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活動日
2007年12月14日(金)
学習テーマ
病院に関する手話
あらまし
この日の学習テーマは「病院に関する手話」でした。
手話の経験年数に応じて三つのグループに分かれて、渡されたテキストの文章を手話で表す勉強を行いました。
テキストの中から一部紹介
「病気にかかる」とするのは、健聴者的な言い回しではないのか?ろう者なら「病気がうつる」とか「病気をもらう」としたほうが理解しやすいのではないだろうかと意見が出ました。
かかると文章で出題された場合は、「費用がかかる」や「月に雲がかかる」のかかると混同されやすいのではないだろうかと問題提起があった。
胸焼けを患ったことがないと胸焼けがどのような症状かわからないのではないかと言う意見がありました。胸が苦しいのか胸のあたりが熱っぽいのか手話表現も難しいが、読み取る側も「胸焼け」とは通訳できないかも知れないねと意見の交換がなされた。
「ろう」とは音のない世界と思っていたので、「耳鳴り」という言葉も存在しないと思っていたが、耳鳴りの経験のあるろう者が大勢見えて新鮮な驚きだ。
当然、「耳鳴り」という手話も教えていただいた。
今年の学習は、この日で終了。今年最大の収穫は「耳鳴りを煩わしく思う、ろう者は存在する」ですね。
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最終更新:2008年01月04日 19:51