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活動日
2011年11月11日(金)
学習テーマ
チームローテーション学交
あらまし
2つのチームに分かれて行われた。
私の参加したチームの進め方。
最初に取り組みたいテーマを個人毎に挙げてもらい、その後挙手によりもっとも賛同を得たテーマを話し合った。
さて、取り上げられたテーマは「ろう者が一番困ること」。
どのようなことが困るのかを聴者が考え、実際の体験から得た困ること・不便なことをろう者が例示して話した。
困ることとして挙げられたのが、通じない。職場での話が理解できない。災害時に警報・広報車のアナウンスが聞こえない。社会制度や身の回りの機器が聞こえない人のことへの配慮が欠けている。聞こえない人だと見ただけではわからない。近所付き合いが困難なため災害発生時に助け合いがスムーズに行われないのでは?
通じない困難に対しては、同音異義語が最も困るとのこと。
口形で読み取れても「橋なのか端なのか箸なのか」がわからない。手話に限らずなんらかの通じる工夫をお願いしたい。
職場では幸い、少し手話ができる同僚がいたし、筆談も要求したのでどうにか勤め上げることができた。
ろう者の中には、話が理解できないとバカだと間違われるため遠慮してわかったふりをする人がいる。
自分は「聞こえないこと」への理解者を増やすためにも勇気をもって「わからない」ことを表明し、「筆談をお願いする」など行ってきた。
警報・アナウンスが聞こえなく困るに対しては、たびたび苦労することがある。
スーパーなどでの時間特売などでも、人々が列をなす姿を見てなんだろうと思いようやく気づく。だが自分が並ぶ頃には目玉商品は売り切れている。
聞こえない人への配慮が欠けている例として、無人駅での乗車賃の遠隔清算は、ろう者にとってはまったく意味をなさない。
公共交通機関としての社会的責任に目覚めてもらう必要がある。何度も清算処理をせず、駅を出たことがある。監視カメラで撮影されていてもかまわない。
もし鉄道会社から苦情がれば、聞こえない者への配慮のなさに対する苦情を述べる用意がある。
希薄な近所付き合いに関しては、全くその通り。聞こえる伴侶にまかせっきり。これに対して聴者から、あいさつを交わすなど簡単なことから始めてみてはどうだろうかとの提案があった。
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最終更新:2011年11月13日 10:07