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活動日

2013年11月29日(金)


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学習テーマ

もっと勉強がしたい


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あらまし


健聴者の通う学校へ、入学をする生徒とその家族はどのような取り組みをしているのか?
これが今週の学習テーマでした。

現在利用している補聴器の機能について説明がありました。
話者に取り付けたコードレスマイクを聞こえの支援が必要としている人がぶら下げている受信機にFM電波で届ける。
受信した機械から耳に装着している補聴器まではブルートゥースで送信。
機械を通せば左右のスピーカに音を届けることができるので聞き取りがしやすくなるとのことでした。
また、突然大きな声を出されてもある程度音量を調節できるとのこと。

学校の授業ではこのシステムの利用を第一候補に学校側・教師側に依頼した。
中学校では小学校と違い、科目ごとに担任教師がかわる。
教師側の受け止め方も様々なようです。
入学年度より、この取り組みが学校で行われる。
学校側の協力だけではなく、生徒自身も口話の読み取りを幼いころより続けている。
聴覚障害学生と学校一体での取り組みと言えよう。

人材と予算の面で来年度からの実施見合せとなったのが、遠隔入力支援システム。
これは、マイクで拾った声を携帯電話の電波で遠隔地のパソコン入力者に届ける。
届いた音声をキーボードで打ち込む。
打ち込まれた文字を再び携帯電話の電波に乗せて、遠隔地のディスプレイに表示するシステム。
話しが表示されるまでの遅れは2秒程度とのこと。
ただし、数式や化学式などの特殊な表記はできないとのことでした。

聴覚に障害を生徒本人、保護者、学校、市役所の福祉課。
それぞれの要望と予算と人材など問題は様々。
厳しい書き方になるがすべてを解決するのは無理だと考えます。
まずはひとつひとつ、それぞれの得意とする分野から解決策を探す。これが重要だと考えます。

さてでは私たち手話サークルの会員が提示できる解決策はあるでしょうか?
40人近くの人が通う手話サークルですから、必ずひとつはあるでしょう。
ぜひ考えて協力できればと思います。


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最終更新:2013年12月07日 08:25
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