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奇人博士の館(花の子ルンルン第37回) - (2009/02/24 (火) 14:05:04) の1つ前との変更点

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昭和54年(1979年)11月9日放送  [[←前回>再会の緊急着陸(花の子ルンルン第36回)]]  [[次回→>拾った子犬(花の子ルンルン第38回)]]  ルンルン達は、ある奇妙な館に迷い込む。そこでは博士が、助手とともに、人間と動物との会話について、研究をしていた。人間の言葉をしゃべれることに目をつけられたヌーボは、七色の花を見せることを条件に、研究材料として自分を使うことを許した。しかし助手は、七色の花を狙っており、ヌーボに変な薬を飲ませて記憶喪失状態にし、これを利用して七色の花を奪う。その後、ルンルンの活躍で七色の花は取り返すのだが、これは博士が作った爆弾(しかも安全のため、中身を花火にすりかえておいた)だった。気の抜けるルンルン達。 *&bold(){ストーリー} -舞台: &u(){イギリス・湖水地方} -雷に襲われたルンルン達は、ある館に逃げ込むが、骸骨の姿をした「スパイ撃退機」に驚いて気絶。 -そこは、博士と助手が、動植物と話をするという研究を行っている研究所なのであった。気がついたルンルン達は、ヌーボとキャトーの身体を調べさせて欲しいと、博士から要請される。二匹が話しているのを、博士は聞いていたのだ。しかし、ルンルンは、二匹は話せないと強弁し、博士の要請を断る。 -夜、ヌーボとキャトーは、トイレにいく。その際、助手が博士に「七色の花を見せて下さい」と懇願しているシーンを覗き見する。博士は、そのような助手の要求を疎ましそうにあしらっていた。二匹は驚いて、思わず言葉を口にしてしまった。ヌーボは、七色の花を見せるということを条件に、身体を調べることを了承してしまう。このとき、博士は、七色のありかをもらしてしまう(玄関の鎧の中)。その瞬間、助手は目を光らせる。 -助手は、検査の準備を装って、ヌーボに「記憶喪失薬」を飲ませる。その頃、トゲニシアとヤボーキも館に忍び込んでおり、ヤボーキがそのシーンを覗き込んでいた。助手が席を外している隙に、ヤボーキは、「ヌーボの主人は自分だ」とそそのかしてしまう。 その頃、トゲニシアとヤボーキも、館に忍び込んでいて、このことを知り、七色の花を手に入れようとするが、やはり「スパイ撃退機」によって気絶。 - - - -&u(){倉庫の窓の、鉄格子の先に見える花を利用し、潜水夫になる} - -花言葉: &u(){サボテン(熱情)~セルジュが博士に渡す}。博士の研究室にて、研究に熱中する博士を見守る。 *&bold(){鑑賞} -ルンルンは雷が嫌い。幽霊にも弱い。 -スパイ撃退機、歩くソファー、鳴り終わりが分り易い時計、座ったまま高い所の本を取れる椅子、など、変な発明品が沢山、現れる。動物と話をする研究も、「どこかの星に移住する」「人も動物も植物も、もっと仲良く暮らせる世界を作りたい」という願望の一環なのだそう。マッド・サイエンティストではありますが、一応、いい人として描かれています。ヌーボに対し、「ヌーボ君」と呼ぶのも、どこかしら新鮮な響きがします。 -チンパンジーが「ママ」と言ったのかは初耳ですが、「パパ」と言わせる研究は、何十年か前にテレビで見た記憶があります。しかしあれは、「パパ」という単語を言わせていた、というより、単にそれらしい音を鳴らした、というだけのように見えましたが。チンパンジーには明確な発生器官が無いので、相当、こじつけないと「パパ」とは聞こえません。あれならオウムや九官鳥のほうが上手です。むしろ、言葉そのものを話させるより、単語キーボードを用意して、チンパンジーがそれを押すことで、人間と意志疎通を図る、という研究のほうが現実的だと思います。 *&bold(){登場キャラクター} -ルンルン・フラワー: 岡本茉利 -キャトー: 白石冬美 -ヌーボ: 神山卓三 -セルジュ・フローラ: 水島裕 -ヤボーキ: はせさん治 -トゲニシア: 喜多道枝 -ファージョン博士、ガーナー助手: 八奈見乗児、千葉繁 -ナレーション: 喜多道枝 *&bold(){スタッフ} -脚本: 金春智子 -原画: 多田康之、小野順三 -動画: 清野浩美、小曽根孝夫、鈴木弥生、南友子 -背景: ポップ、スタジオSF -仕上: 藤本芳弘、石沢まきえ、茂木明子 -特殊効果: 大石秀徳 -撮影: 佐野禎史 -編集: 祖田富美夫 -録音: 波多野勲 -音響効果: 伊藤道広 -選曲: 宮下滋 -記録: 樋口裕子 -製作進行: 長谷川康雄 -美術: 有川知子 -作画監督: 進藤満尾 -演出: 遠藤勇二
