Südwind/ジュードヴィンド、Nordwind/ノルトヴィンド

Südwind/ジュードヴィンド、Nordwind/ノルトヴィンドはドイツ鉄道で運転されていた都市間特急インターシティのネームドトレインの一つ

愛称の由来

 「Südwind」はドイツ語で「南の風」。南方はアフリカ、サハラの砂塵を運ぶ乾いた風を表す。一方「Nordwind」は北風の意。


運行区間

ミュンヘン - アウクスブルク - ニュルンベルク - ヴュルツブルク - ベブラ - ゲッティンゲン - ハノーファー - ブレーメン
西ドイツ領内を南北に縦断するルートをとる

概要

 1971年に構築されたインターシティ網のIC4号線ルートを走る列車。本来ネームドトレインは往路、復路ともに同じ名称を名乗るが、列車名が直接的に向かう方角を示すためか、北行がSüdwind(南風)、南行がNordwind(北風)を名乗るという珍しい列車。
 1971年からVT601型(VT11.5型)特急気動車によって運転され、1973年以降は電気機関車牽引による客車列車に切り替えられた。また1974年にはET403型電車による営業運転も行われている。客車列車化後も2等車の連結や最高時速200km/hへの速度向上、セルフサービス式食堂車「Quick-Pick」の投入などの変化があったが、1985年に運行を終了した。







関連項目

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最終更新:2017年01月07日 21:29