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活動日
2011年06月24日(金)
学習テーマ
会話で使われる手話
あらまし
手話劇から内容を変更。ろう者が会話で使う手話をテーマに学んだ。
手話講習会などのカリキュラムに取り上げられる手話は、丁寧な手話なので普段の生活では使わない。
家庭内、友人・知人などとの会話ではもっと砕けた手話を使う。
「ろう者が普段使うような手話を使えるようになりましょう」とのこと。
今、何時ですか?
8時半くらいかな。
「くらいかな」は、「頃」の手話で教わり覚える。「違う」の手話を使って会話することがあるようだ。
この場合の「違う」は強い否定形ではない。むしろ確認に近い雰囲気である。
聴者なら「思う」の手話を用いたくなるかもしれない。
時計を持っていないのでわからない。
「持っていない」は、「持つ」+「ない」とはならずに、腕時計をはめる手首の辺りを払いのけるような手話を使う。
「雨はもうやみました」の「もう」、「いいえ、まだ降っています」の「まだ」、「テレビを見ましたか」に対する「見ました」と「見ていません」などいくつか取り上げられた。
言語が会話で使われる際に「楽」なように砕ける。このことは手話でも音声言語でも一緒。
だが、会話とは相手との言葉のキャッチボールである。実際の場面で使われたら、どの程度キャッチし、返球できるのだろうか?そして普段の会話を楽しめる程度に手話に精通する方法はあるのだろうか?
「書を捨て町に出よう」との有名な言葉がる。
教科書を置いて、積極的にろう文化に接せよということかな。
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最終更新:2011年06月25日 09:43