基本情報 |
編成 |
4M4T |
運用会社 |
台湾鉄路管理局 |
製造所 |
日本車両製造 |
性能諸元 |
編成定員 |
制御付随車:36 動力車:52 無動力車:48 |
軌間 |
1,067 mm |
電気方式 |
交流 25,000V 60Hz (架空電車線方式) |
全長 |
制御付随車:22,095mm 動力車及び無動力車:20,700 mm |
TEMU2000「普悠瑪自強號」は台湾鉄路管理局の保有する特急列車である。
台湾高鐵の恩恵を享受している西海岸に比べ、東海岸は大都市も少なく入り組んだ地形が目立ち、高速道路は宜蘭県までしかなく、台鉄も複線路線は花蓮駅までであった。太魯閣号の登場により花蓮駅までの増発と高速化が実現したが、花蓮以南は
気動車、客車列車を除いては乗換が必要となり、東部幹線の南半分である台東線沿線では高速化が日増しに高まっていた。
当初は非電化であった台東線に車体傾斜式気動車特急を導入予定であったが、台東駅までの複線電化が前倒しで決定されたことで、TEMU2000の受注を決定した。
この車両は設計速度150km/h、営業速度140km/hとなっている。新幹線N700系電車などで採用されている台車の空気バネを利用する車体傾斜システムを採用している。また、台鉄の電車車両で初めての乗務員扉を採用した。
2016年度に増備された編成には先頭車に干支の猿がプリントされている。
ちなみに、台湾の鉄道ファンからは、見た目の赤いノーズにちなんで「紅面番鴨(ノバリケン)」と呼ばれ、親しみをもっている。
猿のプリントが施された編成
模型について
台湾の模型メーカー、鉄支路模型から発売されている。8両編成のセットで、ボディマウント式のカプラーを装備している。なお連結、切り離しには少し硬いので注意して取り扱ってもらいたい。
メーカ名 |
品番 |
製品名 |
軌間 |
縮尺 |
購入場所・サイト |
状態 |
金額 |
鉄支路模型 |
VM3070 |
普悠瑪號電聯車 |
9mm |
1/150 |
ハルヤ模型店 |
新品 |
34,500円 |
鉄支路模型 |
VM3070-1 |
普悠瑪號電聯車(申年記念編成) |
9mm |
1/150 |
ぽち秋葉原1号店 |
中古 |
32,400円 |
関連項目
外部リンク
最終更新:2017年03月16日 20:37