「ダメ…僕……男の子だよぉ……あ…んっ…」のまとめ内検索 / 「ナルキとユウちゃん【1】」で検索した結果

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  • ナルキとユウちゃん【1】
    ボク馬鹿だ・・・なに考えてたんだろ・・・・・ ほんと・・・なんであんな事言っちゃったんだろ 昨日まではクラスの皆といつもどおりに会話してたのに じゃれあったり、ふざけて走り回ったり、宿題を見せ合ったりしてたのに・・・ 思考はぐるぐると同じところで回転し、一向に纏まる気配をみせない。 登校してきてから何処か皆の様子がおかしいとは思っていた。 ジロジロと遠巻きにボクを眺める友達を見て胸騒ぎがしたのは確かだ。 だけどそんな筈がないと何度も考えなおした。そんなわけない・・・ だってアノ事をユウちゃんが・・・だってユウちゃんは・・・・・ 皆がニヤニヤと笑ってる。ねっとりとしたクラス中の好奇の視線を浴び、ボクは机にじっと座り俯く。 黒板の前ではダイちゃんとケン君が、ドアの近くでトオル君達が、 其々昨日のボクの真似とおぼしきセリフを大袈裟な口調で演じている。 ユウちゃん...
  • 著者別
    ... ナルキとユウちゃん【1】 防空壕ってどんくらい深いんだろう氏 ■ 赤い目 ├ 赤い目【1】 ├ 赤い目【2】 └ ...
  • タイトル別
    ... ナルキとユウちゃん【1】 ■ 二人三脚 ├ 二人三脚【1】 ├ 二人三脚【2】 ├ 二人三脚【3】 ...
  • 龍神池の主【1】
    龍神池の主【1】 written by 妖怪布団かぶり 木々に囲まれた澄んだ泉に、木野正宗はそっと足を浸した。  ほう、と息をつく。  やはり、龍神池に来ると気分が落ち着く。中学校での嫌なことなどすべて忘れられるようだ。  どこからかヒンカララララとコマドリのさえずりが聞こえてきた。コマドリが山に現れると、もう初夏だ。  池の透明度はガラスのように高く、浅いところは底まではっきり見える。  目を遠くへ向けると、池は木々の蒼を映しこんでいた。  時間もここで足を休めているかのようなゆったりとした雰囲気。  よく晴れた空からの日差しも、心なしか優しい。  正宗は目を閉じて、そのまま岸辺に寝転がった。  彼の祖父は、龍神池には本当に竜が住むからあまり行くんじゃない、とよく言っている。  しかし、正宗はここで涼むのが殊更に好きだった。  ...
  • きーちゃんの遭難ごっこ【1】
    「しまったなぁ」  寒風吹きすさぶ中、僕は一人つぶやいた。  家の鍵を忘れてきて、締め出されてしまったんだ。  お母さんが帰ってくるのは遅いし、それまでどうしようかととぼとぼ歩いていると、  道のど真ん中で突っ立っているきーちゃんに出会った。 「きーちゃん、何してるの?」  ぼんやり空を見上げていたきーちゃんに声をかける。 「ん、ゆーちゃんか。雲の形が変わってくのを見てたんだ」 「こんなところで…寒くないの?」 「小松フォークリフト型だった雲が、豊田自動織機のフォークリフトに変わっていくのが面白かったものでつい」 「そ、そう…」  幼稚園の頃からの付き合いだけど、いまだにきーちゃんが分からないときがある。 「確かに寒くなってきた。風もきついし」 「あ、雪だ」  頭の上は晴れているのに、ちらちらと雪が舞い始めた。遠くの空に広がってる雲から風で飛んできたのかな。 ...
  • 修斗と兄ちゃん【3】
    兄は黙ってこちらを見つめている。 一体いつの間にこんな事を覚えたのだろう。 半年前、一緒に居た時はこんな事知らなかったのに、 「どうしたの?」 何時もとは違ういたずらな笑みで問いかけてくる。 兄のあんな顔は見たことがない。思わず目をそらしていた。 兄がクスっと笑う。 「あっ・・・やっ!・・」 体がはねる。 僕の物を根元から先端に向かって人差し指が伝っていった。 またあの変な感覚。まるで電流でもはしったみたい。 しかしそれは一瞬の事。後に残ったのは物足りなさだけ。 「にぃ・・・ちゃ・ぁん・・」 「ダメだよ?分かったから止めてって言ったのは修斗なんだから                   後はちゃんと自分でやらないと」 「・・・・・・」 確かに言った、言ったけど・・・こんな風になるなんて知らなかったし 兄ちゃんが見ていたら恥ずかしいし・・・それに・・それに ...
