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奇人博士の館(花の子ルンルン第37回) - (2009/02/24 (火) 13:28:06) のソース

昭和54年(1979年)11月9日放送
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 ルンルン達は、ある奇妙な館に迷い込む。そこでは博士が、助手とともに、人間と動物との会話について、研究をしていた。人間の言葉をしゃべれることに目をつけられたヌーボは、七色の花を見せることを条件に、研究材料として自分を使うことを許した。しかし助手は、七色の花を狙っており、ヌーボに変な薬を飲ませて記憶喪失状態にし、これを利用して七色の花を奪う。その後、ルンルンの活躍で七色の花は取り返すのだが、これは博士が作った爆弾(しかも安全のため、中身を花火にすりかえておいた)だった。気の抜けるルンルン達。

*&bold(){ストーリー}
-舞台: &u(){イギリス・湖水地方}
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-&u(){倉庫の窓の、鉄格子の先に見える花を利用し、潜水夫になる}
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-花言葉: &u(){サボテン(熱情)~セルジュが博士に渡す}。博士の研究室にて、研究に熱中する博士を見守る。

*&bold(){鑑賞}
-ルンルンは雷が嫌い。幽霊にも弱い。
-スパイ撃退機、歩くソファー、鳴り終わりが分り易い時計、座ったまま高い所の本を取れる椅子、など、変な発明品が沢山、現れる。動物と話をする研究も、「どこかの星に移住する」「人も動物も植物も、もっと仲良く暮らせる世界を作りたい」という願望の一環なのだそう。マッド・サイエンティストではありますが、一応、いい人として描かれています。
-チンパンジーが「ママ」と言ったのかは初耳ですが、「パパ」と言わせる研究は、何十年か前にテレビで見た記憶があります。しかしあれは、「パパ」という単語を言わせていた、というより、単にそれらしい音を鳴らした、というだけのように見えましたが。チンパンジーには明確な発生器官が無いので、相当、こじつけないと「パパ」とは聞こえません。あれならオウムや九官鳥のほうが上手です。むしろ、言葉そのものを話させるより、単語キーボードを用意して、チンパンジーがそれを押すことで、人間と意志疎通を図る、という研究のほうが現実的だと思います。

*&bold(){登場キャラクター}
-ルンルン・フラワー: 岡本茉利
-キャトー: 白石冬美
-ヌーボ: 神山卓三
-セルジュ・フローラ: 水島裕
-ヤボーキ: はせさん治
-トゲニシア: 喜多道枝
-ファージョン博士、ガーナー助手: 八奈見乗児、千葉繁
-ナレーション: 喜多道枝

*&bold(){スタッフ}
-脚本: 金春智子
-原画: 多田康之、小野順三
-動画: 清野浩美、小曽根孝夫、鈴木弥生、南友子
-背景: ポップ、スタジオSF
-仕上: 藤本芳弘、石沢まきえ、茂木明子
-特殊効果: 大石秀徳
-撮影: 佐野禎史
-編集: 祖田富美夫
-録音: 波多野勲
-音響効果: 伊藤道広
-選曲: 宮下滋
-記録: 樋口裕子
-製作進行: 長谷川康雄
-美術: 有川知子
-作画監督: 進藤満尾
-演出: 遠藤勇二
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