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活動日

2012年11月16日(金)


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学習テーマ

高松市手話通訳派遣拒否裁判


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あらまし

高松市で起こった、手話通訳者派遣拒否裁判。
この裁判開始までの経緯を勉強しました。

聴覚障害を持つ者の子が進学を希望する。
聴覚に障害があるため、説明会での情報取得目的で手話通訳の派遣を申請します。
申請を受けた市側は、検討の結果「客観的に見て参加する必要性が乏しい」として却下。
提訴となりました。

子供は聴者です。しかし子供は進学を希望する本人として説明を聞きたいでしょう。
市側は子供と手話で通じるなら、子供が通訳すればよい。
このような判断があったようです。
これは進学を希望する学生の知る権利をないがしろにし、聴覚障害者の知る権利を踏みにじる判断です。

高松市は香川県の県庁所在地。
県庁所在地として県内の役所の「よい」規範となるような高い見識。
それを条例化した手話通訳派遣要綱を一日も早く示してほしいものです。

手話通訳派遣は、行政として公費を支出して行う事業です。
裁判の間にも高松市納税者に対しての合意作りが必要となると考えます。

だれしも高額な納税は嫌です。限られた税金の中から納得できる支出は何か?
裁判の結審はまだ先のことです。
それでも今から税と行政サービスの21世紀像を考える契機となりました。

この国に生まれてよかった、この地域で暮らせてよかったと胸を張って言える。
すばらしい行政サービスを支えるための納税であれば喜んで行う。
そのような社会が築かれることを願います。


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最終更新:2012年11月17日 12:23
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