「ダメ…僕……男の子だよぉ……あ…んっ…」のまとめ内検索 / 「猫耳少年【18】」で検索した結果

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  • 猫耳少年【18】
    翌日、秋が学校に行くと少し様子がおかしかった。誰もが秋の方を見てあざ笑う。 『うわー、ストーカーだ・・・』 『彰君の後つけていたんでしょ?』 『しかも友達になろうだって。笑っちゃうよね。』 秋が彰が昨日のことを話したのかと思いながら自分の席へと向かう。しかし昨日と少し違う。 そこにはかなりの机にいたずら書き。生卵やらなにやら。 そう。秋のいじめがエスカレートした。 「・・・・なんだよこれ・・・・・・」 秋はこの日を境にいじめがかなりひどくなった。殴られるなんてほとんど当たり前なようで。 数週間で秋は精神的に参ってしまう。 「・・・・なんで友達になろうとしただけなのに・・・・・」 秋はベッドにもぐりこみ、泣きながら独り言を言う。 「・・・・彰・・のせいだ・・・・・彰・・・・そうだ・・・・」 秋は机のほうへ向かい何か紙へ書き始める・・・・・・ 翌日・・・・ ...
  • 猫耳少年【8】
    蓮と約束してから1日たつ。 とりあえず実家に帰って服と資金の調達に行かねば。 そう思い、蓮を後に秋は家を出た。 「さて・・・父さん居なければいいなぁ・・・」 秋がそう思いながら電車に乗り。1時間ほどで家に着いた。 秋は少しどきどきしながらチャイムを鳴らす。 家に居る可能性があるのは母。父。姉。おばあちゃん。 おばあちゃんだけなら天国。父が居てしまったら・・・・ そんなことを考えていると扉が開いた。 「・・・・ぁぁ秋ちゃん・・・久しぶりだのう・・・・」 秋に天使が舞い降りた。 「お久しぶり。おばあちゃん。今おばあちゃん一人?」 「私一人だけだがのう・・・」 最高だ。最高のシュチュエーションだ。 「ゴメンあがるよ~。」 「はいはい。お茶どうする?」 おばあちゃんの言葉を無視して元の俺の部屋に向かう。ここには昔の服があるはずだ。 昔の服は黒いクローゼットに入って...
  • 猫耳少年【12】
    「んッッは・・・ぁ」 「言っとくけど前立腺なんて攻めてやんないからな♪」 「そん・・・なぁ・・・んぁッ」 秋は上手く前立腺を避けながら蓮の穴を慣らしていく。 「そろそろいいか・・・」 「もう・・・はやく・・・きて・・・・」 秋が自分のズボンのジッパーを下ろし。自分のそれを取り出し。蓮の穴に当てる。 「いいか・・・行くぞ・・・」 「はやく・・・・はやくぅ・・・」 秋は蓮の穴に自分のそれを一気に押し込んだ。 「ふぁぁぁあああああッッ・・・はっ・・・早く動いて・・・!」 「・・・じゃあ動くぞ・・・・」 秋が合図し。腰を前後へと動かす。 蓮はいままで寸止めされていた分の快楽が襲い掛かり。涎を垂らす。 「はぁ・・・ん・・・秋兄ちゃん・・・もっとぉ・・・」 蓮がそういうと秋の背中に手を回す。 その言葉を待っていたと言わんばかりに秋は激しく...
  • 猫耳少年【16】
    「は・・・?何するんだ・・・秋。」 「・・・・ゴメン。欲望が抑えられない。」 「はぁ?」 秋は顔がにやけたままそこにあった椅子に腰掛けさせ。椅子に手足を縛る。 「・・・何する気だ・・・」 「さぁ・・・?」 秋はテキパキとその行為の準備をする。凛のボタンシャツをゆっくりと外した。 「・・・!!!!!まさか・・・・やめろ!!」 「うるさいなぁ・・・ははは・・・」 秋は首筋をなめる。しかし蓮とは違いなかなか反応しない。 「う・・・何舐めてるんだよ・・・ていうか外せよこれぇ!!!!」 「うーん・・・首はそんな感じないようだね・・・・じゃあここは・・・」 そういうと秋は凛の猫耳を甘噛みする。 「んはぁっ!!・・・ちょ・・・まじかよ・・・・」 「あー耳かぁ~そかそか。耳ね。」 秋が一人でぶつぶつ言いながら徹底的に耳を攻めた。 「あ・・・やぁ・・・め・・んん・・」 「体...
  • 猫耳少年【14】
    凛と秋は再びテーブルにすわり向き合う。蓮は・・眠いのかベッドで横になってしまってる。 「・・・で。詳しく教えてもらおうか。・・・しかし・・・何について教えてもらうのがいいのか・・・・」 秋は質問の量が多すぎてどれから聞けばいいのか迷う。 しばらく二人は沈黙になった。 「・・・じゃあ俺が勝手に話す。いいか?」 永遠と思われるようなこの沈黙を破ったのは凛。秋は凛のその言葉に黙って頷いた。 「・・・じゃあお前らに無い。これのことについて話そうか。」 凛がそういうと自分の猫耳を指す。 「実はな・・・・まあ現実離れして信じられないかもしれないんだが。俺たちは人体実験されていて。その実験体なんだ。」 「・・・・え?はぁ?」 凛が突然わけわからないことを言って。秋は顔をしかめる。 「人体実験て・・・今でもやってるわけ?」 「あぁ。秘密裏でやられててな。孤児とか見つけては拾っ...
