クロネコ【くろねこ】
「お前公輝の事好きだろ。」
「だったら何?ライバルとでも?」
「だったら何?ライバルとでも?」
エロいバカと、エロい秀才。
「…俺の方が」
「ごめん、全然興味ない。」
「ごめん、全然興味ない。」
放課後、待ち合わせの下駄箱で。
「喧嘩うってんのかよ」
「別に。買うんだったら売るけど?」
「別に。買うんだったら売るけど?」
毎日毎日喧嘩して。
「俺の方が公輝好きだから」
「だから興味ないって」
「だから興味ないって」
「…聞いて驚け。公輝は俺ん家では猫んなって」
「俺には、縛ってにゃん縛ってにゃんって強請ってくるなぁ。」
「っ、…俺だって、叩いてにゃんって言われるし!」
「あ、確かこの間カラオケでやったなぁ」
「俺も学校の屋上でやった事あるし!」
「顔にかけてって言われたなぁ」
「俺口ん中にって、」
「俺には、縛ってにゃん縛ってにゃんって強請ってくるなぁ。」
「っ、…俺だって、叩いてにゃんって言われるし!」
「あ、確かこの間カラオケでやったなぁ」
「俺も学校の屋上でやった事あるし!」
「顔にかけてって言われたなぁ」
「俺口ん中にって、」
…ふざけんなよ。
「あ…、公輝。」
「きゃー、聞いてた?恥ずかしいにゃん」
「きゃー、聞いてた?恥ずかしいにゃん」
お前らバカだ。
「恥ずかしいのは俺なんだよ!」