年長【ねんちょう】
年長組のSS集
「ん…」
その声の主は紛れもなく俺の大事な人。静かな空間から、俺とあいつの楽屋から、今あいつの目の前にいるのは俺と同期の。
お互いにぴたりとくっついては昼間から聞きたくない厭らしい音。こんな覗きは情けない、あぁここは俺の楽屋でもあるんだけどな。静かにドアを閉め、小さく息を吸った。さぁ辛くなった今の時間をどうするものか、困った。加藤さんの楽屋でも行くかな、きっと煙たそうな顔するんだろうな。
(嫉妬とかそんなんじゃなくて)
「なんでお前がいるんだよ」
折角の二人の時間に、俺がいちゃまずい。悲しいけど、分かるけど、譲る訳にはいかないんだよね、この気持ちは。
「なぁ、なんでいんの」
「いいじゃん、別に」
「そうだよ、瑛士。」
「いいじゃん、別に」
「そうだよ、瑛士。」
むっとした表情をみせると、弁当の包み紙に落書きを始めた。ふっと笑うと、こっち見んな。と一言。そら怒るよね、二人の部屋で二人の時間に、俺がいるんだもん。
「公輝、チューしよっか」
「…は?」
「…は?」
ぴたりと固まる二人。あぁ最高に面白い。くすりと笑い、部屋を出る。きっと諦められる、だって、あの人達はお互い好き同士なんだ。
(君の瞳に僕が映る事は永遠にないんだ)
大きな手に撫でられるのが好き。猫みたいだ、って笑ってくれた時に勘違いをした。
「またお前か」
「いいな、加藤さん一人部屋だから」
「いいな、加藤さん一人部屋だから」
静かな場所は好き、だけど騒がしい瑛士も好き。
「お前が来ると一人じゃなくなる」
何も言わずに横に座る。肩をくっつけ見上げるように笑うと加藤さんは腰に手を回し更に体をくっつけてくれる。幸せ過ぎてやばい、今顔赤いんだろな俺。
これ以上はお互いに求めない、加藤さんは分からないけど俺はこの関係が壊れるのが怖い。俺には瑛士がいる。
何回、あいつを抱いたんだろう。頭で今までの行為を思い返し指折り数えてみる。
「3回…か、まだ。」
ポツリと呟いた声は、横で寝ている公輝に聞こえたらしく、俺の方へ寝返りどうかした?と聞いてくる。
「公輝、今日、いいかな」
「…、いいよ。」
「…、いいよ。」
公輝とはいつもその流れのままで。あいつとは俺がいつも強引に。
「…とうま、…っ…俺の事、好き?」
「…やめた。」
「…やめた。」
そういう所、うざい。俺が好きなのは公輝の親友だし。
「斗真、」
ごめんなさい。と涙を流す公輝が、俺を苛立たせる。でも駄目なんだ、まだ悪者になるのは早すぎる。
「好きだよ、公輝。ごめんね。」
(また泣く事になると思うけど)
つ「もう少しでバレンタインだね。」
う「やっと俺が輝く日が来るか、フッ」
と「去年義理ばっかだったくせに。」
う「うるせぇ、全ては量だ。お前は楽しくないだろうな、全然貰えないから、キャハハ。」
と「やるかてめー」
つ「ごうちゃんは、どう?バレンタイン」
は「んー…俺は今年も加藤さんにあげるかな」
う「やっと俺が輝く日が来るか、フッ」
と「去年義理ばっかだったくせに。」
う「うるせぇ、全ては量だ。お前は楽しくないだろうな、全然貰えないから、キャハハ。」
と「やるかてめー」
つ「ごうちゃんは、どう?バレンタイン」
は「んー…俺は今年も加藤さんにあげるかな」
う・と「公輝ぃぃいいぃぃ。・゚・(ノ´Д`)・゚・。」
う「今年も…っつってた」
と「去年もあげてたんだね」
と「去年もあげてたんだね」
う「(´;ω;`)」
と「泣くなよ」
う「だって・・だってだってだってだって」
と「俺がいるじゃん」
う「なんて(´゜д゜`)?」
と「しめあげるぞてめー」
( は「かとさんかとさん。」
か「ん?」
は「好き」
か「・・・アホか」 )
か「ん?」
は「好き」
か「・・・アホか」 )
と「おい、したんつ」
う「ごうきいい。・゚・(ノ´Д`)・゚・。」