  • 猫耳少年【13】
    蓮と過ごしてもう1ヶ月もたつ。時間の流れとは早いもので。 もう蓮も外に出ることに慣れ、俺と買い物に行くことも増えていった。 「秋兄ちゃん!!プリン欲しいな~。」 「はいはい。落ち着いて・・・・」 蓮はプリンが好きになったらしく。買い物に行くたびにプリンを買うのをねだる。 そして買い物を終わらせたあと。家に帰って夕飯を作る。この日課が続いていた。 でも今日は少し。いや、かなり違った。 秋はいつもの通り鍵を取り出し、ドアの鍵をあける。 そして家の中へと入る。そこにはいつもはないものが見えた。 「・・・・あれ?」 「どうしたの?秋兄ちゃ・・あれ?」 そこには帽子を深く被った一人の少年が居た。その少年はじっとこちらを見ている・・のだろうか。 「あ・・・空き巣?!!!・・・・・でもなさそうだな・・・なんだろこの子」 秋はその帽子を深く被った少年に近づく。少年は後ずさりする。...
  • 猫耳少年【15】
    「・・・・隠れ家に行きたいのか?」 「ん。まぁ飯とかその辺りの当てがあるのか?と思って。協力できたらいいなー・・・みたいな。」 「・・・・断っても尾行してきそうだな・・・わかったよ。ついて来い。」 そういうと凛はドアを開けた。 「蓮。・・・いや。祐か。俺ちょっと出るから。」 「・・・・・わかった・・・」 そういうと祐はベッドに寝転がった。 それを見た秋は自宅を出て、凛の案内で隠れ家に行くことにする。 「・・・・ここぉ?」 「ここだ。」 ついたのはここからあまり歩かなかったが。山奥でかなり目立たないところにあった家。というより屋敷というのがただしだろうか。かなり汚い。 「聞いた話ではある大富豪がものすごい詐欺にあって夜逃げしたそうで。この家を捨ててな。」 そういうと凛は屋敷の中へ入っていく。 「おーい。早く来い。・・・えーと名前・・・・」 「教えていなかったな。秋...
  • 猫耳少年【17】
    何で無視するんだよ 何で相手にしてくれないんだよ そんなに俺の存在を否定するなら 俺の色に染めてやる・・・・ 秋は小学校のころ、かなりおとなしい性格であった。それゆえいわゆるはぶられる存在になっていた。 秋が意見を言っても誰も反応しない。近寄れば避ける。 「・・・・僕・・・・何しに学校来ているんだろう・・・」 秋は一人で給食を食べている。それと反対にとてつもなく人が群がっているところもあった。 そこに居たのは。彰という、比較的明るくてかわいい顔立ちの男子にも女子にも人気のある者だった。 「彰くんと・・・友達になれば・・・僕にも友達。できるかな・・・・」 ここからだろうか、少しずづ秋の心の変化が現れたのは。 放課後。日直だった彰は必死に日直日誌を書いていた。周りの友達はすでに帰っている。 「はぁ・・・面倒だな・・・宿題だし忘れたときによりによって日直だなんて・...
  • 猫耳少年【11】
    秋は蓮を押し倒す。そして少し荒く、優しくキスをした。 最初は浅く。だんだん深く・・・ だんだんと2人の息が荒くなる。 「ふぅ・・・はぁ・・・秋兄ちゃん・・・・早く・・・」 蓮が急かすが、秋は首を横に振り、否定した。 もうあんなことにはなりたくないしな・・・ まだ蓮を無理やり犯してしまったことが頭の中にあったのだろう。 秋の舌は蓮の口から首へと移動して、首筋を集中的に舐めまわす。 「はっぁ・・・もっと・・・もっとぉ・・・」 「・・・急ぐなって・・・」 秋がそういうと。蓮の上着を脱がし。再び愛撫をはじめる。 「秋兄ちゃん・・・焦らしてるの?」 「はは・・・さぁ?」 蓮との会話をしながらも、秋は愛撫を続ける。ここにきて秋の理性が崩れ始めてきた。 秋がいつまでも愛撫を続けるので蓮は自然と股間の方へと手が伸びる。 だが秋はその手をつかんだ。...
  • 猫耳少年【10】
    ネズミーランドから帰ってきた。俺たちはベッドに倒れこむ。 「ふはぁ~・・・疲れた・・・」 「俺も・・・・もう寝る?」 「寝ちゃう~・・・」 蓮がそうつぶやいたかと思ったらスースーと寝息を掻く。 「早いな・・・・」 そう秋がつぶやくとじっと蓮を見つめた。 「・・・・何か・・・・犯りたい・・・・いやせめてキスでも・・・・」 秋がそういうと蓮の寝顔に顔を近付ける。 後もう少しで口が付けられる。そこまで近付けたのに秋は蓮と口付けることを反射的に拒む。 秋の頭にフラッシュバックする・・・蓮と出会った初日にしてしまった過ち。 「・・・・やっぱ俺にはできねぇぇぇ・・・・」 秋は枕にうずくまってしまう。でもこのやるせない気持ち・・・どうするか・・・ 「トイレ行こう・・・・」 秋がそう思い、トイレに行こうとした瞬間。何かが秋の腕を引っ張った。 それは・・・蓮の手。 そう。蓮...