  • 修斗と兄ちゃん【5】
    ・・・おしっこ出そう 唐突に訪れたそれに現実に戻される。 「にぃ・・にぃちゃん!兄ちゃん!!」 出せる限りの声で兄を現実に引き戻す。びっくりした顔で見つめる兄。 「と・・トイレ行きたい・・・」 「出ちゃいそう?」 「うん・・・」 兄の問いに情けなく答える。 「良いよ出しちゃって」 「え?」 そう言って兄は再び僕のものを口に咥えた。 出す?口の中に? 慌てて抵抗するも力が入らない。 兄は舌で先端を刺激しながら手をしきりに動かし、余った手で玉を包むように転がす。 「やっ!だめ!!飲んじゃだめぇー!!」 さっきまでとは違う荒く激しい動きに耐えられるわけも無かった。 「ひゃぁっ!あっ・・」 ジュブッ・・・ 僕は呆気なく口の中に全てを吐き出した。
  • トオル【1】
    俺はその時まで、弟のことを「そういった目」で見たことなど一度もなかったのだ 弟のトオルはそれはそれはガキ臭い小6であった 俺が自室で課題に取り組んでいてもお構いなしで 「兄ちゃんムシキング知ってる!?」 「ぅん」 「…それでさぁ、ぼ…、俺の友達なんかさぁ…ねぇ聞いてる!?」 「ん」 「隣の席のブスがさぁー、俺のことチビチビ言ってマジムカツクの!最悪じゃん!?」 「ふーん」 こんな具合に一方的に喋っているし、仕舞いには 「うんうんばっか言ってて何も聞いてないじゃんか!兄ちゃんの馬鹿!!」 と一方的に話を終わらせ部屋から出て行く。しかし30分後には俺の部屋に潜り込み、 再びベラベラと訳のわからないことを喋りだすのだ。とにかくうるさいガキだった
  • 保と守【1】
    夜も明けようとする頃、俺の隣で黙って俺の保守ぶりを見ていた守がポツリと呟いた。 「この字、僕とお兄ちゃんみたいだね」 守を見ると視線はディスプレイに向けたままだ。 普段はよく笑いよく泣きよく怒る、そんな表情豊かな守だが、今はやはり退屈そうにしている。 俺の隣の椅子で自分の膝を抱く様な姿勢で、無表情にじっとレスの並ぶ画面を見つめているだけだ。 俺も再びディスプレイに向き直り、再び保守作業に戻る。 「そうだな、俺の名前が保、お前が守だもんな」 何の気なしに言った。 しかし、 「うん、いつも隣に並んでるね」 その言葉を聞いた瞬間、ディスプレイに映り込んだ守と目があった。 心臓がドクンと鳴ったのが分かった。 ディスプレイの中で、守はじっと俺を見つめていた。 俺はディスプレイの中の守から目がそらせなくなった。 しかも、動かないのは目だけではない。保守を続けなければな...
  • 修斗と兄ちゃん【4】
    兄にしがみ付いていた手が解かれ、兄は僕の前でひざをついた。 「ー!!ふぇ!やっ・・やぁー!!」 先ほどは違うネットリとした刺激。 根元から兄の舌が這ったと思ったらパクリと先端が飲み込まれる。 「だ・・・やっ・・だ!にぃー!!」 両手で必死に兄の頭を押す。先端を弄んでいた舌が離れた。 兄は不安げな顔でこちらを見上げる。震えてる・・・? 「やっぱり気持ちよくなかった・・・?」 「ちがう・・・けど・・」 「よかった」 ホッとした様子でこっちを見つめると再び僕のベトベトになった物を口に含んだ。 「やっ!だか・・ら・・・はな・・し、き・・ゃんっ」 兄ちゃんはとぼける事はあるが話を聞かないことは無かったのに。 不思議に思って兄に目をやる 兄の目はトロンとしており。 とても愛しそうに咥えきれない部分を手で包み込んでいる。 話を聞いてないんじゃない。僕の声なんて全く聞こえていないのだ。 「ふゃっ!...