と「また想像で泣いてんの?」
う「・・とうまには関係ないでしょっ!」
う「ごうきいい。・゚・(ノ´Д`)・゚・。」
と「また想像で泣いてんの?」
う「・・とうまには関係ないでしょっ!」
と「・・(;ω;`)」
う「はっ、ごめん」
う「はっ、ごめん」
と「⊂⌒~⊃。Д。)⊃」
う「(´;ω;`)」
ら「可愛い羅夢を一目見ようとみんな集まってきちゃった。」
ま「どうしよ、怖いよー」
は「あれ?新しい子?」
と「わっかー」
つ「羅夢と真優香」
ら・ま「どうも☆」
え「か・・可愛い」
ら「羅夢ぅ、皆さんみたいな年上の男の子を探してたんですよ」
ま「わたしも、皆さんみたいな大人な感じ、惚れちゃうかもっ」
ま「どうしよ、怖いよー」
は「あれ?新しい子?」
と「わっかー」
つ「羅夢と真優香」
ら・ま「どうも☆」
え「か・・可愛い」
ら「羅夢ぅ、皆さんみたいな年上の男の子を探してたんですよ」
ま「わたしも、皆さんみたいな大人な感じ、惚れちゃうかもっ」
え「でへへ」
ら「公輝さん羅夢を可愛がってください!」
ま「斗真さん真優香と遊んでください!」
ま「斗真さん真優香と遊んでください!」
え「・・(´;ω;`)」
つ「よしよし」
つ「よしよし」
え「しゅーちしんっしゅーちしんっ」
と「まだ歌ってんのかアイツ」
は「えいじはつるのさんって言われて気にいっちゃったみたい」
は「えいじはつるのさんって言われて気にいっちゃったみたい」
と「バカじゃねぇのw」
は「とうま、そういうの言わないの」
は「とうま、そういうの言わないの」
と「おいシタンツ、今はあっきーなだろ」
え「サーターアンダギー(=゚ω゚=)?」
と、は「(;゚Д゚)ポカーン」
け「泣けよウエンツw」
う「・・・・・」
け「早くしろよシタンツw」
う「はっ!とうま?」
け「うぜぇよ早く泣けよwエムンツ」
う「うー(´;ω;`)」
け「あーはっはっははは⊂⌒~⊃、Д、)⊃」
は「えーいじ、やっほ」
う「あーっごうきー(*´∀`*)」
う「あーっごうきー(*´∀`*)」
け「おいエムンツ俺に挨拶は?」
う「・・・おれあの子嫌い」
は「えいじ言っちゃ駄目」
は「えいじ言っちゃ駄目」
け「・・は?おいダメンツなんつった?」
は「けんじろーもやめなよ」
う「うー(´;ω;`)」
け「おらおら泣けよww」
け「とうまさん、俺えいじさんといい感じなんすよーっ」
と「だから?」
け「ごうき君もわざわざ俺に会いにきて、本当に大変だったんすよーw」
と「ヨカツタネ」
け「?」
と「・・俺も会いに来たのに、えいじとごうきの話するなんて酷くない?可愛い可愛いけんじろーくん」
け「・・・やだなぁとうまさん(ノ∀`)ちゅーちてちゅーちて」
と「ひーっあははっはは⊂⌒~⊃。Д。)⊃」
け「・゜・(つД`)・゜・」
う「だってー(´つω;`)」
は「だから泣き虫って言われるんだよ」
う「・・・ごうきまでそんなことー、」
は「うそうそ。なぁえいじ」
う「ん?」
は「はじめまして」
う「(´;ω;`)」
は「ねーむー」
え「いつもじゃんw」
は「膝枕、えいじ」
え「・・は?」
は「だから膝枕してって」
え「俺がお前に?」
は「当たり前じゃんw」
え「いいけど後で襲わせてね」
は「・・・・。とうまー、膝枕してー。」
え「(´゜д゜`)」
a「公輝までひどい(´;ω;`)」
はむ「冗談だって泣くなって」
a「泣いてねーよ(´;ω;`)」
はむ「ほら、いいこいいこ(撫)」
a「うう…公輝ー!(ハグ)」
はむ「冗談だって泣くなって」
a「泣いてねーよ(´;ω;`)」
はむ「ほら、いいこいいこ(撫)」
a「うう…公輝ー!(ハグ)」
瑠璃「男同士抱き合ってキショww」
はむ「…( ゚ Д゚)(離)」
a「えええ公輝ー(´;ω;`)」
a「えええ公輝ー(´;ω;`)」