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活動日
2014年04月11日(金)
学習テーマ
ショート基礎講座
あらまし
空間の活用。昨年度の手話基礎講座の中から空間の活用を学びました。
登場人物は3名。隣の○○さんと向かいの△△さん。
○○さんと向かいの△△さんは、いつも楽しそうに話している。その様子をうらやましく思う私。
町内会に3人で役を引き受けることになった。
○○さんは少し手話を覚え、△△さんとは筆談で会話している。
詳細はわすれたが上記のような内容でした。
司会の方が文章を読み上げ、手話で表す学習からスタート。
ろう者がひとり前に出て、テキストを見ながら手話をしてくれた。
文章が長すぎるとの意見から省けそうなところを意見を出し合った
文書を区切ったり、手話と表情を同時にできそうなところ、指差しで固有名詞を代名詞化できそうなところ。
かんがえる内に、ストーリーの登場人物は何人だ?と、ろう者が質問。
近所付き合いの2人と私、町内会の仕事をする3人で6人と間違うのではないか?
とても貴重な質問がだされた。
ストーリーの前半に3人、後半に3人。
本来なら同一人物。
場面が切り替わっているだけだ。
場面切り替え時に前半の3人を、後半の3人にむすびつけることができていなかったことが判明。
そしてストーリー最終に差し掛かって、聞こえないのが私であることがようやく登場する。
多くの場合は、ろうが誰で聞こえるのがだれだと確定し、話しがスタートしないと内容をつかむのが難しいとの指摘もあった。
生きた人間と交流しているときは、相手の聞こえのあるなしが暗黙知として存在し、最初からわかっていること。
その様子を文章起こしすると、暗黙知が最後になって現れることがよくある。
空間活用の学びよりも暗黙知を早期に見出し、ストーリーに載せる難しさを学んだ。
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最終更新:2014年04月12日 14:45