  • あきと【1】
    「りくにぃ」 りくがランドセルの中身を明日の時間割に入れ替えていると、 弟のあきとが部屋に入ってきた。 「おまえ、ちゃんとノックしろよ」 「りくにぃ、練習つきあってよ」 あきとは、兄の咎めなどどこ吹く風といった様子だ。 「練習…?」 「うん」 「キャッチボールか?」 「うぅん」 「じゃぁ何だよ」 弟の考えが読めずに、りくの声にわずかな苛立ちがこもる。 あきとは後ろ手でドアを閉め、答える。 「お医者の練習」 「お医者…?」 手を止めてあきとの方に向き直ったりくは、 不思議な生き物でも見るような目で弟をみつめる。 「お前、4年生にもなってお医者さんごっこがしたいのか…?」 「違うよ!」 呆れたような、馬鹿にしたようなりくの口調に、 あきとは頬を紅潮させる。 「ごっこじゃなく、練習!俺、医者になるんだ!」 ...
  • コウとセイ【1】
    チュパ…クチュ… 「んっ、ぅん……はぁ…」 「あっ、コウ物足りなそうなこえ出してるー」 放課後の教室から一人の少年のクスクスと笑い声が漏れる。 その教室にもう1人、コウと呼ばれた少年はその声を聞き、 只でさえ上気していた顔を真っ赤に染め俯いてしまっていた。 「…セイちゃんなんか大ッキライだ!!」 「あ…ちょっとコウ?コウってば!」 コウはセイと呼んだ少年に向かってランドセルを投げつけると バシン!!という大きな音を立てて扉を閉め走って行った。 セイちゃんのバカバカ!人の声聞いてわらってさぁ… いっつもボクが恥ずかしがるの見て笑って…わざと恥ずかしがらせてくるし。 やっぱりきらわれてるのかな…? コウはそう思うと涙が止まらなくなり、その場から動けなくなってしまった。 ねえセイちゃん、やっぱりボクの事キライなの? コウとセイがこのような関係になったのは少し前の事。 それは何時も通りの...
  • 声楽【1】
    「リノ、どうした」  私はピアノの伴奏を止めて言った。 「このアリアは神の愛に感謝する歌だ。それなのに、お前は神様に文句を言っているように聞こえるぞ」  星の瞬きのような、と評されたリノの歌だが、このところどうものりが悪い。 「……すみません先生」  翡翠色の瞳を伏目がちにしてリオが謝る。 「責めてるんじゃない。なにか悩みでもあるのかい?」 「先生……ぼくもそのうち、この音楽学校から追い出されちゃうんでしょうか」 「なんだいきなり」 「このまえ、クルトがここを出て行きましたよね。クルトが声変わりしちゃったから、追い出されたんじゃないかって、みんな噂してるんです」  確かに、優秀な歌い手だったクルトは、声変わりを機にここを離れた。 「あの子は、声楽とは別の道を進むことを決断して、少年合唱団から去っていったんだよ」 「でも、みんなぼくの高音域の声が素敵って言ってくれてる...
  • 桜【1】
    桜 written by ラッキージャーク 前屈みの姿勢で美しい少年が犯されていた。煌々とした照明が少年の裸体を照らしつづける。 美しい線を綺麗に重ねた二重瞼、濡れ羽色の艶やかな長髪、直線的な形の良い鼻梁、                                           薄くも厚くも無いその可憐な丹花の唇。完璧な造形美が、閉月羞花の美貌がそこにあった。 白磁の如き透明な美しさ、艶やかさを持つ滑らかな肌に浮かんだ珠の汗が、静かにこぼれ落ちる。 肛門に埋め込まれた男の陰茎が少年──桜の腸内部を何度もえぐり抜く。 汗で濡れた首筋や額にべっとりと髪を張り付かせ、桜は辛そうに顔を歪めた。 「相変わらず締まりの良い尻だな。桜の肛門は最高だぜ」 結合部分がローションと腸液にまみれ、ヌチャヌチャと淫らな音を立てながら泡だつ。 桜の直腸は火傷...
