トニー・バーネット
- 2009年オフにアメリカからやってきたイケメン投手。年俸5000万+出来高払いの1年契約。(別の報道では3720万+出来高)
- メジャー経験は無いが2009シーズンは3Aで昇格1年目にして14勝を挙げ最多勝を獲得。
- 最速94マイル(151キロ)の直球とカーブ、スライダー、チェンジアップ、シンカーを操る。
- 獲得が報道された時、あるスポーツ紙には本格派右腕と書かれ、また別のスポーツ紙には打たせて取るピッチングが持ち味の技巧派と書かれた不思議な選手である。
- ちなみに彼の2009シーズンの記録は以下の通り
29試合(先発29試合) 14勝 8敗 0S 防御率5.79 164.2回 121奪三振 62四球
- これを元にすると1試合の平均奪三振は約6,6で平均与四死球は3,4。
- データからみるにそこそこ三振が取れる投手で制球もそこまで悪くないようである。
- 問題があるとすれば投げたイニングより多くの安打を許している事か。
- アラスカ出身で26歳。
- 外国人らしく夏場に滅法強い。08、09年の8月以降は合計15勝2敗。
- あれ、そういえば去年の8月の記憶が無いぞ。なにかあったっけ? よもやまさか9連敗なんて(ry
- 前にも書いた通りイケメン。
- ロッテの広報の方曰く「負けた。格好良すぎる」
- 具体的にはまるでトム・クルーズとキアヌ・リーブスを足して割ったような顔でさらに1メートル88の長身で抜群のスタイル。ダークスーツがたまらなく似合う。…らしい。所詮はスポーツ新聞の言うことだからなぁ。
- ちなみに彼女がいらっしゃるそうです。
- イギリス風レストランで働いていた経験があり、パスタならなんでも作れるとのこと。
- …イギリス風レストランってのは要するにイギリス料理のレストランってことだろ? ならあまり美味しくなさ(ry
- 2009年オフは徹底した走り込みを行い、アリゾナの同じ施設で練習していた巨人・クルーンから米国と日本のストライクゾーンの違いなどレクチャーを受けてきた。
- 「キャンプでは自分を紹介する意味も込めて初日からブルペンに入るよ」と、やる気も十分。
- 人格には定評のあるヤクルト助っ人陣。きっと良い人に違いない。
- オープン戦では制球に苦しみ我慢の投球を展開。カウントを悪くし、甘く入ったボールを痛打されることが良く見受けられた。
- それでもオープン戦での最後の投球となった3月16日のオリックス戦で7回7安打打たれながらも失点を1に抑え、ローテ入りに大きく前進。
- そして迎えた公式戦初登板。バーネットは7回無失点二桁奪三振の快投。制球もオープン戦とは別人のよう安定し、相手打線を牛耳った。
- それまでとは打って変わった投球に、オープン戦の成績で半ば活躍を諦めかけていたやくせん民歓喜。
- 当時サイドスローに挑戦していた一場の完成形だという意見も飛び出した。
- だが、ヤクルトが連敗街道を歩き始めた頃から勝ち星がさっぱりつかなくなってくる。
- 5月の終わりごろからまたオープン戦での投球に様変わり。
- そして痛風を発症し戸田送りに。
- 結局、夏になっても調子があがることなくシーズンを4勝5敗、防御率5.99でシーズンを終えた。
- シーズン終了後、来季の契約を結ばないことが発表された。
- ところがどっこい、12月29日のサンケイ・スポーツにヤクルト、バーネットと再契約の文字が躍る。
- ヤクルトが獲得を目指していた韓国人投手、ぺ・ヨンスにメディカルチェックで問題が発見され獲得が見送られたことに起因したとのこと。
- そして1月12日、正式に再契約したことが発表された。
- 一年見た限りでは直球も150キロを超え変化球も悪くないが、自分でカウントを悪くしていき、最後は自滅するパターンが多く見られた。
- また、阪神と巨人に弱く、それ以外の3チームからは防御率2.50点以内の成績を残しているが、阪神戦と巨人戦での防御率は10点を超えている。
- 痛風もちのため、シーズン途中で稼働しなくなるのも難点。
- 別に夏男でも無かった。
- 2010年シーズンは良い所も悪い所も見受けられた。けれども首脳陣が新たな外国人をとらずバーネットと再契約したことからも上層部の彼の評価が伺える。
- 今年こそは良いバーネットさんでありますように。
- キャンプ、OP戦の序盤では先発起用かと思われたが、増渕のOP戦での結果が良かったこと、中継ぎ陣の不足、若手先発陣が下で結果を出してることもあり、中継ぎ要因で2011年シーズンを迎えることとなった。