西武 10000系

基本情報
運用会社 西武鉄道
製造年 1993年~1995年・2003年
運用範囲 池袋~飯能・西武秩父、西武新宿~本川越
定員 クハ10100:38人
クハ10700:48人
中間車:64人
性能諸元
電気方式 直流1500V 架空電車線方式
最高速度 105km/h
制御装置 電動カム軸式抵抗制御(MMC-HTB-20E)
10112編成 - VVVFインバータ制御(IGBT素子)
台車 FS542(電動車)・FS042(付随車)
10112編成 - FS372(電動車)・FS072(付随車)
製造メーカー 日立製作所

概要

10000系は初代レッドアローである5000系の置き換え、また新宿線で新たに運行することになった定期特急列車に使用することを目的として設計・開発された。

1993年12月に新宿線特急「小江戸」で営業運転を開始。1994年からは池袋線系統で運用されていた5000系の置き換えに投入が開始され、1995年までに7両編成11本がすべて日立製作所笠戸事業所で製造された。

2003年に引き続き日立製作所で追加製造された10112編成は仕様が変更されたほか、営業開始以来設定されていた4号車の喫煙車も2006年10月1日より設定が取り消され全車禁煙となった。

内装

座席はグレー系の濃淡色モケットを用い、枕部分は盛り上がった独特な形状のフリーストップ式リクライニングシートを横2+2列の4アブレストで配置。背面にはテーブル、座席下にはバー式のフットレストを設置する。シートピッチは5000系の930mmから1070mmに拡大された。このため1車両あたりの乗車定員は5000系より減少したが、5000系は6両編成に対して本形式では7両編成にしたことで補てんしている。

模型について

マイクロエースから発売されている。
2007年2月に2タイプが発売された他、2012年10月には5000系を彷彿させる塗装「レッドアロークラシック」や「☆(ほし)のある町 秩父長瀞」号といったラッピング車両が発売していた。
また、2016年10月にはコーポレートマークが新しくなった改良版が発売されている。
画像の車両は2009年に行われた朝の連続テレビ小説「つばさ」のラッピングを再現している。
メーカ名 品番 製品名 軌間 縮尺 電源 購入場所・サイト 状態 金額
マイクロエース A1981 西武鉄道10000系ニューレッドアロー1次型更新車7両セット 9mm 1/150 DC ぽち新宿店 中古 10000円
最終更新:2017年02月28日 21:18