  • ショタコニウム【1】
    一人の天才科学者(十二歳)によって発見された新たな元素、 ショタコニウム。 次世代エネルギー源として目されるも使い道がなく次第に忘れ去られる。 主人公の誠(まこと)は元気いっぱい、ちょっぴりおませな小学六年生! 今日も隣の家のお姉ちゃんのお風呂を覗くぞー! 「誠君!貴方の中に眠る高純度のショタコニウムをいただくわ!」 ゲェーッ、お姉ちゃん、どうしちゃったの!? あ、お姉ちゃん、だめだよ・・・そこは汚いよ・・・はうぅ・・・ 高純度のショタコニウムを内包する為に狙われる五人の少年! 彼らが狙われる理由とは?ショタコニウムの力とは?彼らを襲う秘密組織「憧れのお姉ちゃん党」の目的は!? 遂に始動する新本格SFラブコメサスペンスミステリーバトル小説 「少年戦隊ショタレンジャー」! 第一話「お姉ちゃんやめて そこは育ち盛り」に、アクセス!
  • 初夢【1】
    「おまえ、初夢は何見たんだ?」 唐突にあいつは聞いてきた。 「えっ!?べっ・・別に何も見てねぇよ!!」 「何でそんなにムキになるんだよー?はは~ん、さてはエッチな夢でも見てたんだろう?」 あいつがニヤッと笑いながら言う。 「夜中に、寝ながら俺の名前を呼んで、喘いでたのは誰だっけ?」 「!!!!!!!!、おっ、お前起きてたのかよ!?人の寝言聞くなんて失礼だぞ!」 「あっ、マジだったんだ。」 騙された。 「ちょっ!お前騙したな!!」 「まぁまぁまぁ、ムキになる所も可愛いね。クスクス」 そういって、あいつは、俺にキスをした。 「うっ・・・あぁん・・。おまぇ・・ずるぃ・・。」 あいつのキスは上手い。とろけてしまいそうだ。 「はぁ・・んっ・・・。」 お互いの唾液が混ざり合い卑猥な音を立てている。 「はぁ・・あっ・・・・ぅん・・。」...
  • 兄貴と俺【1】
    僕と兄貴しかいない部屋・・・・そこで僕は・・・。 「おらぁ!!何ぼーっとしてんだよ!」 兄貴が大声で僕に言ってきた。 「次はこれをつけてやるよ。」そのとき僕は、裸ですでにお尻にもバイブを入れられていた。 そういいながら、兄貴は薄汚い首輪をつけてきた。 僕はそれをつけると兄貴は、 「今日からお前は俺様だけのペットだ」 その言葉を聞いただけで、僕のちんぽは、さらに勃起していた。その様子を兄貴が見逃すわけがなかった。 「おらぁ!何勝手に勃起させてるんだよ!この変態野郎が!」 そういって、兄貴は僕の首輪をグイッと引っ張り自分の所に引き寄せた。 「いやぁ・・っ、やめて・っ・・兄貴・・・。」 「俺の言った言葉だけで、大きくなるなんて変態以外の何があるっていうんだ?」 そういって兄貴は僕のちんぽに手をのばし・・・ そういって兄貴は僕のちんぽに手を...
  • 無人島【1】
    無人島に行く人。 電波少年で飛ばされたろっこつマニア。 漂流する十五少年。 自分のことがサトラレだとわかった不幸な人。 そして、僕。 僕は毎朝足繁く無人島に通っている。 その無人島には荒涼として不毛な土地が広がり、北側には大きな岸壁がそそり立っている。 気候は温暖だが、やはり天気は変わりやすく、突然降水があったりする。 無人島とはいっても何も生息していないわけではなく、島固有の生物が生息している。 僕が島に行くと近寄ってくる性質があり、さまざまな泣き声を発する。 じっとしていれば危害を加えてくることは少ないが、手癖が悪くすぐに履物などを盗むので注意が必要である。 白いものを汚す習性があるらしく、無人島での出来事を書き記すために持ち込むノートなどは汚されることが多い。 ここで最も得難いのは食糧だ。 オアシスらしきところに植物が自生しているが...
  • 俺とあいつ【1】
    俺はあいつの事が大嫌いだった。 明確な理由なんてない。見てるだけで無性に腹が立つのだ。 きっと他の奴の目には、明るくて元気があって、勉強ができてスポーツができて、 おまけに顔が良くて人懐っこくて、誰とでも仲良くなれる“良い奴”に見えるんだろうが、 そいつらは知らない。あの笑顔の正体を。 あの笑顔は、いつも権力者の下でへいへい命令を聞くだけの、 毎度の如く臆病者がするような媚びた笑顔とは違う。 ひとりでいる事の苦痛を知っていて、それをひどく恐れている者の目をしている。  あいつはかなり無理をして、苦しみながら、助けを求めながら、 それでもなんとか明るいキャラを作ってる。  心の底から笑って、何かを忘れようとしている。 「気に入らねえ」俺は噛んでいたガムをぺっと吐き出し、ついでに毒も吐き捨てる。  取り巻きの一人が、びくっと肩を揺らした。お前の事じゃねーよ。  ついでにからっぽになったジ...
