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 僕が、”あのダスクフレア”に敗れてから僕の居場所は何処にも無くなった。
この世界に救世主として召喚されたフォーリナーがダスクフレアに敗れあまつさえ頭を垂れて命乞いをしたのだから・・・。

 最近、風の噂で”彼女”がクロリド子爵位を拝命したことを耳にした。そして、彼女が元ネフィリムの軍人崩れを護衛に付けたことも知り僕は思った。
(もう、この領域に・・・僕の居場所はない。)
「・・・あの男の言っていたことは、本当だった。彼女も僕の事を自分自身に都合のいい・・・”人形”だったってことか・・・」
そう呟いて、今まで顔を隠すために被っていたフードを破り捨てて叫ぶ。
「ハハハハハッ、・・・所詮、僕は彼女やこの世界の人間にとっては役に立つ”道具”や”人形”程度の価値しかないってことだよな?・・・だったら、僕の戦う理由はないもない。あいつらにとって必要なのは、”不知火凱斗”個人じゃないフォーリナーの象徴”絶対武器(マーキュリー)”だけなんだろーよっ!・・・だったら、何もかも消えて無くなればいいっ!」
そして、不知火凱斗の黄金の炎は少しづつ夕闇色に染まっていた。

最終更新:2011年11月13日 15:26