基本情報 |
運用会社 |
台湾高速鉄道(台湾高鐵) |
製造所 |
川崎重工業 日本車両製造 日立製作所 |
性能諸元 |
編成 |
9M3T |
軌間 |
1,435 mm |
電気方式 |
交流 25,000V 60Hz (架空電車線方式) |
最高運転速度 |
300km/h |
編成定員 |
計989名 うち商務車は66名 |
全長 |
先頭車:26,750mm 中間車:24,500 mm |
概要
台湾高鐵700T型は、日本初の輸入用新幹線車両として、JR東海・JR西日本が共同開発した車両である。700系新幹線がベースとなっており、初期車全30編成が日本で製造され、輸出された。その後、2012年に増備編成も受注する運びとなった。
特徴
東海道・山陽新幹線で運転されている700系をベースにしているが、以下の点が異なる。
- 台湾高鐵の需要見込みに合わせ、700系は16両編成に対し、700T型は12両編成である
- 最高速度300km/hと急勾配に対応するため、主電動機の出力増強を行っている
- 定速制御装置の実装
- 700系の先頭形状に対し、台湾側から不満の声があったことと、トンネル断面積など線路規格が欧州陣営の車両も考慮した余裕のあるものとなっているため、先頭形状の変更が行われている
- 乗務員室側面の乗務員用扉は省略され、乗客用扉から乗務員室に入室するようになっている
編成
全編成12両編成で、1-9号車は指定席、10-12号車は自由席。うち6号車は商務車(日本でいうグリーン車に値する)が設定されている。
模型について
開業を記念して関水金属から台湾国内で販売された。基本4両、増結4両が2セット、計3セットを購入することで12両編成フルで揃えることが出来る。
また、先頭1号車のみの観賞用が販売された他、パワーパック・線路と基本4両がセットとなったスターターパックも販売された。
その他、12両編成+SEIKOの腕時計を化粧板に納めた、限定999セットが先行販売されたことがあった。
日本国内でも販売の予定があったが、当時の情勢等の影響か、発売はされずにいる。
700T型の模型は開業を記念して以来、製造されていない模様で、ここ最近では中古でも高値で取引されている。
基本4両を購入するだけで残り中間の8両は700系のぞみを購入し、塗装を変えて12両に仕立て上げる人もいる。
メーカ名 |
製品名 |
軌間 |
縮尺 |
購入場所・サイト |
状態 |
金額 |
KATO |
台湾高鐵700T四輛基本組 |
9mm |
1/160 |
新宿ぽち |
中古 |
65,000円 |
最終更新:2017年03月16日 20:35