  • 雅人と孝彦【1】
    陶器の人形のようだ、と雅人は思った。 孝彦の顔には、およそ感情と呼べるものは窺えない。 度々こういうことがある。何も感じていないはずはないのだ。 なのにこうやって、雅人を拒むかのように、心を見せようとしない。 「たか君、本当に東京に行っちゃうの?」 「うん、父さん転勤だから。仕方ないよ」 微笑とも、苦笑ともとれない笑みが孝彦の口元に浮かぶ。 「なんで…、なんで」 鼻の奥がつんっとする。 「たか君、こっちに残ればいいだろ」 「…僕だって、こっちには友達がいるし、雅人と離れたくない。でも、」 聞きたくない。 「無理だよ。わかるだろ?子供には、無理だよ」 孝彦はいつもそうだ。 できないことをできるとは決して言わない。 ほんのちょっとだけ現実から目を逸らすような、そんな一時凌ぎの嘘でさえ。 「2度と会えないわけじゃない」 また会おう、とは言わない。会いに来れるか判...
  • チョコ妖精【1】
    部屋に帰ると、「へんなの」がいた。 講義を終えて、一人暮らしの寂しい部屋に帰る。 あれ? なにかおかしい。違和感がある。そう、部屋の奥に何か…… いる。 その「何か」は、少年だった。窓際においてあるベッドに腰掛けて、差し込む夕日を浴びながら、脚をぶらぶらさせている。 しかも満面の笑みをこっちに向けてくる。うわ、超かわいい。 「やっとかえってきましたねー?」 まだ幼さが残る声で、そう声をかけてくる。ああ、帰ると声が返ってくる暮らしなんて、もう1年ぶりくらいか。なつかしい。 ……いや、そうじゃなくてだな。 「おまえ、誰? てか、なんでウチにいるわけ? カギは?」 「? いや、おにーさん、何言ってんのかよくわかんないです。それより、ただいま、は?」 顔に似合わず、肝が据わってるらしい。 「ああ、ただいま」 律儀にあいさつ返すあたり、何やってんだろう。オレ。 ちょっと泣きたくなった。 「えっと...
  • 食べたいもの【1】
    「ね、何食べたい?」 「お前が作った物ならなんでもいいよ。」 「何でもいいが一番困るんだって言ってるだろ。」 「じゃ、お前。」 「・・・・バカ!もういいよ。」 「そんな怒るなよ~。」 「お前いっつもそんな事ばっかり言ってるし!アホ!」 「ほんとのことだからしょうがないだろ~。」 「・・・・もういい!てきとーに作る!」 「そんな怒んなよ~。」 「うっさいバカ!」 「だってほら・・・お前を見てるだけで・・・な?」 「・・・・!エロ!変態!」 「な~飯なんて後でいいから。・・・な?」 「俺は腹減ってるの!離せバカ!」 「なんだよ~じゃ俺のコレはどうすりゃいいんだよ~。」 「自分でヌイとけサル!」 「んな冷たい事言っちゃって。」 「お・・・っおい・・!やめ・・ろ・・。」 「んな事言っちゃって。実はお前もしたかったんじゃない...
  • 龍神池の主【4】
    龍神池の主 written by 妖怪布団かぶり もう、我慢できぬ。正宗、入れておくれ……」  リュウは池の浅瀬で四つんばいになり、桃のような尻を正宗に向けた。  正宗の肉棒を握りすぼまりへと導く。 「そう、そこ……ん、んああっ!」  ぬちゅりと亀頭が肛門をくぐった。リュウの体内はうねうねと蠕動し、正宗のものを奥へといざなう。 「すご……リュウちゃんの中、熱い……」  ずにゅ、ずにゅと正宗は少しずつ奥へ突き入れる。一気に入れると、すぐにも射精してしまいそうだった。 「正宗ぇ」  リュウが自分から腰を押し付け、ずりゅっと根元まで飲み込んだ。 「あ、あああああっ!」  正宗の肉棒は耐え切れず、絶頂を迎えてしまう。白濁した精がリュウの中へと注ぎ込まれた。 「はぅぅぅ、熱い、正宗の、流れ込んで来る……」  感極まった声でリュウが言う。 ...
