小田桐 紫月(オダギリ シヅキ)は、YG~小さき勇者達~に登場するキャラクターである。
「俺は戦う!もうお前達の言いなりにはならない!
「あの時とは違う。俺はお前を、信用している。みんなを救ってくれ。」
登場作品:『YG~小さき勇者達~』
機体:国軍機改
概要
反国軍組織『PEACE』に所属する、銀縁眼鏡と高身長が特徴のクールな青年。
冷静だが胸の内に抱える想いは熱く、仲間想いで優しい心を持ち合わせている。
同じくPEACEに所属する笹原 桂に片思いしており、彼女を守るためにYGパイロットとして戦っている。
水上 映司のことを最初は快く思っておらず、仲間と認めていなかった。
しかし彼が世界を救う救世主であることは薄々勘付いており、毛嫌いしているわけではない。
後に映司が本気で自分達に協力しようとしてくれていることを知ると、彼と和解し共に戦うようになる。
紫月の正体は国軍とPEACEの二重スパイであり、元クローバー4の一員である。
桂の兄でありクローバー4のリーダーを務める
笹原にPEACEの情報を売る代わりに桂の命だけは保証されており、物語序盤では彼らの言いなりになっていた。
一方でPEACEのメンバーにも国軍に関する情報を提供しており、彼らを出し抜く方法を模索していた。
元々国軍に忠誠を誓っているわけではないため、映司の加入後は完全に国軍との縁を切りPEACEのメンバーとして国軍を相手に戦うようになる。
戦闘
国軍機を櫻木 一平が独自に改造した国軍機改というYGに搭乗しており、PEACEの用心棒として戦闘に参加している。
機械に強い一平が改造しただけあって他の国軍機よりスペックは高いが、あくまで量産機の改造モデルであるため抜群の性能を持つわけではない。
また、紫月自身の心の迷いや苦悩によってなかなか全力を出すことが出来ず、国軍を相手に敗走することも多かった。
紫月の戦闘技術は元々国軍のエリートチームであるクローバー4の一員だけあって決して悪くはないが、同じチームの笹原や
B-CAT達に後れを取ったり、機関のメンバーである映司と比較すると相対的に弱い部類に入る。
しかしPEACEの仲間を守りたいという強い想いを持ち、最終決戦では自分より格上のクローバー4を相手に善戦するなど実力の高さを示している。
最終更新:2016年03月08日 15:39