  • 猫耳少年【9】
    ネズミーランドに行く一週間の間にあった会話・・・ 「そいえばさ。蓮はネズミーランド行ったらどんなアトラクションに行くんだ?」 そう秋が聞いてみると。蓮は即答した。 「ジェットコースター乗りたいんだ~w面白そうだもん!」 「へ~。意外だな。ジェットコースター乗れるのか・・・じゃあお化け屋敷みたいなのも平気?」 「!!!!!ムリムリ!!絶対ムリ!」 「ええ?!何で~?」 「お化け怖い・・・・やだよぅ・・・」 蓮が潤んだ目でこちらを見てくる。そんなに嫌なのか。 「ふぅ~ん・・・・」 秋は少し考えた後。蓮をお化け屋敷に入れてみようと思った。 あっという間の一週間。この日に良い思い出ができるといい。そんなことを考えながら秋は用意していた。 「チケットも用意した。金もよし。蓮も服着てただの男の子。これでよし。」 「わ~い!」 蓮ははしゃぎながら外に出た。その姿はど...
  • 猫耳少年【5】
    蓮が家に住み着いてから2日たった。 秋は今日、大学もありバイトもあるので。少し蓮のことが心配になった。 「蓮。俺今日出かけなきゃならないんだけど。一人で居られる?」 そう蓮に聞いてみると、蓮は朝ごはんを猛スピードで食べながら答えた。 「んぁ。別に平気だよ~。」 「じゃあ絶対外とかに勝手に出て行くんじゃないぞ。わかったか?あと昼飯これだから。」 コンビニで買った数個のおにぎりを置きながら秋が蓮に聞くと大きく頷き、絶対出ないといったので安心して家を出ることにした。 「じゃあ行ってくるから。」 「いってらっしゃ~い。」 そして秋は蓮を後に大学へ向かった。 大学にて。 昼休みのときに秋の友達と昼飯を食べてるとき。その中の一人。宏斗(ヒロト)が秋にたずねた。 「なぁ。秋。お前なんかあった?」 「へ?」 いきなりの友達の質問に、秋は間抜けな声を出してしまった。 「何か...
  • 猫耳少年【25】
    「・・・・何するんだよ・・・・」 「ん〜・・・お前がMかどうか試す。」 「は?・・・・て・・・また見続けるんじゃ・・・」 「い〜や。違うね。」 そういうと秋は壁から突き出てる出っ張りに首輪の鎖を外れないように結びつけた。 「・・・じゃあなんだ・・・」 「あんたは今てが自由だ。さてどんなことができる?」 「・・・・?」 「わからねえようだなぁ・・・・仕方ない・・・・オナニーしろ。命令だ♪」 秋は顔をにやけながら言った。もちろん凛は拒否する。 「なんでここでしなきゃならねえんだよ・・・てかてめえの命令なんて聞くか!!」 「ふーん。別にいいんだけどね。」 そういうと秋はベッドに寝転がった。 凛は自分を見もしない秋にびっくりして、もうあきらめたのかと思ったが。 時間がたつにつれてだんだんと欲望が湧いてくる。 ...
  • 猫耳少年【7】
    蓮との生活に一週間は過ぎた。 この一週間、いろいろとあったが特に問題もなく普通に生活をしてきた。 が、今日となって蓮は俺にこういってきたのだ。 「秋兄ちゃ~ん!僕遊園地行きたいな~。」 「え・・・遊園地・・・?」 そういうと蓮はテレビを指した。そこに移っていたのは夢の国。ネズミーランド。 ネズミーランド。俺の家からはそう遠くはないが、金銭的に問題がある。 それもそうだが。一番の問題なのは・・・・ 蓮の服装。 今の蓮の服装は俺の服で済ましたぶかぶかのボタンシャツ。ふかぶかのジーンズ。 それに猫コスプレ(ではないが こんなのとつれて歩いたらどう見ても俺は変態だ。 そう秋が思うと、買い物するかどうか考えているうちに思い出した。 そういえば母さん・・・俺の服あまり捨ててない・・・・ そう考えてネズミーランドに行く前に実家に帰ることにした。 「蓮・・・いつになる...
  • 猫耳少年【23】
    翌日。 彰は秋にやられたことを忘れたのかというくらい普通に接していた。いや。つも以上にやさしく接していた。 秋はやがてその性格は陰険でもないということがわかり。人気者とは言わないが。普通にクラスメイトと話すようになる。 そして秋は友達もできるようになったがそれは彰の手回しだということだということがわかった。 結局、秋の小学校時代は、本当の友達というものはできなかった・・・・・ 中学に入り、秋は小学校の失敗を改め。明るくクラスメイトと接することにした。 秋は瞬く間に人気者になるが、それでも何か作り物ではないかと思えてしまう。 高校に入ると、顔は悪くはなかったので、彼女ができた。 そしていよいよ性行為というところで昔の欲望が目覚めることになった。 昔、彰をめためたにしたあの破壊欲。それがいざ性行為となると少なからず出てしまい。やがて彼女ができなく...
