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活動日

2010年10月08日(金)


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学習テーマ

3分間スピーチ


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あらまし

エレベータトークと呼ばれる話術がある。
短い時間で主張の骨子を相手に伝える話術である。

3分間スピーチは、まさにエレベータトークである。先週に引き続き行ったが、30分トークであった。
今回の話し手は、ろう者二人。生粋の日本手話の使い手なので、話す内容に手話技術が追いつかないという心配はない。

「短く終わります。」と前置きが入って話し始めるが、ろう者、聴者ともに30分近い話となってしまう。

3分間スピーチ=独演会と受け止めておこう。さて、話の内容は・・・・

一人目は、ろう学校と仕事の苦労について。ろう学校を卒業にあたり、学校側から進路指導、就職相談もなく自力で就職口を探すこととなった。どうにか入社した会社も、社員待遇が悪く不満が続くこととなった。
だが、ろうの従業員が4名も存在した。
全従業員に占めるろう者の比率がかなり高い!
途中で会社を変わり、先ごろ定年退職となった会社へ就職。情報保障が稚拙でありながら、資格と給与水準が連動する仕組みのため、薄給であったとのこと。

二人目は、家族のこと。奥様との出会いと病気がちであった息子さんの話。
ここでも情報保障のいたらなさを思わせる話があった。
だがそれよりもこの話を聞いて気づいたことがあった。

手話を学ぶ聴者にとって、ろう者は指導者・師匠である。その、ろう者も一歩家に帰れば、男性であったり女性であったり。夫・妻であり、父親であり、母親である。
この当然のことを話しを聞いて改めて気づいた。

手話の達人、情報保障の壁に悩み・挑む人とは違う一面が垣間見えた。
心温かに例会を終えることができました。


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最終更新:2010年10月11日 09:07
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