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活動日
2011年04月22日(金)
学習テーマ
ドライブレコーダ
あらまし
ろう者2名から、ドライブレコーダを使う理由をお話しいただいた。
ドライブレコーダとは何をするための道具なのか。自動車のフロントガラス内側に取り付け、走行の様子を記録するための道具。
ドライブレコーダに残された映像記録が代弁者となってくれる。
自動車で起こす事故。警察が介入する人身事故はもちろん、私有地で発生し警察が介入しない物損事故。両方の事故パターンで自らの主張が受け入れられない。
「おかしいのではないか」との言葉すら、取り合ってもらえない。
このようなフラストレーションが、ドライブレコーダを取り付ける最大の理由だとのこと。
聴者であれば、自動車事故の際に119番や110番。自身が契約している保険会社に連絡することは当然。だがファクスやメールで連絡可能な全国で統一された消防署や警察のナンバーは存在しない。
事情聴取が行われても、相手の発言を満足に把握できなければどうするだろうか?
自分が出掛ける先々の聴覚障害者協会の連絡先を前もって調べて、手話通訳を手配する?
ちょっと想像できない。
百聞は一見にしかず!事故の状況を映像で示すことができれば事態は改善する?少しは改善しそうです。でもカメラの目線と運転手の目線は同一ではない。
「あなたは左右を確認しましたか?」などの質問がだされたら、やはりコミュニケーション弱者となってしまうのではないだろうか?
それでももしもの時に自分を守ってくれる術として、「ゼロ」よりは"まし"ということか。
ドライブレコーダは、自動車のフロントガラス内側に取り付け、走行の様子を記録するための道具。
自動車後部の衝突事故のときは役に立つのか?
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最終更新:2011年04月25日 16:34