  • 猫耳少年【6】
    「座って・・。」 言葉の通り秋は蓮のそばに座ったと思うと、蓮は自分の出した白い液体を指で絡めとり、その指を秋の口に持って行き。秋の口に入れた。 秋は驚き。蓮の手を自分の口から離して口を押さえた。 「・・・おいしい?」 「ちょっと苦いけど・・じゃない。どうしたんだよ蓮。おかしいぞお前。」 「エヘヘヘ・・・そうかなぁ・・・」 蓮がそういうと、秋のジッパーを下ろし。秋の股間にあるそれを握る。 「は・・?蓮!!何やって「ご奉仕させていただきま~すw」 その言葉が合図になったかのように蓮は秋のそれを咥え。上下に動かした。 秋は最初は戸惑ったが。次第にこの状況を楽しんじゃえという考えが生まれた。 「っ・・はぁ・・・蓮・・初めてにしては上手いけど・・・」 「はむぅ・・・んんっ・・・はぁ・・・」 蓮は秋の質問を無視してその行為を続けた。 途中で苦しくなったのだろうか。秋のそれから...
  • 猫耳少年【26】
    「くぅッ?!」 「あははは・・・凛・・・この手は今どこへ向かっていた?」 「く・・・わからない・・・」 「しらばっくれんなよぉ・・・ここだろここ?」 秋はそういいながら凛の手を凛自身の股間部分へと持っていき。触らせる。 「ぁあ・・ん・・・はぁ・・・もう・・・・」 「あはははは!!!もし自分でするんだったら『僕は超淫乱なM野郎です。貴方の前でオナニーさせてください。』って言え。じゃないと許可しない。」 「そんな・・・こと言えるわけクヒャンッ!!」 秋は凛の耳を再び攻め始める。 「お〜い。我慢してると体がもたなくなっちまうぞ♪」 「く・・・はぁ・・・だ・・・だめ・・・」 「ほらよぉ!!言えよ!!言えよこの淫乱野郎!!!!」 「・・・くぁ・・・・僕は・・ぁ・・淫乱・・なえむやろう・・・です」 「聞こえねえな・・・はっきり言えよ。」 ...
  • 猫耳少年【21】
    秋は彰から飛び散った白い液体を口に運ぶ。 彰は抵抗もせずにそれを受け止める。 「うまいか?」 秋がそう質問するが、彰は答えようとしない。 「無視・・・・?じゃあこれでどうだ?」 秋は顔がにやけたまま全く抵抗しなくなった彰に目隠しする。彰の視界が奪われた。 「怖いかぁ・・・・?怖いだろ・・・・これから何されるかわかるかぁ・・・?」 秋に質問されたが、全く口を開かない彰。それを見て秋は彰の腹を蹴った。 「無視すんじゃねえよ!!!てめぇ!!!」 そうやっても彰は何もしゃべろうとしない。本当は恐怖のあまりに言葉がほとんど喋れない状態なだけだった。 「おい。聞いてるのかよ?おい。おい!!」 しかしそんなことが秋に分かるはずもなく、彰の腹を蹴り続けた。 もう何発と秋の蹴りを食らっただろうか。彰はもう意識が遠のくぎりぎりの状態でいた。 「・・・そ...
  • 猫耳少年【24】
    まず秋は調教セットの中で使えるものを手当たりしだい探す。 「いろいろあるなぁ・・・・俺好みの姿にしてやるか・・・」 そういうと秋は箱から目隠しを取り、凛の目のあたりにつけて凛の視界を奪う。 そしてそこらへんに落ちてあった首輪をつけた。 「うぁ・・・・やだ・・・・やだやだ!外せぇ!!!!」 「外せって言われて外す奴いるかよ・・・・ほら・・・咥えろ。」 「うぁぁんぐむぅ・・・・」 秋は自分のそれを押し込み。凛に咥えさせる。 だが凛はそれを口から離そうとする 「んーーーーんんんんッーーー」 「だまって咥えろ。」 そういうと膝で腹を蹴った。 すると凛は少し抵抗をやめると、しかたなく秋のそれを奉仕する。 「ん・・・・ん・・・はむ・・・・」 「いい子だな・・・少し下手だけどな。」 凛は一生懸命に秋のを奉仕したが、秋がきもちよさそうな顔をしない...
  • 猫耳少年【20】
    「ははは・・・へぇ・・・・きもちいのか・・・男の癖してここがきもちいんだ・・・・」 彰はなおも抵抗しようとする。が、秋の憎しみには勝てるはずもなく。抵抗が少なくなっていった。 秋はしばらく彰に愛撫をするが、しばらくするとやめ、彰のズボンを取ろうとする。 「ん!!んーーーーんんーーーー」 「少しうるさい。」 そういうと秋は彰の腹を蹴った。彰は少しむせるとほとんどしゃべろうとしなくなった。 「いいこだねぇ・・・・ふふふ・・・」 秋はそのまま彰のズボンを下げる。そこには反り返った彰のそれがあった。 「あらら・・・やっぱ感じちゃってるんだ・・・・きもい奴に舐められたのにねぇ・・・」 「んん・・・ん・・・」 秋が言い過ぎたのだろうか。彰はぼろぼろと大粒の涙を流した。 「もうおとなしくなったね・・・はずしてあげる・・・」 そういうと秋は彰の口につけた布を解いた、すると彰が秋に言...
  • まとめ要望
    要望など まとめサイトに関するご要望やご意見をお寄せください。 各作品へのご意見ご感想は本スレにお願いします。 コメント ( ゚∀゚)ノシ 委員長乙であります。編集方針は1作品1ページですか? -- 第三の( ゚∀゚)ノシ (2006-01-14 03 09 30) 頑張ってくださいなのー。 -- なのー (2006-01-14 03 38 37) 1作品を幾つかに分けたほうが見やすいと思うのですが…… -- 委員長 (2006-01-14 03 42 02) あまり長いと読むのもちとキツイですもんねー -- 第三の( ゚∀゚)ノシ (2006-01-14 03 56 58) 作家さんの名前がわからない作品はどうしましょう? -- 見習 (2006-01-14 04 48 37) タイトル別だけに入れるとか…… -- 委員長 (2006-01-...
