大場園子は父を陸上自衛隊特殊部隊スナイパー、母を私設探偵に持つ。その特殊性に嫌気がさし、世界一のテロリストになると心に誓ったのは、中学2年の夏だった。
テロリストと言えばダイナマイトだと短絡的な発想に至り、「亀元クンの事が気になるの!」と同じクラスの亀元紘一に接近し、自宅である、自宅兼営業所「亀元ダイナマイト(株)」を訪れる事にした。
亀元紘一は、血気盛んな年ごろである。最後まで至る事ができるのなら、園子の言いなりになろうと思っていた。当然、「本物のダイナマイトが見たい!」という、園子の謎の申し出も気にならない状況となった。
ダイナマイトに初めて触れる事ができた園子は、「すごい・・・」と呟き恍惚とした表情になった。そして「しゅーーーーーっしゅしゅしゅしゅしゅーーー」という音を立てながら、尿を放出してしまった。
園子は頭が切れるが、尿道は緩い放だった。これまでも、のっぴきならない状況下で、下着を濡らす事はよくあった。しかし今回は、完全放出モードとなったのである。我に返った園子は「大場、一生の不覚!」と呟くのが精いっぱいであった。
一方、亀元である。自分のために、「超危険物のダイナマイトさえ見せてくれるという亀本に感動し、失禁してしまった」と勘違いしてしまった。当然、この一件の隠滅に全力を尽くす事にした。
謎のテロリスト集団、「亀軍団」が歴史にその名を刻んだ瞬間であった。
最終更新:2025年04月20日 08:37