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夢みたあとで

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yariba

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夢みたあとで【ゆめみたあとで】



かっこよくて、優しくて、面白くて、みんなと仲がよくて、
かわいい、彼女がいて。

「げーんたっ」
「あ、次元くん。」

次元くんを見てるといつも思う

「出たなー!僕のライバル」

…僕がライバルー、遊びだって分かってるけど、ちょっと悲しい

「負けないぞー!」なんて言ってみるけど、僕は勝ってる所なんて何もない

「次元くーん、ちょっと来てー」

遠くから大きく手を振りながら叫んでる

「あ、凜だ。分かったー!」

大声で返す次元くんを見て
なんで、悲しくなるんだろ

「じゃ、いってくるね」
「うん、またね」

グラウンド、走っていく次元くんを見送りどこへ行くか迷いながら校舎へ入る。

「保健室…かな」

何かあれば保健室へ駆け込むくせ、なおさなきゃな。
弱い人間だ

「失礼しまーす…」

ガラッとドアを開け先生の事を確認、

「あれ?いないか。」

机の上には
用がある人は職員室へ
と書いてある紙。

よくあることだし、一人窓からグラウンドを覗いてみた

次元くんと凜ちゃん
仲良く話しながら大勢の人の輪の中に入り
まぜてーって言いながらジャンケンしてた。

いいなー。

「元太ー、…やらない?」

僕の存在に気付いた翼が
走って来てさそってくれた

「…僕…お腹痛いんだ、こっから見てるね」

とっさについた嘘


「そっか、しゃあねぇな!次は元太もやろーな、よし俺頑張ってくるぞー」

「うん、ありがとう、頑張って!」

翼、気付いただろうな
僕が嘘ついたの。

参加できない
顔が見れない

僕のこんな気持ちがなければ

凜ちゃんと、楽しく話せたかな…。

いつか伝えなきゃ
伝えるだけでいい
僕は、君と仲良くできたら
それでいいから

今は遠くから。

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