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活動日
2009年04月10日(金)
活動テーマ
ビデオ読み取り
あらまし
熊本県に住む男性の手話をビデオ撮りしたものを教材として使用。
手話には年齢による差異・性別による違いのみならず、地域性や個人により少しずつ使われる表現が違う。
改めてそのことを認識した学習となった。
今、違いが少しずつあると書いた。
しかしこの少しの違い。聴者には大きな違いとして受け止められることが多々あるようです。
おそらく「このようなことを述べている」のだろうと思いながら、手話を読み進めていく。
読み取った内容がどうもおかしい?話が繋がらない。
この思いが頭に浮かぶ。すると聴者は、その時点で情報の受け取りをやめてしまい、何を述べた手話であったのかを理解しようと試み、以降の内容が完全に欠落する傾向が強いようだ。
読み取れない手話があると、後の話には付いていくことができない。そのような感想を述べた聴者が多かったことから、このように判断する。
実際の場面で読み取れない手話があった場合、どのようにすればよいか。ろう者からのアドバイスがあった。
わからない手話を「今の何?」と質問する。
それでもわからないなら、筆談をお願いする。
ではビデオ学習で読み取れない手話がある場合はどうすればよいか。
本人に質問はできない。
何度でも再生して読み取る。だそうです。
DVDなら、指定区間リピートやスロー再生、拡大再生などの機能が備わっている。便利な時代になったものだ。
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最終更新:2009年04月13日 09:39