| ミーム | コラプサー | オリジン |
| 肉体 | 技術 | 魔術 | 社会 | 根源 |
| 44 | 5 | 55 | 16 | 24 |
| 性別 | 男 | 年齢 | ? |
樹木の世界(ウッドワールド)のすべての“魔”を束ねる大魔王。名乗る爵位は伯爵。
不死の身体を持った最強のコラプサーであり、魔王とよばれるコラプサーや吸血鬼(デュナミス)や黄泉還り(アンデット)の軍勢を配下として率いて、『夜の王』と称えられる。ふたつ名の通り、夜と月の空の下を支配地とするコラプサーであり、樹木の世界の遍く者に“畏れ”を捧げさせる存在である。
執行者のコロナを持つ、超強力なカオスフレアでもある。だが、ダスクフレアの敵ではあっても、人間の味方ではなく、むしろ人間を憎み敵と見なしている。
その司りし力は『生命の円環』の理。その理は、『輪廻転生』の掟と、『弱肉強食』の掟、というふたつの形で顕れる。
『輪廻転生』の掟は、生者が死した時にその魂が冥府へ還るという掟であり、同時に、死者が十分に活力(フレア)を蓄えた時にその魂が現世へと生まれ変わるという掟である。
『弱肉強食』の掟とは、強者が弱者の肉を食らって生きていくという掟であり、同時に、弱者が食われて強者の肉として生きていくという掟でもある。
二つの掟は、根本的に同じ『生命の円環』の理に従っており、それが魂魄の側面に働いたものが『輪廻転生』の掟であり、肉体の側面に働いたものが『弱肉強食』の掟なのである。
こうした理と掟とを司ることから、伯爵は黄泉還りたちの統率者であり、吸血鬼たちの神である。
伯爵が黄泉還りを統率できるのは、『輪廻転生』の掟を「ズルして悪用」して、死者を死者のまま現世に導くことができるためである。これは、『輪廻転生』の正しい運営から逸れた、言わば“裏ワザ”なのだが、伯爵はそれを死者の恨みを生者に伝えるために使っている。
伯爵が吸血鬼から神と讃えられるのは、吸血鬼の根本的欲求であり力の源である『吸血衝動(イド)』が、『弱肉強食』の掟の一表現形であるためである。吸血という行為は、「人間(じゃくしゃ)の血を啜り、その血を己の血の中に一体化させることで、吸血鬼(きょうしゃ)が生きていく」という『弱肉強食』の掟の実践行為であり、『吸血衝動』とは伯爵の司る掟そのものなのだ。
黄泉還りの現出も、吸血鬼の衝動も、全ては伯爵の理の内にあり、故に彼らは決して伯爵に逆らえないのである。
また、ドラキュラ伯爵が魔王や吸血鬼や黄泉還りを束ねられるいまひとつの理由に、『黒の石』と呼ばれる秘宝がある。
これは、使用することで周囲の空間に『夜』の力をもたらすことのできる秘宝であり、その恩恵に与れば、吸血鬼や黄泉還りは天敵である太陽から身を隠すことができるようになる。また、『夜』とは、“畏れ”の交換の場でもあるため、『黒の石』の恩恵を受けたコラプサーは、夜空を神殿代わりにコラプサー領域(リージョン)との融合で得た力を遺憾無く発揮することができるようになる。
この力により、伯爵は、その恩恵を求める魔王や吸血鬼や黄泉還りを傅かせているのである。
自分自身が『生命の円環』の理そのものであるために、ドラキュラ伯爵は決して死なない。より厳密には、『生命の円環』を内に抱え、自己内循環させているために、死んでも直ぐに円環を巡らせて蘇ることができるのだ。これ故に、伯爵は死の概念を内包・超越した、究極の不死者でもある。
例外は、後述する宿敵・ベルモント家の持つ『夜を狩る刃(ヴァンパイアキラー)』により倒された場合のみであり、この場合には復活までに百年かかってしまう。
なお、人間を憎み敵視していることから公にはされないが、クロリドの町の鎮護である『神泉ルナ』は、伯爵の直轄地であり、クロリドの人々の畏怖と信奉の対象であるルナの意志は、他ならぬ彼自身である。
そのことから、ルナの巫女であるクロエに対して庇護の義務を感じている。癒しと守りの力を求め、『利用』という気持ちで巫女となった彼女の腹積もりは、実は案外嫌いではなく、人間嫌いの自分に仕える巫女としては、むしろ丁度良いとさえ思っている。
たとえ『利用』という心であっても、人が神を求めて祈り、神が人に奇跡で応えれば、そこに『信仰』というパスは繋がる。それが伯爵の考えなのだ。
彼の魂は、神話時代に旧造物主(デミウルゴス)によって孤界を奪われた『生命の円環』を司る神々(アイオーン)である。そして、彼の肉体は、地球の1400年代の東欧・トランシルヴァニア地方の英雄であるワラキア公・ヴラド3世その人である。
地球の歴史上の人物であるヴラド3世が、オスマン帝国との戦いで戦死するその死の際に、千年前のオリジンへと世界移動(ソーテリア)。死に行く過程で『生命の円環』と出会い、融合して誕生したコラプサーが『夜の王』ドラキュラ=ヴラド=ツェペシュなのである。