昭和54年(1979年)11月9日放送  [[←前回>再会の緊急着陸(花の子ルンルン第36回)]]  [[次回→>拾った子犬(花の子ルンルン第38回)]]  ルンルン達は、ある奇妙な館に迷い込む。そこでは博士が、助手とともに、人間と動物との会話について、研究をしていた。人間の言葉をしゃべれることに目をつけられたヌーボは、七色の花を見せることを条件に、研究材料として自分を使うことを許した。しかし助手は、七色の花を狙っており、ヌーボに変な薬を飲ませて記憶喪失状態にし、これを利用して七色の花を奪う。その後、ルンルンの活躍で七色の花は取り返すのだが、これは博士が作った爆弾(しかも安全のため、中身を花火にすりかえておいた)だった。気の抜けるルンルン達。 *&bold(){ストーリー} -舞台: &u(){イギリス・湖水地方} -雷に襲われたルンルン達は、ある館に逃げ込むが、骸骨の姿をした「スパイ撃退機」に驚いて気絶。 -そこは、博士と助手が、動植物と話をするという研究を行っている研究所なのであった。気がついたルンルン達は、ヌーボとキャトーの身体を調べさせて欲しいと、博士から要請される。二匹が話しているのを、博士は聞いていたのだ。しかし、ルンルンは、二匹は話せないと強弁し、博士の要請を断る。 -夜、ヌーボとキャトーは、トイレにいく。その際、助手が博士に「七色の花を見せて下さい」と懇願しているシーンを覗き見する。博士は、そのような助手の要求を疎ましそうにあしらっていた。二匹は驚いて、思わず言葉を口にしてしまった。ヌーボは、七色の花を見せるということを条件に、身体を調べることを了承してしまう。このとき、博士は、七色のありかをもらしてしまう(玄関の鎧の中)。その瞬間、助手は目を光らせる。 -助手は、検査の準備を装って、ヌーボに「記憶喪失薬」を飲ませる。その頃、トゲニシアとヤボーキも館に忍び込んでおり、ヤボーキがそのシーンを覗き込んでいた。助手が席を外している隙に、ヤボーキは、「ヌーボの主人は自分だ」とそそのかしてしまう。 -ルンルンは、玄関の鎧から、容器に入った七色の花を取り出すが、助手に横取りされる。ルンルン達と博士は、倉庫に閉じ込められてしまう。そこで初めて、七色の花の秘密が明らかになる。この七色の花は爆発装置であり、どこかの星へ移住する際のロケット打ち上げのために、開発したものだった。この装置は、イギリス全土がふっとぶほどの威力があるという。 -倉庫は排水溝を通じ、湖と繋がっていた。そこでルンルンは、&u(){倉庫の窓の、鉄格子の先に見える花を利用し、潜水夫になり}、湖からボートで逃げようとしていた助手を捕まえ、七色の花を取り戻す。 -しかし、再度、七色の花はヤボーキに横取りされる。ヤボーキは容器を開ける。…爆発…と思ったが、花からは花火が飛び出してくるばかり。事故を恐れた博士が、本物の爆弾とすりかえておいたのだった。ルンルン達の気が抜ける。また、そのショックでヌーボの記憶が戻り、トゲニシア達を追い回す。 -花言葉: &u(){サボテン(熱情)~セルジュが博士に渡す}。博士の研究室にて、研究に熱中する博士を見守る。 *&bold(){鑑賞} -ルンルンは雷が嫌い。幽霊にも弱い。 -スパイ撃退機、歩くソファー、鳴り終わりが分り易い時計、座ったまま高い所の本を取れる椅子、など、変な発明品が沢山、現れる。動物と話をする研究も、「どこかの星に移住する」「人も動物も植物も、もっと仲良く暮らせる世界を作りたい」という願望の一環なのだそう。マッド・サイエンティストではありますが、一応、いい人として描かれています。ヌーボに対し、「ヌーボ君」と呼ぶのも、どこかしら新鮮な響きがします。 -チンパンジーが「ママ」と言ったのかは初耳ですが、「パパ」と言わせる研究は、何十年か前にテレビで見た記憶があります。しかしあれは、「パパ」という単語を言わせていた、というより、単にそれらしい音を鳴らした、というだけのように見えましたが。チンパンジーには明確な発生器官が無いので、相当、こじつけないと「パパ」とは聞こえません。あれならオウムや九官鳥のほうが上手です。むしろ、言葉そのものを話させるより、単語キーボードを用意して、チンパンジーがそれを押すことで、人間と意志疎通を図る、という研究のほうが現実的だと思います。 *&bold(){登場キャラクター} -ルンルン・フラワー: 岡本茉利 -キャトー: 白石冬美 -ヌーボ: 神山卓三 -セルジュ・フローラ: 水島裕 -ヤボーキ: はせさん治 -トゲニシア: 喜多道枝 -ファージョン博士、ガーナー助手: 八奈見乗児、千葉繁 -ナレーション: 喜多道枝 *&bold(){スタッフ} -脚本: 金春智子 -原画: 多田康之、小野順三 -動画: 清野浩美、小曽根孝夫、鈴木弥生、南友子 -背景: ポップ、スタジオSF -仕上: 藤本芳弘、石沢まきえ、茂木明子 -特殊効果: 大石秀徳 -撮影: 佐野禎史 -編集: 祖田富美夫 -録音: 波多野勲 -音響効果: 伊藤道広 -選曲: 宮下滋 -記録: 樋口裕子 -製作進行: 長谷川康雄 -美術: 有川知子 -作画監督: 進藤満尾 -演出: 遠藤勇二

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