愛美の恋【まなみのこい】
「けんじろーっ!」
「…はいはいどうした?」
「…はいはいどうした?」
やっぱり謙二郎はあったかい
謙二郎を見かけたら私の居場所は謙二郎の胸
頭をなでてくれるあたたかい手。
謙二郎を見かけたら私の居場所は謙二郎の胸
頭をなでてくれるあたたかい手。
「さっき…愛実といた?」
「あー、あの子も愛美と一緒で積極的な子だからね」
「一緒にしないで」
「いいやつだよ?」
「…謙二郎をとるなんてマナの敵」
謙二郎が誰を好きかなんて
もうとっくに知ってる
マナは謙二郎を振り向かせる
「あー、あの子も愛美と一緒で積極的な子だからね」
「一緒にしないで」
「いいやつだよ?」
「…謙二郎をとるなんてマナの敵」
謙二郎が誰を好きかなんて
もうとっくに知ってる
マナは謙二郎を振り向かせる
「ごうきっ…あ、はぁ」
「…悪い…イク」
「まなも……」
「まなも……」
公輝とは会う度にヤってる。
いつもマナからいってるけどそれもいいよね。
いつもマナからいってるけどそれもいいよね。
「愛美はかわいいな」
「嘘、そんなの誰にでも言ってるくせに」
「そうかな?」
「嘘、そんなの誰にでも言ってるくせに」
「そうかな?」
ははってイタズラっぽく笑う公輝。
今はセフレでいいけど
いつか落としてあげる。
今はセフレでいいけど
いつか落としてあげる。
「うわ、かわいこちゃん」
「ありがと」
「愛美ちゃーん」
「なんですか?」
「ありがと」
「愛美ちゃーん」
「なんですか?」
ギュってして、おでこにキスしてくれて。
ダメだ、自然に唇を求めてる
ダメだ、自然に唇を求めてる
上手い、あはは、
なんだ、大人だ
なんだ、大人だ
「愛美ちゃん俺すき?」
「マナの事を本気で好きな人はマナも本気になる」
「がんばろっかな俺」
「マナの事を本気で好きな人はマナも本気になる」
「がんばろっかな俺」
なんかこの人は愛してくれる気がする。
マナが大人になったら、愛して、よろしく瑛士
マナが大人になったら、愛して、よろしく瑛士
「でねーこのこはね…」
「好きな人ですか?」
「ううん、マナは皆好きだもん」
「ふーん…」
「でも皆マナに対して遊びだから分かんないんだよね」
「あー…」
「好きな人ですか?」
「ううん、マナは皆好きだもん」
「ふーん…」
「でも皆マナに対して遊びだから分かんないんだよね」
「あー…」
このこ話聞いてんのかな?
「でも遊びも好きじゃなきゃできないでしょ」
…
「僕は絶対浮気しますから、」
「意外に言うね理来って」
「だって本当ですもん」
「意外に言うね理来って」
「だって本当ですもん」
理来…か、ガキのくせに結構言うね。マナがかわいがってあげるから、浮気は許さないよ理来