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活動日
2013年10月25日(金)
学習テーマ
手話 こんな時どうする
あらまし
通訳現場で様々な問題に遭遇し、その経験を踏まえたお話をしていただきました。
一方的に話しすのではなく、ろう者・聴者を交えた問答が行われるのであきません。
見合わせる。
予防注射を見合わせるとか、電車の運転を見合わせるとか、出席を見合わせるの場合は、中断・中止・ストップの手話。
日本語は多様な意味があります。
見合わせるの活用として、顔を見合わせて笑う。
原簿と決算書を見合わせる。これらの場合は中断・中止・ストップの手話では違う意味として伝わってしまいます。
病院にて。医者が「その後どうですか?」とたずねたら、波はあるかがわかりやすい。
お酒は飲みますか?は日本酒・ビール・ウィスキー色々飲むか?
塩分の多い食事ですか?は味噌汁・漬物・辛いものを毎日食べる?
など具体的に例をあげたほうがよいそうです。
具体的な例を挙げるのに困るのがアレルギー。
アレルギーの症状はさまざま。今はかゆいの手話で通訳されているとのこと。
アレルギーと指文字で表しても読み取ってはくれるが、意味としては伝わらない方もみえる。
家族に癌で亡くなった方は見えますか?
医者は、遺伝的関係を知りたい。家族=血縁者=父・母・おじ・おば・子どもと置き換える。
就職するときは、先生に骨を折ってもらった。=助けてもらった。
日本語は間接的は言い回しが多い言語。
日本手話は直接的でYES・NOがはっきりしているといわれる。相互を伝え合うには、相互の言語への深い理解が必要なようです。
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最終更新:2013年10月26日 09:14