  • 龍神池の主【1】
    龍神池の主【1】 written by 妖怪布団かぶり 木々に囲まれた澄んだ泉に、木野正宗はそっと足を浸した。  ほう、と息をつく。  やはり、龍神池に来ると気分が落ち着く。中学校での嫌なことなどすべて忘れられるようだ。  どこからかヒンカララララとコマドリのさえずりが聞こえてきた。コマドリが山に現れると、もう初夏だ。  池の透明度はガラスのように高く、浅いところは底まではっきり見える。  目を遠くへ向けると、池は木々の蒼を映しこんでいた。  時間もここで足を休めているかのようなゆったりとした雰囲気。  よく晴れた空からの日差しも、心なしか優しい。  正宗は目を閉じて、そのまま岸辺に寝転がった。  彼の祖父は、龍神池には本当に竜が住むからあまり行くんじゃない、とよく言っている。  しかし、正宗はここで涼むのが殊更に好きだった。  ...
  • 桜【1】
    桜 written by ラッキージャーク 前屈みの姿勢で美しい少年が犯されていた。煌々とした照明が少年の裸体を照らしつづける。 美しい線を綺麗に重ねた二重瞼、濡れ羽色の艶やかな長髪、直線的な形の良い鼻梁、                                           薄くも厚くも無いその可憐な丹花の唇。完璧な造形美が、閉月羞花の美貌がそこにあった。 白磁の如き透明な美しさ、艶やかさを持つ滑らかな肌に浮かんだ珠の汗が、静かにこぼれ落ちる。 肛門に埋め込まれた男の陰茎が少年──桜の腸内部を何度もえぐり抜く。 汗で濡れた首筋や額にべっとりと髪を張り付かせ、桜は辛そうに顔を歪めた。 「相変わらず締まりの良い尻だな。桜の肛門は最高だぜ」 結合部分がローションと腸液にまみれ、ヌチャヌチャと淫らな音を立てながら泡だつ。 桜の直腸は火傷...
  • 旅人の詩【1】
    深緑の木々が鬱蒼と茂げる山々。 辺りには鳥の鳴く声。風に揺れ葉がかすれる音。 絶えることなく響き続けている。 「ふぅ。こりゃ、日が暮れるまでに山を越えるのは無理そうだな…」 男は溜息をついて、道無き山の地を踏んだ。 男の名は七科。名前以外は、いや、名前すらも意味もない男だ。 旅をして、なんの目的もなく、ただ生きている。 だから何も必要もなく、七科は全てを捨て去った。 「ん…鳥の声が止んだな」 七科は顔を上げて、帽子をずらして空を仰いだ。 先程まで響いていた音が一つ二つと消えて、今響く音が不協和音に聴こえる。 「ん…こんなとこに」 ふと足を止めた先には、緑の海の中にぽつんと屋敷が存在していた。 七科は少しだけ笑うと、屋敷の玄関戸を叩く。 長くかからず戸が開かれて、中から少年が顔を出した。 「どなたでしょうか?」 「旅してるもんだが、一泊だけ泊まらせてくれんかと...
  • ノエ【13】
    夢は、潜在的無意識が具現化したものであるという。 抑圧された願望や欲望、無視していた不安や恐怖が想像力の衣を纏い、心象世界として構築される——ならば。 「御主人様?お茶が入りましたよ〜♪一息吐かれてみてはどうです?」 実に快活に笑う、金髪碧眼の、少年とも少女とも見て取れる人物。 ああ、これは夢なのだな、と冷静に俯瞰視する私とは別の、登場人物としての私がそれに応えて微笑む。 「今日はダージリンか……随分気が利くようになったな」 私の背中越しに世界を視る私。 白い靄が掛かった世界はところどころ歪に捻じ曲がり、繋がりは失せ、恐らくはあの扉の先には何もないであろう。 「はいっ。もうお仕事中にカモミールを出すようなヘマはしませんよー♪」 二人は顔を見合わせて笑っている。それは何とささやかな幸せに満ちた風景だろう。ささやかで、春霞の様に儚い風景。 私は夢の中で願...
  • 無人島【1】
    無人島に行く人。 電波少年で飛ばされたろっこつマニア。 漂流する十五少年。 自分のことがサトラレだとわかった不幸な人。 そして、僕。 僕は毎朝足繁く無人島に通っている。 その無人島には荒涼として不毛な土地が広がり、北側には大きな岸壁がそそり立っている。 気候は温暖だが、やはり天気は変わりやすく、突然降水があったりする。 無人島とはいっても何も生息していないわけではなく、島固有の生物が生息している。 僕が島に行くと近寄ってくる性質があり、さまざまな泣き声を発する。 じっとしていれば危害を加えてくることは少ないが、手癖が悪くすぐに履物などを盗むので注意が必要である。 白いものを汚す習性があるらしく、無人島での出来事を書き記すために持ち込むノートなどは汚されることが多い。 ここで最も得難いのは食糧だ。 オアシスらしきところに植物が自生しているが...
