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活動日
2010年9月17日(金)
学習テーマ
手話検定模擬試験
あらまし
数度目を迎えた手話検定模試へのチャレンジ。
この日は、4級試験の文章問題を読み取った。
先月は4級試験の単語問題。このとき配られたプリントに単語の正解と共に、文章問題の正解も書かれていた。
「家に帰ってからプリントに目を通しているから、文章問題はやらなくてもよいのでは!」との意見が出された。
それに対して「先月参加できなかった人や、万が一目を通していない人もいるので挑戦してみましょう」ということとなり、この日は、4級の文章問題の読み取りとなった。
問題は全部で10問。ろう者と聴者を合わせて20人ほどの参加者。ベテランの聴者を除けば、ちょうど良い問題数である。
読み取った手話を各人紙に書き出す。紙に書き出す間に話は進む。この時点で今回の難しさに戸惑った人もいるようです。
実際に声を出して読み取りを始める。言葉尻の処理に戸惑う方が多いようだ。
例えば、「AとBは」なのか?「AやB」はなのか?どちらが日本語としてしっくりするか。
また、「行く」のか「行った」のか。
手話では「夜」と表現されている。だが、その直前の手話では夜と言うには、あまりに早い時間帯。
素直に「夜」と読み取るのか、意訳して「夕方」とするべきか?
「今度の元日」との手話。元日は年に1度なので、ここは「来年の元日」と読み取りを工夫すると、「そこは素直に今度」が適切とのアドバイスが出される。
このような言葉の選択に迷ったようだ。
4級試験で、この戸惑いがあるにも関わらず、来月は3級に挑戦!
DVDの中で表現された手話の世界観を、聴者がどのように汲み取り日本語を組み立てていくのかとても楽しみです。
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最終更新:2010年09月20日 09:47