彼の魂である神々が、旧造物主に孤界を奪われた記憶を持つため、その先兵たるダスクフレアを忌み嫌うが、同時に、彼の肉であるヴラド3世が、味方のはずの貴族たちの裏切りにより妻を失い、自らの命も奪われたため、人間に対しても強い憎しみを持つ。
彼がダスクフレアの敵でありながら、同時に人類の敵でもある理由は、こうした境遇にある。
セシリアが現当主を務めるベルモント家とは、『夜の王』としてオリジンに顕れて以来、千年戦い続けた宿敵同士である。
ベルモント家には、伯爵の司る『生命の円環』の理を否定する力をもった聖なる鞭『夜を狩る牙』が歴代当主の証として伝わっている。この家伝の鞭の力と、その血に流れる聖なる力によって、ベルモントは、伯爵の宿敵として幾度となくその野望の前に立ちふさがり、そして常に伯爵に煮え湯を飲ませてきたのである。
百年に一度蘇り、その時代のベルモントと戦い、そして伯爵が敗れる…。それが、千年に渡り繰り返されてきた、伯爵とベルモントの歴史なのだ。
こうした長き因縁を持つことから、伯爵は、ベルモントの歴代当主に対し、積年のライバルとして特別な感情を抱いており、ベルモントとの決着に行動原理の大きなウェイトを置いている。ベルモントを倒すこと、あるいはベルモントに倒されることこそ、伯爵の最も大きな願いのひとつなのである。
伯爵が樹木の世界に移住してきた理由も、ベルモントとの決着にある。彼は、宿敵無き世界を空しき世界と捉え、宿敵の去ったオリジンを捨てて、セシリアを追いかけて樹木の世界にやってきたのだ。
しかし、彼の願いに反して、セシリアは伯爵との戦いを拒んでおり、伯爵を樹木の世界の夜の守護者として立たせておこうと考えている。これは、セシリアからの伯爵への最大限の評価に他ならないのだが、ドラキュラ伯爵本人にとってみれば、千年来の宿敵から眼中の外に置かれた屈辱でしかなく、セシリアへの恨みを強くしている。
現在、ドラキュラ伯爵は、セシリアへの恨みを晴らし、ベルモントとの決着をつけるために、ライラを自らの“娘”として育て、セシリアの娘である桜花=ベルモントと戦わせようと目論んでいる。
そのために伯爵は、自らの持てるすべてをライラに教え込もうとしている。それは、ライラを復讐に利用しようという目論みでもあるが、同時に、偽りのない真摯な父性愛でもある。
龍と吸血鬼の血を合わせ持つライラは、『弱肉強食』の掟の申し子とでもいうべき存在であり、同時に、ベルモントとの戦いを代行することで自らの望みを叶えてくれる救い主でもあるのだ。
ライラを自らの後継者として育て上げること。それが今の伯爵にとって最も大切な願いである。
◆その他のデータ
| 出身 | 地球・トランシルヴァニア地方 | 種族 | 不死者 |
| 瞳の色 | 真紅 | 髪の色 | 銀 | 肌の色 | 灰白 |
| 身長・体重 | 196cm / 71kg | 3サイズ | 男性キャラ故回答せず |
| 趣味 | チェス、絵画、 |
| 好きなもの | 美女の血、赤ワイン、歴代ベルモント、ライラ、 |
| 嫌いなもの | 造物主、人間、セシリア、 |
▼ロール方針
深みを持った低い声で、常にやや大仰に演じるよう心掛ける。ものの言い回しにも、できるだけ外連味を出していきたい。
物事の真を深くついた思想を持たせ、大物の貫録を感じさせるようにする。かつ、全ての真実を知りながらも、その7割しか語らないようなロールを行い、腹の底が伺えないようにする。
それらすべてのロールを、悪の華をもって演じる。
▼演じてみたいシーン
ライラを相手に、エロティズムさえ漂う愛情をもって接するシーン。
セシリアへの憎しみを爆発させつつ、宿敵に敵と見なされなかった哀しみを吐露するシーン。
▼よもやま話
もし、戦闘をすることがあったら、色々と様式美を重んじたロールを行ってみたいもの。
たとえば、同じ魔法でも、単発で打つ時は呪文の詠唱を破棄して魔法を使い、フルコンボで叩き込む時は長々と詠唱を行ってから魔法を放つことで、緩急をつけてみる。
| 単発で打つ時 |
| コンボ | マイナー:移動+メジャー:《黒き業火よ》 |
| 演出 | マントで身を包むと、光の柱を放って姿が消える。 →他の場所に光の柱が現れ、笑い声とともに伯爵が出現。 バサッと黒いマントを広げる。 →マントの中から黒い火球が飛び出し敵を襲う。 |
| フルコンボで叩き込む時 |
| コンボ | マイナー:《極大魔力》+メジャー:《黒き業火よ》+オート:《合体魔法》 |
| 演出 |
エンシェントの力で時を操り、同じ時間の同じ場所に2体の自分を出現させる。 *《極大魔力》+《黒き業火よ》の詠唱: *《合体魔法》の詠唱: *発動ワード: |
ドラキュラ伯爵の詳細データは公開しません