基本情報 |
運用会社 |
西武鉄道 |
製造年 |
1969~1978年 |
引退 |
1995年 |
運用範囲 |
池袋~飯能・西武秩父、西武新宿~西武秩父 |
定員 |
クハ5500:56人 モハ5000:72人 |
性能諸元 |
電気方式 |
直流1500V 架空電車線方式 |
最高速度 |
105km/h |
制御装置 |
日立製MMC-HTB-20E |
台車 |
クハ5500:FS-072 モハ5000:FS-372 |
製造メーカー |
西武所沢、日立笠戸 |
概要
5000系は西武鉄道初の有料特急用車両で、西武秩父線の開通と同時にデビューした。
「活気あふれる若者達」というテーマのもとに、側面の大きな窓、クリーム色に赤色のラインが映える明るいデザイン。
正面はセンターピラーで分れた2枚の大きな窓、その下にはステンレス製のシマ模様を配した飾り帯、中央には西武の社章を付けた。
ライト類は左右対称に前照灯2灯、尾灯1灯をまとめた角型のグリルを配置。
先頭から側面へ伸びる速度感のある赤い帯、その見た目から「レッドアロー」号の愛称で親しまれた。
登場時は4両編成が2編成のみで、1日最大4往復、多客期には2編成併結して8両編成で運転された。
1974年に新製された編成からは6両編成化され、後に4両編成にも2両追加されて、1976年には全て6両化され、特急列車も毎時運行された。
下回りは、同時期既に新性能電車として主力の101系と全く同じで、150kwモーターを搭載、平地から山地まで安定した走りを見せた。
内装
車両両端に扉を配置、扉間はオールクロスシート。当初は号車ごとにモケットの色を変えた回転式腰掛だったが、後に朱色の簡易リクライニングシートが導入され、最終的にはワインレッドのものになった。
シートピッチは930mm。当時の国鉄特急車より広くとられていた。余談だが後継の10000系にも、シートピッチの広さは受け継がれている。
飯能向き先頭車の妻側にトイレと、車内販売準備室が設けられた。
模型について
このセットは登場初期の4両編成、アンテナの無い姿を再現したセット。正面に付くヘッドマークも後期の電照式でないものが付属している。
スカートを付属する併結仕様に交換することで、2編成併結した8両編成として走行を楽しむこともできる。
メーカ名 |
品番 |
製品名 |
軌間 |
縮尺 |
電源 |
購入場所・サイト |
状態 |
金額 |
KATO |
10-1323 |
西武鉄道5000系<レッドアロー>初期形4両セット |
9mm |
1/150 |
DC |
Models IMON |
新品 |
約11,500円 |
最終更新:2017年03月01日 20:40