  • 声楽【1】
    「リノ、どうした」  私はピアノの伴奏を止めて言った。 「このアリアは神の愛に感謝する歌だ。それなのに、お前は神様に文句を言っているように聞こえるぞ」  星の瞬きのような、と評されたリノの歌だが、このところどうものりが悪い。 「……すみません先生」  翡翠色の瞳を伏目がちにしてリオが謝る。 「責めてるんじゃない。なにか悩みでもあるのかい?」 「先生……ぼくもそのうち、この音楽学校から追い出されちゃうんでしょうか」 「なんだいきなり」 「このまえ、クルトがここを出て行きましたよね。クルトが声変わりしちゃったから、追い出されたんじゃないかって、みんな噂してるんです」  確かに、優秀な歌い手だったクルトは、声変わりを機にここを離れた。 「あの子は、声楽とは別の道を進むことを決断して、少年合唱団から去っていったんだよ」 「でも、みんなぼくの高音域の声が素敵って言ってくれてる...
  • コウとセイ【1】
    チュパ…クチュ… 「んっ、ぅん……はぁ…」 「あっ、コウ物足りなそうなこえ出してるー」 放課後の教室から一人の少年のクスクスと笑い声が漏れる。 その教室にもう1人、コウと呼ばれた少年はその声を聞き、 只でさえ上気していた顔を真っ赤に染め俯いてしまっていた。 「…セイちゃんなんか大ッキライだ!!」 「あ…ちょっとコウ?コウってば!」 コウはセイと呼んだ少年に向かってランドセルを投げつけると バシン!!という大きな音を立てて扉を閉め走って行った。 セイちゃんのバカバカ!人の声聞いてわらってさぁ… いっつもボクが恥ずかしがるの見て笑って…わざと恥ずかしがらせてくるし。 やっぱりきらわれてるのかな…? コウはそう思うと涙が止まらなくなり、その場から動けなくなってしまった。 ねえセイちゃん、やっぱりボクの事キライなの? コウとセイがこのような関係になったのは少し前の事。 それは何時も通りの...
  • 未確認飛行物体【1】
    帰り道、俺は不思議な光を目撃した。山に向かって落ちる光。 それは流れ星のように美しく、しかし何か違和感があった。 「…なんだよこれ……」 近づいてみると遠くからは光にしか見えなかったそこには 巨大な船、人にはUFOと呼ばれる物体が浮かんでいた。 文字通り目が釘付けになった俺の目の前に船から一筋の光 そこから現れた生命体は俺の予想とは全く違い人間の形をしている。 端正な顔立ちのまだ幼い少年。俺はその少年から目を離すことができなくなった。 「システムレッド…メインシステムニ異常アリ……スタディーモードニ移行シマス」 少年から機械的な言葉が繰り出される。 「やはりそっちは異常が出たか…」 後ろからもうひとり少年が顔を出す。目があった。 「この星の方ですね、驚かせてすみません。」 「あ…いえ…」 「我々は旅の途中この宙域を通っていたのですが、  船に異常が...
  • チョコ妖精【1】
    部屋に帰ると、「へんなの」がいた。 講義を終えて、一人暮らしの寂しい部屋に帰る。 あれ? なにかおかしい。違和感がある。そう、部屋の奥に何か…… いる。 その「何か」は、少年だった。窓際においてあるベッドに腰掛けて、差し込む夕日を浴びながら、脚をぶらぶらさせている。 しかも満面の笑みをこっちに向けてくる。うわ、超かわいい。 「やっとかえってきましたねー?」 まだ幼さが残る声で、そう声をかけてくる。ああ、帰ると声が返ってくる暮らしなんて、もう1年ぶりくらいか。なつかしい。 ……いや、そうじゃなくてだな。 「おまえ、誰? てか、なんでウチにいるわけ? カギは?」 「? いや、おにーさん、何言ってんのかよくわかんないです。それより、ただいま、は?」 顔に似合わず、肝が据わってるらしい。 「ああ、ただいま」 律儀にあいさつ返すあたり、何やってんだろう。オレ。 ちょっと泣きたくなった。 「えっと...
  • ノエ【14】
    その時、世界が揺れた。 私を取り巻く空気が、風が、そしてあの恐ろしい心地が激しく揺さぶられ、瓦解し、崩壊してゆく。 ——これはきっと、目覚めの予兆。ならば私は、やっと此処から抜け出せる—— 覚醒へと近づく意識。靄と疲労感に包まれる私がその夢の中で視た、最後のモノ。 それは、あの赤い禍々しい瞳から、透明な涙を一条頬に伝わせるノエの姿だった。 「……兄様。兄様——」 遠慮がちな声が、聞こえた。何か嫌な夢を視ていた気がして、その声に安堵する。 「——私は、そうか……眠ってしまっていたのか……」 重い頭を無理矢理に起こして、一度だけ目を瞬かせる。ぐるりと首を巡らすと、徐々に眠る直前の行動が蘇ってくる。 「あんな所でお眠りになられるからです。入浴して強張りが取れたせいで、疲れが出たんでしょうね」 ルークの冷たい手が、額に乗せられる。それがとても気持...
