辺境の村 シマムラに住む少年マッパ。両親はなく、姉のウエディング・ドレスと暮らしていた。彼は生まれたての様な純粋な心を持っており、村の人々に愛されていた。
しかし幸せな日々は突如として崩れ去った。
魔獣ガラパンが村を襲ったのだ
逃げ惑う人々!飛びかう怒号!どーまんせーまん!
そんな中マッパは何かに導かれるようにトイレに向かう。
そこには何故か一振りの柔らかそうな剣があった。その剣こそゼンラー王国に伝わる聖剣ウインドブレイカーだったのである。
マッパは剣を手に取った。大好きな村の人たちを守るために
その時だった
『オマエガ…ゼンラーノマツエイカ…』
何かが頭に直接語りかけてきた。
(ぜんらー?末裔?なんのこ…)
<<キャーーーー!!!>>
甲高い叫び声が静寂を切り裂いた。
「悲鳴…姉さんだ!!」
マッパが剣を握って外に飛び出すと、そこにはまさにガラパン襲われようとしている姉の姿があった。
「助けなきゃ助けなきゃ助けなきゃ!」
マッパは夢中でガラパンに特攻した。
『オクスルコトナクムカウカ…オモシロイ!ワタシヲツカエ!!ワガナハ…』
「切り裂け!ウインドブレイカァァァァァァァァァァァ!!!」
(……ここは…どこ?)
「目が覚めたようですね」
そこに立っていたのは、村のはずれに住んでいるタキシードさんだった。ここはローレックスさんのお屋敷だ。
奥には姉さんの姿も見える。ローレックスさんとなにやら話をしているようだ
「姉さん!これはどういうこと?何が起こったの?」
「マッパ…あなたに話しておかなければならないことがあるの…」
ウェディングは静かに口を開いた。
最終更新:2007年02月18日 22:20