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ワークス・ペトロフカ
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近況

時は1980年代のアメリカ。A&Wレストラン社はマクドナルドの1/4ポンドの肉を使ったハンバーガー、「クォーターパウンダー」に
対抗して1/3ポンドの肉を使ったハンバーガーを販売した。価格は同じで、顧客の味に対する評価も上々、テレビやラジオで広告も
打った。にもかかわらずなぜか売れ行きがいまいちだった。

当時のオーナー、アルフレッド・トーブマンはこのことを不思議に思い、フォーカスグループを実施する。そこで意外な事実が明か
になった。なんと消費者達の半数以上は1/3と1/4のどっちが大きいかが分からず、「3は4より小さい。だから同じ価格なら1/3ポン
ドバーガーを買うのは損」と判断していたのだった! 一見冗談のように聞こえる話だが、これはA&Wの公式サイトにトーブマンの
著書を引用する形で記載されており、相当に確かなようだ。(他のソースはこちら12

この小話から我々は多くのことを学べるだろう。マーケティングはかくも難しいとか、平均的な消費者はそんなに賢くない(当時の
アメリカでファストフードを買う客層の、と留保がつくが)とか、適切なコマーシャルの必要性、などなど。経営者でも名うてのビ
ジネスマンでもないおれは別の感想を持った。1980年代のアメリカは、分数の大小が分からずともつつがなく人生を送っていける
懐が深い国だったのだろう、と。スーパーで450グラム入り550円プラス税と800グラム入り870円プラス税のどちらがコスパに優れる
かを必死で計算せずに生きていけるのは、それはそれで素晴らしいことだ。正直に言えば「アメリカ人は分数も分からないのかよ
w」などと草を生やしまくったり、あるいは米国の教育レベルについてドン引きしたりしたくなるのは事実である。しかしそのよう
にネタとして消化して終わりにしてよい話ではないように思える。



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最終更新:2021年10月13日 08:05