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活動日
2010年1月15日(金)
活動テーマ
生い立ちを知る
あらまし
自動車免許取得にむけ
1月の例会は3周連続で「生い立ちを知る」がテーマである。
わが手話サークル「やじろべえ」の最高齢者は80歳を越えている。この方の生い立ちを通して、ろうあ運動の歴史を整理することを目的としているとのことだ。
今週はその「生い立ちを知る」の1回目。
お話しの内容は、学校のことと、自動車免許取得に向けてであった。
80歳を越える方なので学校に通ったのは戦前である。
当時、名古屋のろう学校は「日本一」のろう学校であると評価されていた。この評価を信じ頼りにした人たちが名古屋のろう学校に大勢入校していたらしい。ろう学校の寄宿舎には男女合わせて180人近い生徒が暮らしていたそうだ。
現在では当時の名古屋ろう学校の教育方針に異を唱えるろう者が多い。
このことを考えると、教育の目的や生徒の数、「時代の移ろい」を驚くばかりである。
自動車免許取得のために近隣の市町村役場ばかりでなく、県庁にも陳情に行ったそうだ。
今では障害者割引の制度が存在するが、昭和20年代・30年代はどうであったろうか?
その方の「市長」の手話に、役所業務の様子をありありと見たように思った。
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最終更新:2010年02月08日 10:00