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活動日
2009年05月15日(金)
活動テーマ
手話通訳設置について
あらまし
手話サークル やじろべえ が籍を置く愛知県豊川市は、平成21年度現在手話通訳設置事業が行われていない。愛知県内はもとより、全国的にも数少ない市である。
この日は、平成22年度からの手話通訳設置事業開始を目指し近隣市町より設置通訳者を交え勉強会を行った。
一口に手話通訳設置事業と言っても、市町により設置日・設置時間・担当業務内容にバラツキがあることを知った。
一般的な傾向としては事業開始以降に活動規模が拡大することがわかった。
このことは設置時間の増加がそのことを証明していると言えよう。
豊川市行政の立場は「必要があれば行う」姿勢であるが、近隣市町の実態を真摯な態度で受け止めていただきたいものです。
業務の拡大・推進は外部団体・一般市民の要望より役場職員の事情のほうが優先傾向にあると受け止めることも可能な発言・実例紹介もなされた。
サービス業たる行政はどこを向いて仕事を行っているのか不安な一面もあった。
先進近隣市町が手話通訳設置事業を開始できた要因として2つの点が指摘された。
1.地元聴覚障害者団体による長年の手話通訳設置要望運動。
2.役所・役場への聴覚障害者の来庁件数の積み上げ。
平成22年度まで既に1年を切っている。事業予算編成などの諸業務を考えれば残された日数はさらに少ない。
早急かつ活発な活動展開が必要であるようだ。
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最終更新:2009年05月18日 10:50