活動報告 > 20111216

現在の表示中のページ:活動報告/20111216

[編集]


[編集]

活動日

2011年12月16日(金)


[編集]

学習テーマ

不便なこと・困ること解決策は?


[編集]

あらまし


12月最後は、今までの話し合いで出された困ることや不便なこと大変なことの解決方法を考える。

各グループ、討議終了時間も忘れて熱心な解決策の模索が行われた。

困ること1
レストランでの注文の再確認のとき店員の言っていることがわからない。
スーパーでレジ袋が必要か?と聞いてくるが、何を言っているかわからない。

聞こえないことを伝える。「私は耳が聞こえません」カードのようなものを提示して、店員にわからせる。
聞こえない人と聞こえる人の区別は見た目では無理。まずは聞こえないことを相手に分かってもらう必要がある。
その後、メニューを指さしてオーダーを復唱してもらうとか、レジ袋の要・不要カードをスーパーなどに用意してもらう。
スーパーに備え付けの意見箱などに要・不要カードを要望し続ける。

困ること2
休日・夜間のATM利用のとき、故障対応が電話による受け答えが必要だが、ろう者はできない。

聞こえる友人にメールで連絡し、来てもらい電話してもらう。
コンビニなら常時店員がいるので、コンビニのATMを利用する。
文字送信機能付きATMやTV電話機能付きATMを造るよう要望し続ける。

困ること3
学校での授業開始や職場での終了チャイムが聞こえない。公共施設などでの終鈴の放送がわからない。

公共機関にはフラッシュランプ設置を義務付ける。
「呼び出しバイブ君」を利用時に貸し出すようにする。
「呼び出しバイブ君」は驚きのアイデアでした。コストも安く、明日にでもできる対応策です。
「呼び出しバイブ君」に番号を振り、個別鳴動できるようにする。この対応をすれば聞こえる・聞こえないに関係なく、喜ばれるサービスとなると思います。

困ること4
声を出す機会が少ないろう者は、声帯の筋肉が衰えやすい。嚥下障害につながりやすく、誤飲性肺炎を起こす危険がある。

介護関係者と医療関係者のサークル員からの言葉として、「嚥下体操と口腔ケアを行えばかなり予防することができる。」とのこと。

困ること5
サークルの健聴者がいつまでたっても手話が上達しない。

手話サークルは毎年新しい会員が入会する。新人に合わせたプログラムが例会のメインになる。
このため一定以上伸び悩む傾向がある。
聞こえない人と交流する機会を増やす。そして楽しみながら、話すこと。
他の語学と一緒で、どれだけその言語だけで生活したかで上達速度が変わる。

困ること6
市役所の手話通訳設置がフルタイムではない。また一人しかいないため、欠勤等で会えないことがある。

設置通訳の利用実績を積み重ねる。設置者がスキルアップを心がけ、福祉課職員としても有用な人であるよう努める。
このことにより複数の設置通訳者雇用の道が開けるのではないか?
複数化することにより一方は市役所で常時対応し、他方は緊急時に市役所外へ派遣対応させることにより、より良いサービスが提供できるようになる。

困ること7

公共機関へのとい合わせがファクスやメールでは即時性に欠ける。電話ができる人なら数分で終わることでも、やりとりに時間がかかる。

ビデオチャットの導入で解決可能。
ビデオチャットにはいくつか種類があり相互接続ができない問題がある。またインターネットを利用したビデオチャットでは、個人の情報を盗み取られる危険があるため法的な問題もありそう。

慣用句の理解が難し、情報不足もあって健康管理がおろそかなど全部で13件の課題があった。

グループ名を書き込む欄があったが利用はされなかった。
私が参加したグループの名前を勝手に決めておきます。
慣用句の理解が難しいらしいので、「面壁九年」としておきます。


[編集]

ページタグ



最終更新:2011年12月17日 20:59
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|