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活動日
2008年9月12日(金)
活動テーマ
北海道新得ろうあ老人ホーム
あらまし
北海道から豊川に転居された、ろう者の話を伺いました。
最初30分程度は、北海道の地名の手話を教えてもらいました。地名と一緒に北海道のどのあたりにあるか手書きの地図で示されました。
北海道新得町のろうあ老人ホームは、全国で2番目に設立された聴覚障害者のための老人ホーム。
老人ホーム開設当時は呼びかけ方法がわからずに入所者10人程度でスタートしたそうです。
全国ろうあ者大会などでアピールに務め、入所者が順調に増えた。
老人ホームなので入所者は高齢者。この頃の高齢のろう者は、生まれても家に隠されまともに教育を受けさせてもらえない世代の方々。
使われる手話も個人としての手話がほとんどで、ろう者同士でも容易には伝われず苦労されたそうです。
ろう者のための老人ホームであるにも関わらず、聴者の施設員はなかなか手話を覚えようとしないため、施設長と交渉。手話の勉強会を就業後に行ったとのことです。
正しい手話とスムーズな教え方を学ぶために、四国の手話講師が北海道に訪れたときに講習会に参加した。その講習会で学んだ講師としての考え方。
間違った手話を見たらその場で直させる。
教えるためには繰り返しの労を欲しまない。
の2点が大切だということでした。
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最終更新:2008年09月16日 09:00