  • ラッキージャーク【1】
    桜 written by ラッキージャーク 前屈みの姿勢で美しい少年が犯されていた。煌々とした照明が少年の裸体を照らしつづける。 美しい線を綺麗に重ねた二重瞼、濡れ羽色の艶やかな長髪、直線的な形の良い鼻梁、                                           薄くも厚くも無いその可憐な丹花の唇。完璧な造形美が、閉月羞花の美貌がそこにあった。 白磁の如き透明な美しさ、艶やかさを持つ滑らかな肌に浮かんだ珠の汗が、静かにこぼれ落ちる。 肛門に埋め込まれた男の陰茎が少年──桜の腸内部を何度もえぐり抜く。 汗で濡れた首筋や額にべっとりと髪を張り付かせ、桜は辛そうに顔を歪めた。 「相変わらず締まりの良い尻だな。桜の肛門は最高だぜ」 結合部分がローションと腸液にまみれ、ヌチャヌチャと淫らな音を立てながら泡だつ。 桜の直腸は火傷しそ...
  • ショタコニウム【1】
    一人の天才科学者(十二歳)によって発見された新たな元素、 ショタコニウム。 次世代エネルギー源として目されるも使い道がなく次第に忘れ去られる。 主人公の誠(まこと)は元気いっぱい、ちょっぴりおませな小学六年生! 今日も隣の家のお姉ちゃんのお風呂を覗くぞー! 「誠君!貴方の中に眠る高純度のショタコニウムをいただくわ!」 ゲェーッ、お姉ちゃん、どうしちゃったの!? あ、お姉ちゃん、だめだよ・・・そこは汚いよ・・・はうぅ・・・ 高純度のショタコニウムを内包する為に狙われる五人の少年! 彼らが狙われる理由とは?ショタコニウムの力とは?彼らを襲う秘密組織「憧れのお姉ちゃん党」の目的は!? 遂に始動する新本格SFラブコメサスペンスミステリーバトル小説 「少年戦隊ショタレンジャー」! 第一話「お姉ちゃんやめて そこは育ち盛り」に、アクセス!
  • ノエ【8】
    鏡の前で何度も全身をチェック。…うん、おかしいところはない。そう解ってはいるのだけれど、何となく安心できずにまだ鏡の前を離れられずに居る。 にっと笑う。鏡の中の僕も、にっと笑う。 むっと眉根を寄せる。鏡の中の僕も、むっと眉根を寄せる。 ……それから、兄様のように、腕を組んでみた。鏡の中の僕も、兄様のように腕を組んでいる。 「こんな時くらい気を利かせて、兄様を映してくれればいいのに……」 なんて出来もしない事を呟いて、目を閉じる。 …兄様。大好きな兄様。本当の弟のように僕を大切にしてくれる兄様。 そんな関係で充分だった筈なのに、欲張りな僕の心は、最近そんな関係が苦しいと叫んでる。 「ごめんなさい、兄様。僕は、もう立派な弟では居られないかもしれません――」 鏡の中の自分越しに、きっとまだ屋敷で眠っているだろう兄様の姿を見る。 僕は仕立屋の息子。貴族の兄様とは、生まれも育ちも何もかも違いすぎる...
  • ショタ色航海日誌【1】
    艦長日誌 宇宙暦53819.2 探査目標の地球型惑星に到着。  船体バリア形成に必要なシルディオンの天然鉱脈が存在する可能性があり、降下して調査することにした  ごつごつした岩ばかりの惑星の上で、銀河艦隊士官の服に身を包んだ二人の少年が、岩壁に開いた洞窟の前に立っている。 「ベテルバーグ艦長、どうやらこの洞窟の奥にシルディオン鉱石が集中しているようです」  色白の少年が探査装置(スキャナー)の表示を見て言った。 「わかった、ベータくん」  艦長と呼ばれたもう一人の活発そうな少年がうなづく。 「でも、艦長って呼ぶなって言ってるだろ?リュカでいいよ。どうせ二人だけなんだし」  彼らの乗るC級深宇宙探査艦「エンノイア」は、重要度や危険度の高くない探検に使われる小型の宇宙船で、クルーはリュカとベータだけだった。 「ですが、艦隊の規律が……」 「んもー、固いなぁ。もっとやわらかーくやわらか...
  • ショタヨルという名の星【1】
    航星日誌 宇宙暦53908.4 植民惑星からの救難信号を受信した 「動力炉のパーツがない?」  小型宇宙艦の少年艦長リュカは、惑星ショタヨルのオペレーターに尋ねた。 『はい、地球本星に…呼びかけて…るのですが、物資が届くま…保つかどうか……』  通信機からの声は雑音が混じっていてうまく聞き取れない。 「ベータくん、この船の予備パーツのリスト出して」 「こちらです」  少年型アンドロイドの副長ベータがデータパッドを差し出す。 「亜空間制御プラグはまだ余ってるな……よし、お分けしましょう」 『本当で…か!ありがとうござ…ます!』  リュカはショタヨル星の座標を聞き、通信を切った。 「変ですね。その座標の星に入植した記録はないのですが」  ベータが首をかしげる。 「たまに記録漏れがあるんだ。そういう星は気づかれるまで地球からの支援が届かない。  動力炉が...
  • たった一つのエロいやり方【1】
    艦長日誌 宇宙暦53819.2 探査目標の地球型惑星に到着。 船体バリア形成に必要なシルディオンの天然鉱脈が存在する可能性があり、降下して調査することにした ごつごつした岩ばかりの惑星の上で、銀河艦隊士官の服に身を包んだ二人の少年が、岩壁に開いた洞窟の前に立っている。 ベテルバーグ艦長、どうやらこの洞窟の奥にシルディオン鉱石が集中しているようです」 色白の少年が探査装置(スキャナー)の表示を見て言った。 「わかった、ベータくん」 艦長と呼ばれたもう一人の活発そうな少年がうなづく。 「でも、艦長って呼ぶなって言ってるだろ?リュカでいいよ。どうせ二人だけなんだし」 彼らの乗るC級深宇宙探査艦「エンノイア」は、重要度や危険度の高くない探検に使われる小型の宇宙船で、クルーはリュカとベータだけだった。 「ですが、艦隊の規律が……」 「んもー、固いなぁ。もっとやわらか...
