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活動日

2014年06月20日(金)


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学習テーマ

手話サークル40年の歩み


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あらまし


手話サークル やじろべえが結成された頃の、ろう者問題・悩みはどのようなものがあったかがテーマでした。

行政に「ろう」に対する理解がなかった。
ろう者自身もろう学校内の知り合いの友人関係のみで、会社や地域の人と関係を広めることの必要性に目覚めることが難しかった。
ろう者、行政、地域の聞こえる人。三者が、この状態です。話し合いができず、それぞれの社会常識がぶつかる場面も多くあり、物事の進展は大変かつ遅かった。

自動車運転免許の取得ができるようになったのがこの頃です。
法として権利を獲得しても、すぐさま社会が受容できるわけではなかった。
自動車学校への入校を断わられることは、よくあったそうです。
いざ入校しても、手話ができる聞こえる人がいません。講義でも実技でも自分の力のみで指導内容を把握する必要がありました。

ろう学校でも授業中に手話を使う厳しくしかられた。
聞こえる親の元に生まれた、ろう者は家族間でも通じなく、家族に自分の望みを伝えることが難しく親からの支援も少ない状況でした。

情報の獲得手段がない。
学校を卒業後のろう者たちは直接会って話すか、手紙のやり取りが情報伝達手段でした。
社会の側も聞こえない人たちの、情報を獲得する手段がありませんでした。
その後ファクスが導入され、今はスマホ時代。フェイスブックを開設するろう者も多く、情報の発信側へシフトしている人も多い。

私たちのサークルでもスマホやタブレットを持つろう者は多い。
なぜ、ろう者はガラケーをやめスマホに乗り換えるのか?
一度じっくり話し合ってみるのも興味深いかもしれない。


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最終更新:2014年06月21日 10:27
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