現在の表示中のページ:活動報告/20090227
活動日
2009年02月27日(金)
活動テーマ
手話表現
あらまし
読み方は同じでも手話表現は違う
今週から学習開始時間が20分早まり、19時40分に始まることとなった。
閑話休題
書記日本語としては同じ読み方をする「言葉」がいくつか存在する。
それらを手話でのように表したらよいのかを学んだ。
「あげる」
物を上げる・手を挙げる・えさをあげる・油で揚げる
物を上げるは、プレゼントする、さしだすを表す手話を使う。
手を挙げるは挙手の動作。
えさをあげるは、えさを与える動物により動作が分かれると教えていただいた。
魚に「えさをあげる」、犬に「えさをあげる」、サルに「えさをあげる」これらで「あげる」動作が違う。このことは日本手話と日本音声語の違いを明確に表していると感じた。
油で揚げるは、天ぷらと同じ手話であった。
手をあげるに関しては、親が子どもに「手をあげる」とか夫が妻に「手をあげる」と言うと聴者から発言があった。この場合の「手をあげる」は、なぐりかかるような動作であらわすそうです。
その他、すすめるに対して、「会議を進める・旅行を勧める」
おるに対して、「枝を折る・反物を織る・○○が居る。
やめるに対して、「気を病める・計画を止める・○○が辞める」。
計画を止める。
この表現でろう者の手話と聴者の手話の違いが興味深い。
聴者は「ストップ」の意味の手話で表した。
ろう者は「つぶれる」の手話で表した。
この日の学習がなければ、止めるの語彙として「つぶれる」を覚えることはなかったかもしれない。
ページタグ
最終更新:2009年03月01日 12:56