  • 初夢【1】
    「おまえ、初夢は何見たんだ?」 唐突にあいつは聞いてきた。 「えっ!?べっ・・別に何も見てねぇよ!!」 「何でそんなにムキになるんだよー?はは~ん、さてはエッチな夢でも見てたんだろう?」 あいつがニヤッと笑いながら言う。 「夜中に、寝ながら俺の名前を呼んで、喘いでたのは誰だっけ?」 「!!!!!!!!、おっ、お前起きてたのかよ!?人の寝言聞くなんて失礼だぞ!」 「あっ、マジだったんだ。」 騙された。 「ちょっ!お前騙したな!!」 「まぁまぁまぁ、ムキになる所も可愛いね。クスクス」 そういって、あいつは、俺にキスをした。 「うっ・・・あぁん・・。おまぇ・・ずるぃ・・。」 あいつのキスは上手い。とろけてしまいそうだ。 「はぁ・・んっ・・・。」 お互いの唾液が混ざり合い卑猥な音を立てている。 「はぁ・・あっ・・・・ぅん・・。」...
  • トオル【1】
    俺はその時まで、弟のことを「そういった目」で見たことなど一度もなかったのだ 弟のトオルはそれはそれはガキ臭い小6であった 俺が自室で課題に取り組んでいてもお構いなしで 「兄ちゃんムシキング知ってる!?」 「ぅん」 「…それでさぁ、ぼ…、俺の友達なんかさぁ…ねぇ聞いてる!?」 「ん」 「隣の席のブスがさぁー、俺のことチビチビ言ってマジムカツクの!最悪じゃん!?」 「ふーん」 こんな具合に一方的に喋っているし、仕舞いには 「うんうんばっか言ってて何も聞いてないじゃんか!兄ちゃんの馬鹿!!」 と一方的に話を終わらせ部屋から出て行く。しかし30分後には俺の部屋に潜り込み、 再びベラベラと訳のわからないことを喋りだすのだ。とにかくうるさいガキだった
  • ノエ【15】
    しまった、と思った時にはもう遅い。後悔は先に立たないって言葉があるけど、僕はそれを痛感していた。 ……正直言うと、見惚れてしまっていた、という気持ちの方が先立ったのだけど、それよりも何よりも、逡巡は打算で打ち消された。 恐る恐る、兄様の顔を盗み見る。……ああ、悪い予感的中。こんな兄様の顔を見るのは初めてだ。 本当に凄いモノ——感情の受け皿から溢れる衝撃を受けた時、人が取る行動は二つに分かれる。 一つは、笑い。それに比べて小さな自分という存在が、それでも人間でありたいと思うから、きっと人は笑うんだろう。 もう一つは——今の僕たちみたいに、黙ってしまう、というもの。……どんな言葉も、それが“凄い”事であるという事実は飾れないから。 “凄い”もの、というのは、その存在自体が完成されている。——僕たち部外者は、恐々とそれを眺めることしかできないんだ。 恥ずかしそう...
  • 保と守【1】
    夜も明けようとする頃、俺の隣で黙って俺の保守ぶりを見ていた守がポツリと呟いた。 「この字、僕とお兄ちゃんみたいだね」 守を見ると視線はディスプレイに向けたままだ。 普段はよく笑いよく泣きよく怒る、そんな表情豊かな守だが、今はやはり退屈そうにしている。 俺の隣の椅子で自分の膝を抱く様な姿勢で、無表情にじっとレスの並ぶ画面を見つめているだけだ。 俺も再びディスプレイに向き直り、再び保守作業に戻る。 「そうだな、俺の名前が保、お前が守だもんな」 何の気なしに言った。 しかし、 「うん、いつも隣に並んでるね」 その言葉を聞いた瞬間、ディスプレイに映り込んだ守と目があった。 心臓がドクンと鳴ったのが分かった。 ディスプレイの中で、守はじっと俺を見つめていた。 俺はディスプレイの中の守から目がそらせなくなった。 しかも、動かないのは目だけではない。保守を続けなければな...
  • ノエ【12】
    「……呆れた。兄様、まさかノエさんの服を全部僕に作らせるおつもりだったんですか」 採寸後、私の部屋。机の上に積み重ねた金貨の数を見て、溜息混じりにルークが呟いた。 「心算も何も、私はその為にルークを呼んだのだが……」 思わぬ反応に目を丸くする私に追い撃ちをかけるように、言葉を続ける。 「あのですね。衣服を一着、生地から起こして作るのにどれだけ時間が掛かると思ってるんですか。  確かに全部ウチの店に作らせてもらえれば、ウチにとってはこの上なく有り難いです。ですがその間、ノエさんを  ずっとガウン姿のまま生活させるおつもりですか?……そんなのは、駄目です」 駄目……確かに、駄目ではある。あのガウンは一着しかないものだし、何よりも私が望む生活に支障をきたす恐れがある。 有態に言えば、少々刺激が強すぎるのだ。……各々方、どうか、獣を見るような目で見ないで欲しい。私は真剣なのだ。 ...
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