演奏です、本来は正座ですが雨で地面が濡れているので腰掛けての演奏となりました。歌の大まかな意味はこの世はどんな立派な家でも仮の宿でしかない、石つくりの墓こそ永代の住まいである、と言う沖縄独特の先祖崇拝思想に基づいて作られた大昔の唄だそうです。ご先祖様がお世話になったので、と近所の全所帯が招待され親戚も含め100人を越えるお客様でした。雨の中のお祝いは3時半に幕となりました。終わった途端寒さが感じられ急いで帰宅して平服にきがえました。午後6時半から那覇で琉大の「八重山芸能研究会」の発表会があるので5時ごろ出発しました。雨の土曜日で予想以上の渋滞で30分ほど遅れて到着、会場は満員(800人位)でした2階補助席に座る事が出来ました、舞台は第一部演目3番目が演じられているところでした。今までビデオで何度か見ていますが名まで見るのは初めてです。舞台運営もきびきびと演舞や唄も若々しく躍動感もあり、はつらつとしていて客席と一体感が出ています。知人のお嬢さんが「どぅなん、しゅんかに」をデュエットで唄っていましたが声量と声質の素晴らしさにびっくりしました。部員の構成紹介がありましたが32人中沖縄出身者が8人で75パーセントが県外の学生さんでした、良くぞここまで打ち込んでくださった、とありがたい気持ちで拍手を贈りました。老婆心ながらここまで芸に打ち込んで本業は大丈夫かなとおもってしまいました。
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日記] - &trackback() - 2006年12月17日 20:03:41
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最終更新:2006年12月17日 20:04