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活動日

2012年11月09日(金)


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学習テーマ

「ろう」ビデオを通して学ぶ


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あらまし

30年ほど前の手話奉仕員入門講座で行われた講演のビデオを見ました。
お話してくれたのは、菊川市の手話通訳者だ。

なぜ手話を学ぶのか?きっかけは様々であろうが、相手の話をつかむために手話を覚えてほしい。
ろう者が聴者に手話を教える目的は、自分たちろう者の話しをわかって欲しいから。
そして話をわかるということは、ろう者の生活を知ることにつながるとのお話であった。

手話を学ぶものは不正であってはならない。
ろう者は、自らの困難を知ってほしいから手話を教えるのである。
手話を学ぶものは、そこを踏まえ共に歩む心がけが必要である。

講演の中で、土地の取引を巡る通訳事例が紹介された。
土地と土地の交換より、土地を金銭に替えたほうが後々使いまわしが楽だ。
にも関わらず、通訳依頼したろう者は土地と土地の交換にこだわった。

不思議ですね。
聞こえないから社会常識がない?
交換する土地の測量中に疑問を探り、ろう者の真実を知り納得します。
手話通訳は依頼案件の前後をおろそかにしてはならない。
サークルでも度々お話しがあります。
「なぜ」を探った部分は依頼案件ではない。
しかし、この行動こそ正義であり信念なのだと感じました。

手話を学ぶものは不正であってはならない。
この言葉の重みが一層伝わります。

近年の講座では、通訳案件を通して「ろう」を理解する機会は少ない。
30年前のビデオを通して学ぶことは多々あった。
このビデオを見ることができたことに感謝します。


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最終更新:2012年11月10日 11:38
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