  • 旅人の詩【1】
    深緑の木々が鬱蒼と茂げる山々。 辺りには鳥の鳴く声。風に揺れ葉がかすれる音。 絶えることなく響き続けている。 「ふぅ。こりゃ、日が暮れるまでに山を越えるのは無理そうだな…」 男は溜息をついて、道無き山の地を踏んだ。 男の名は七科。名前以外は、いや、名前すらも意味もない男だ。 旅をして、なんの目的もなく、ただ生きている。 だから何も必要もなく、七科は全てを捨て去った。 「ん…鳥の声が止んだな」 七科は顔を上げて、帽子をずらして空を仰いだ。 先程まで響いていた音が一つ二つと消えて、今響く音が不協和音に聴こえる。 「ん…こんなとこに」 ふと足を止めた先には、緑の海の中にぽつんと屋敷が存在していた。 七科は少しだけ笑うと、屋敷の玄関戸を叩く。 長くかからず戸が開かれて、中から少年が顔を出した。 「どなたでしょうか?」 「旅してるもんだが、一泊だけ泊まらせてくれんかと...
  • 龍神池の主【3】
    龍神池の主【3】 written by 妖怪布団かぶり 正宗が家を出ようとしたとき、玄関先で近所の農家の人たちが集まっていた。  正宗の祖父の武宗が難しい顔で相談を聞いている。 「梅雨だというのに、もう3週間も雨が降っていないんだ」 「木野さん、また雨乞いやってくれないか?」 「うむ、雨乞いはかまわないんじゃが……おや、正宗、出かけるのか?」  武宗が気づいて声をかけてくる。 「うん、山に行ってくる」 「あまり遅くなるなよ。それと、龍神池には行ってないじゃろうな?」 「い、行ってないよ」 「ならいいが……今の時期は…の可能性が…」  ぶつぶつつぶやく武宗を尻目に、正宗は家を飛び出した。 「来たか正宗」  池のほとりに立っていたリュウが、正宗の来訪に微笑む。 「ここも水位が下がっちゃってるね」  正宗は竜神池を見て言った...
  • 猫耳少年【11】
    秋は蓮を押し倒す。そして少し荒く、優しくキスをした。 最初は浅く。だんだん深く・・・ だんだんと2人の息が荒くなる。 「ふぅ・・・はぁ・・・秋兄ちゃん・・・・早く・・・」 蓮が急かすが、秋は首を横に振り、否定した。 もうあんなことにはなりたくないしな・・・ まだ蓮を無理やり犯してしまったことが頭の中にあったのだろう。 秋の舌は蓮の口から首へと移動して、首筋を集中的に舐めまわす。 「はっぁ・・・もっと・・・もっとぉ・・・」 「・・・急ぐなって・・・」 秋がそういうと。蓮の上着を脱がし。再び愛撫をはじめる。 「秋兄ちゃん・・・焦らしてるの?」 「はは・・・さぁ?」 蓮との会話をしながらも、秋は愛撫を続ける。ここにきて秋の理性が崩れ始めてきた。 秋がいつまでも愛撫を続けるので蓮は自然と股間の方へと手が伸びる。 だが秋はその手をつかんだ。...
  • ツンデレショタ【1】
    雨降りの街。 流石にこの季節に、雨に濡れたままかえるわけにも行かず、俺は雨宿りしていた。 ──正確には、俺たちか。 つまり、隣の、クラスメイトと一緒に。 特に会話も無く、並んで軒下に立って居る。 「あー、雨上がんないなー…」 降りしきる雨の空を見上げて、そして、俺の方が背が高い所為か、少しだけ見下げる様に隣へと目線を向ける。 「…」 応えは返ってこなかった。 下を向いて黙って口をつぐんで居るだけだ。 …まぁ、こいつはいつもこんな感じで、クラスでも大体一人で居る事が多い。 だけど、今一よくわからないのは、こいつは傘を持ってるのに何故か先に帰らない。 会話もないし、聞いてみる。 どうせ、返ってはこないだろうが。 「つーか、傘持ってるなら入れてくれりゃあいいのにさ。相々傘で。」 「だ、誰が悲しくてお前なんかとそんなことッ!」 ちょっと冗談も込めて聞いてみると、予想外に反応が返ってきた。...
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