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活動日

2011年04月08日(金)


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学習テーマ

小グループ学習


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あらまし

今年度初めての小グループ学習の日。
2009年度の「全国手話統一試験」の手話スピーチの要約を行うグループで学習した。

この試験では4分程度のスピーチを400文字要約すること。著作権の問題が心配だが、みなで読み取った内容を以下に要約する。

私は美容師となって35年目です。きっかけはと言えば、旅館の女将であった母が毎日私を伴って美容室に通い、髪を結い上げるのを見て、技術を身につけ自分で母の髪をセットしてあげたいと思ったからだ。美容科のあるろう学校に入り練習を重ね、美容師の国家資格に合格。美容師の職に就こうとすると父からまだだ、音のある世界に飛び込めと厳しい言葉を言われた。父の言葉に従い、東京の山野愛子美容学校に入校した。ろうの生徒6人でノートの貸し借りをして勉強していると、みなの10倍努力していると校長から模範生として、みなに紹介された。聴者からもノートを借りると様々なノートの取り方に目を見開かされた。
故郷の佐賀に帰って母の髪を結うと大変喜ばれた。独立、結婚。生まれた子どもの子守をお客様にしていただくこともあった。
これまで美容師としてがんばってくることができたのは、厳しい父母と支えてくれたお客様のおかげです。

上記の要約で389文字である。
女将、模範生・・・・。パソコンなら書くことのできる漢字だが、直筆なら無理だな。

このスピーチ、故郷に帰り母の髪を初めて結い上げる箇所で、すばらしい日本手話テクニックが披露される。見習いたい手話なのだが、文章化が難しい。
母と娘の感情の動き。今なお鮮やかな記憶としてとどめられている。このことが一瞬に表出される。
手話を学ぶ者として是非見て欲しいスピーチだと感じた。

手話サークル やじろべえ では、今年から、数名の会員が全国手話統一試験を目指すことが先週の総会で確認された。
結果が楽しみです。


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最終更新:2011年04月11日 09:46
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