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TorqueX - (2006/12/20 (水) 12:30:35) のソース

http://www.garagegames.com/products/torque/x/

*TorqueXって何?

GarageGamesという会社が出しているゲームエンジン。現在オープンベータ中。2DゲームエディタのTorqueX Game Builderと組み合わせることで、2Dゲームが簡単につくれる。

*値段は?

TorqueXのバイナリは無料で使用可能。商用可能。

TorqueXソースコード(C#)は別売り。$150予定。

TorqueX向けのコンテントをGUIで作れるWYSIWYGゲームエディタも別売り。(TorqueX Game Builder - 体験版あり)

現在無料ダウンロードできるのは:
- TorqueXのバイナリ
- TorqueX Game Builder30日間体験版
- サンプルゲーム5個(インストールディレクトリのzip)

*はじめてのTorqueX

+ GarageGamesからTorqueX Open Betaをダウンロードして[[インストール]]
+ XNA Game Studio ExpressでTorqueX向けプロジェクト(BinTX)を作る。ここではStarterGameBinTXを選択
+ TGBX Editor起動
+ Open a TGBX Projectで、先ほど作ったStarterGameのディレクトリのプロジェクトファイルを開く
+ 右のMaterialsから画像をシーンにドロップしてみる
+ Save levelでこの画像をおいたlevel(ステージ、シーン)を保存する
+ XNA Game Studio Expressに戻ってコンパイル→画像が表示されるはず
+ TGBX Editorに戻る
+ 先ほど配置した画像をクリックして、右側のパネルからEditを選択
+ ComponentsのリストボックスからMovementComponentを選択して右側の+ボタンで追加。これで画像がw,s,a,dキーで移動できるようになった。
+ XNA Game Studio Expressに戻ってコンパイル→画像が表示され、移動可能


*Xbox360でも動くの?

PC向けプロジェクトをXbox360向けに変換するユーティリティが付属している。あとは変換したプロジェクトを使えばXbox360に転送して実行できる。


*構成
|XNAFramework|マイクロソフトのフレームワーク|
|TorqueX|C#でかかれたゲームエンジン|
|ゲームロジック|C#|
|TGBのステージデータ(level)|画像+音etc|

Project:ゲームプロジェクト全体。ゲームコード(C#)+シーンデータ+画像・音データ
Level:TorqueX Game Builderで編集できるステージデータ。画像配置、ロジック埋め込み(Component割り当て、衝突時の処理指定)等を行う。

[[サンプルゲーム]]を理解するには、C#を読むことと、ステージデータを見ること両方が必要。ステージデータの中では、画像オブジェクトに設定された名前、クラス、コンポーネントが重要。

Torque Game Builderなしで0から手でステージデータを書くことも可能。